2015.07.18 UP
フランスの常備菜「ラタトゥイユ」で楽して毎日野菜を食べよう!
暑くて料理をする気になれないときや、仕事が遅くなった日には、作り置きのおかずがあると心強いですよね。
さらにお料理のアレンジが効くものなら、毎日食べても飽きません!
旬の夏野菜をふんだんに使った、フランスの煮込み料理「ラタトゥイユ」のレシピと、簡単アレンジ方法をご紹介します。
温めても冷やしてもおいしく食べられるので、お弁当にも最適ですよ。
美肌を作る夏野菜、加熱すると効果倍増!?
ビタミンCたっぷりのパプリカにズッキーニ。
エイジングケア効果のあるナス。健康にも美容にもおすすめなトマトなど……。
ラタトゥイユには美肌を作るお野菜がたっぷりなんです!
トマトやパプリカは生のままサラダにしても美味しいけれど、加熱するとさらに美肌効果がアップするんです!
トマトやパプリカ、ズッキーニに含まれる、肌や髪をきれいに保つ「β(ベータ)カロテン」は、油と一緒に加熱することで体内への吸収が高まります。
トマトに含まれる、美肌や美白などに効く成分「リコピン」は油に溶けやすい性質。
オリーブオイルで煮込むラタトゥイユやトマトソースなら、より効果的にリコピンを摂取できますね!
「ラタトゥイユ」のレシピ
【材料】(2〜3人分)
ニンニク……ひとかけ
玉ねぎ(中)……1コ
ズッキーニ(中)……1本
ナス(中)……2本
パプリカ(中)……1コ
トマト(中)……2コ
EVオリーブオイル……大さじ3
エルブ・ド・プロバンス……小さじ2
白ワイン……グラス1/2杯
海塩・黒胡椒……適宜
※エルブ・ド・プロバンスは、タイムやバジル、ローズマリーなどがブレンドされた南仏のハーブミックス。スーパーなどで手に入りますよ!
塩・コショウをした魚や肉に振りかけて焼いたり、サラダにかけたり、パスタソースに加えたり、ひとつ持っておくと重宝するハーブです。
【作り方】
大きめの鍋にオリーブオイルとみじん切りにしたニンニクを入れて、弱火にかけます。
1cm角に切った玉ねぎ、ズッキーニ、ナス、パプリカを順番に投入し、木べらで炒めます。
オイルによく馴染んだら、ダイス状にカットしたトマト、エルブ・ド・プロバンス、白ワインを入れひと混ぜして、10〜15分ほど煮込みます。
海塩(小さじ2程度)、黒胡椒をして全体を混ぜ合わせたら出来上がり!
「ラタトゥイユ」の簡単アレンジレシピ
一度にたくさん作っておけば、3〜4日は冷蔵庫で保存可能です。
ひんやり冷やしたラタトゥイユは、温かいときとは一味違ったおいしさを楽しめます!
肉や魚料理の付け合わせとしても重宝しますよ。
【おつまみ編】
冷やしたラタトゥイユは角切りにしたクリームチーズと合わせれば、白ワインによく合うおつまみに。
【アレンジ編】
パスタに絡めて夏野菜のパスタに。こちらは温製・冷製どちらでも◎。
温製なら太めのタリアテッレ、冷して食べる場合は、喉ごしのよいカッペリーニがおすすめ!
仕上げにEVオリーブオイルを少しかけると、コクがアップしますよ。
【アレンジ編2】
冷たいラタトゥイユを麺つゆと割って、そうめんや冷麦のつゆ代わりに。
一味唐辛子を振って、ピリ辛に仕上げても◎。いつものそうめんに食べ飽きたときに、ぜひお試しください。
常備菜があると、毎日の献立作りも楽チンです!
野菜不足解消にもなりそうなラタトゥイユ、ぜひ試してみてくださいね。
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鈴木 香穂里
ライター/編集者/パティシエ/レシピクリエイター