2016.05.01 UP
【話題の自転車女子に密着取材】週末サイクリングをとことん楽しもう!
パンツスーツで自転車通勤をする人、キュートなスポーツウェアを着てサイクリングを楽しむ人……。巷では自転車に乗っている女性が急増しています。
エクササイズになるのはもちろん、東京では電車や車を使うよりも断然便利というのが理由のよう。
そこで、自転車女子を密着取材し、その魅力に迫ります! 「何か運動をしようかな?」と思っているあなたも、ぜひ参考にしてみて。
本日密着する自転車女子はこの方!
Photo by S
岩屋春菜さん(27歳) 神奈川県 会社員
1年前、仕事の疲労がたまりやすくなり「もっと運動しなくちゃ!」と決意した岩屋さん。そのときちょうど夢中になっていた、自転車を題材にしたマンガ「弱虫ペダル」の影響を受けたのが、自転車に乗るきっかけとなりました。
「もともと、気分転換に散歩をするのが大好きだったんです。自転車のおかげで運動不足を解消できただけでなく、行動範囲が広がりました」
愛車は、イタリアのロードバイク「KUOTA KOBALT」。洋服と同じく自転車にもサイズがあり、岩屋さんは身長151cmのため選択肢が少し限られていたそう。
「ようやく見つけた運命の一台! メンズライクなカラーリングが気に入っています。マンガ『弱虫ペダル』の大好きなキャラクターと同じメーカーなのも購入の決め手でした」
サイクリング時の洋服にもこだわりが光ります。
「モンベル」の発色のよいイエローのウインドブレーカーは、見た目だけでなく安全性も◎。「コンバース」のスニーカーとニット素材のスカートでスポーティさを軽減しているのもポイントです。
「ウエアを選ぶのも楽しくて! ついつい買っちゃいます……(笑)」
自転車女子の”装備品”とは?
Photo by S
岩屋さんの持ち物はたったこれだけ。軽装にすることで、身体への負担を減らし、快適なサイクリングを実現しています。
ボトル
フタをあける手間のない自転車用ボトルを装備し、信号でちょっと止まったときでもすぐに水分補給できるように。
がま口財布
少しでも軽装にするため、財布も小さなサイズのものを選んでいます。
豆乳・チョコレート
エネルギーチャージをするときの補給食として。
「豆乳は、ヘルシーなのに腹持ちがいいんです!」
ハンドタオル
気持ちのいい汗をかいたときに。都内サイクリングなら、このサイズで十分。
文庫サイズの地図
「スマホの地図アプリよりも番地や通りの名前などが把握しやすいんです」
リップクリーム・目薬
自転車で走ると乾燥しやすいため、女子にはマストアイテム。
「日焼け止めは、出かける前にたっぷり塗るので持ち歩きませんね」
ロック
「ちょっと離れるときも必ずロックをしています。」走行中でも邪魔になりにくい、たすき掛けができるタイプ。
「今日のサイクリングコースはどうしようかな?」
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朝食代わりの豆乳を飲みながら、今日のルートを考え中……。
「多摩川サイクリングロードから、おしゃれな代官山まで行ってみようかな」
週末に都内をゆるっと走るのが習慣になっているそう。
話題の谷根千(谷中・根津・千駄木)エリアでカフェ巡りをしたり、東京タワーを見に行ったり、自由が丘の雑貨ショップに立ち寄ったり……。
運動しながら寄り道ができるのも自転車のいいところなんだとか。
「まずは”多摩川サイクリングロード”を走るぞ〜!」
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多摩川沿いに設けられているサイクリングロードから、いざ出発。都内の自転車乗りの間では”多摩サイ”と呼ばれるほど愛されている道です。
自然を肌で感じられ、さえぎるものがなく空が広く見えるため、都会にいることを忘れられます。誰とも競争せずのんびり走って、流れる景色を見ると癒されるのだとか。
「初めて自転車に乗った時は、『こんなにスピードが出るの!? ちょっと怖いなぁ……』と思いました。でも、今は自分のペースがつかめるようになって、快適です」
「う〜・・・やっぱり坂は苦手・・・」
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ようやく中目黒に到着し、代官山へと行こうとしましたが……そこには急な坂道が!! どうやら坂道は苦手なようで、思わず真剣な表情に。
自転車に乗るようになってから、身体の変化もあったのだとか。
「体力がついてきて疲れにくくなり、仕事もはかどるように。軽いギアでこいでいるから、足も太くなりませんね。逆に、以前よりもシェイプアップされたかも!?」
「代官山に到着!おしゃれなカフェはないかな?」
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ようやく坂道をこえ、おしゃれタウン代官山に。初めて訪れる街の雰囲気にワクワクしています。
1時間に1回必ず休みをとるのが岩屋さんルール。自転車を降りて、路地裏を散策……はたして素敵な休憩場所は見つかるのでしょうか?
「いい感じのカフェを発見!ちょっと休憩しよっと」
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ようやく見つけたカフェのベンチで一休み。走った後の搾りたてフルーツジュースがノドを潤します。
1人でのんびり走ることが多いそうですが、4〜5人のグループでサイクリングをすることも。
「たまたま立ち寄ったイタリアンバールのオーナーさんとスタッフさんが自転車好きで、話が大盛り上がり! それを機に、よくサイクリングに誘われるようになったんです。自転車に乗っていて一番よかったことは、友達の輪がどんどん広がっていることかな!」
「今日の思い出を撮っておこう!」
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多摩川サイクリングロードに帰還し、約20km走った達成感を味わいます。素敵な風景を見つけ、すかさず愛車をパシャリ。
「”うちの子”が世界で一番かわいい!」と岩屋さん。
週末サイクリングの思い出がこうしてまた一枚増えたと喜ぶ笑顔からも、自転車のある暮らしの楽しさが伺えます。
自転車は、単なる道具ではありません。生活を健やかにし、自由にどこまでも連れて行ってくれる最高の相棒なのです。
あなたも、明日からこぎはじめてみてはいかがでしょうか?
(トップ画像:S)
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武蔵英介(ANGIE編集部)
メディアプランナー
主にインテリア、料理など暮らし関係の記事を担当。 趣味は、インテリア、料理、自転車、海外ドラマ。 「皆さまに毎日の暮らしが楽しくなる情報をお届けいたします」