2016.11.29 UP
たった3つの質問で見つかる”本当にやりたい仕事”
がむしゃらに働いてきた人も、なんとなくここまできたという人も、30代になるとこれからのライフプランやキャリアについて考え直すことがあると思います。
今までのキャリア、これからのキャリアを考えたときに「自分がやりたい仕事はなんだったっけ?」と思ったことはありませんか? 一度立ち止まって自分のやりたい仕事について改めて考えてみるのもいいかもしれません。
今の仕事に満足していますか?
Q1.「毎朝起きたときに、仕事に行くのが楽しみですか?」
まずは、今自分が本当にやりたい仕事ができているか確認してみましょう。毎朝起きたときに仕事に行くのが楽しみでしょうがないなら、あなたはやりたい仕事ができているようです。逆に楽しくない場合は仕事に行くのが億劫で、なかなかベッドから出られないものです。
あなたが毎朝、目覚ましが鳴るよりも早く起きて、行くのが楽しみになるような仕事はどんな仕事でしょうか?
お金ではなくビジョンを追いかける
Q2.「これからの10年間で、1銭にもならなくてもやり続けたいことはどんなことですか?」
アメリカで人気のネット通販会社「ザッポス」の創業者である、トニー・シェイ。 ザッポスの高い顧客満足度には多くの企業が注目しています。そんな顧客重視の経営で成功を収めたトニー・シェイが、どんな分野の事業が儲かるかという質問を受けたときにこう答えています。
「これから10年間で、1銭にもならなくても続けられるくらい情熱を持っていることを仕事にすべきです。それこそがあなたを本当に生かす仕事です。情熱を持って仕事をしていればお金は後から付いてきます」
まずはお金ではなく、ビジョンを追いかけることが大切。あなたが熱意を持って追いかけられるビジョンはどんなことでしょうか? 1銭にもならなくてもやり続けたい仕事こそあなたの本当にやりたい仕事かもしれません。
憧れの人の共通点から見えてくるもの
Q3.「あなたが憧れている人、尊敬している人はどんな人ですか?」
やりたい仕事がどんな仕事かわからないのは、自分の本当に求めているものがわかっていないからかもしれません。どんな仕事、働き方、生き方、価値観に自分は共感できるのか、突然言われてもなかなかイメージできないと思います。
自分の求めるものがよくわからないという方は、次のワークを試してみてください。
1.会社の上司や友人などの身近な人でも有名人でもいいので、あなたが憧れている人、尊敬している人をリストアップします。
2.1でリストアップした人たちのどんな考え方や行動に憧れ、すごいと思っているのか書き出します。
2で出てきたキーワードがあなたが潜在的に求めているものです。好きなものや惹かれるものから、自分でも気づいていなかった好みや憧れがわかることも。自分が求めている生き方や仕事のイメージがはっきりしてきたら、それが実現できる仕事や働き方を考えてみましょう。
質問まとめ
Q1.「毎朝起きたときに、仕事に行くのが楽しみですか?」
Q2.「これからの10年間で、1銭にもならなくてもやり続けたいことはどんなことですか?」
Q3.「あなたが憧れている人、尊敬している人はどんな人ですか?」
本当にやりたいこと、やりたい仕事は見つかりそうでしょうか? やりたい仕事は1つとは限りませんし、時間が経てば変わるかもしれません。今後のキャリアについて考える前に、もう一度自分のやりたいことについてじっくり考え直す機会を持ってみてはいかがでしょうか。
参考文献 『賢者の言葉』ビッグピクチャーズ(監修) ダイヤモンド社
nana
ライター