2016.08.18 UP
フライパンサイズのBIGな”ピザ餃子”って?【餃子女子必見】
「餃子は中華屋で食べるもの」「ビールのつまみに頼むもの」という枠を超え、餃子をつまみにカクテルやワインを飲む“餃子女子”が急増中!
餃子が主役の「餃子バー」なるお店が続々とオープンしているほどなんです。私もそんな餃子女子の一人。
そこで今回は餃子女子を代表して、お酒にもぴったりでホームパーティでつくれば盛り上がること間違いなしの、まるで「ピザ」!? なインパクト大の餃子レシピを紹介します!
フライパンサイズ!超BIG「ピザ級餃子」の作り方
Photo by Otonaka Sara
春巻きの皮を使って餃子の具材を包んでフライパンで焼けば、超BIGな餃子の完成! ピザのようにカットして食べます。
ビールはもちろんですが、今の時季ならキンキンに冷やしたロゼもおすすめ。肉汁がジューシーでしっかり味の餃子に、キリッとしたロゼが意外と相性抜群なんです。
【材料】(6人前)
春巻きの皮・・・4枚
にら・・・8束
レタス・・・3枚
豚ひき肉・・・400g
しょうがチューブ・・・小さじ2
塩・・・小さじ1/4
胡椒・・・小さじ1/4
水溶き片栗粉・・・水大さじ1、片栗粉大さじ1でつくる
ごま油・・・大さじ5
黒酢、ラー油・・・適宜
【作り方】
1.にら、レタスは粗みじん切りにします。
一般的には「キャベツ」を使いますが、今回は今がシーズンで安く手に入りやすい「レタス」を使用! みずみずしいので餃子に入れるとジューシーに仕上がります。葉が柔らかいので、塩もみをせずにそのまま使える点もおすすめポイント。
Photo by Otonaka Sara
2.豚ひき肉を厚手のビニール袋に入れ、塩・胡椒をしてよくもみこみ、1、しょうがを加えて粘り気が出るまでさらにしっかりもみ、全体を均一に混ぜます。
ビニールを使用することで洗い物が減って片付けが楽に! 薄いと破れやすいので、厚手のタイプがおすすめです。また、こぶしでたたきながらもむと袋が破れにくく、効率的にもめますよ。
Photo by Otonaka Sara
3.春巻きの皮2枚を重ねたまま平らな場所に置き、2を丸くのせ、角を内側に折り込みます。
Photo by Otonaka Sara
4.さらにもう2枚の春巻きの皮の4辺に水溶き片栗粉を塗り、3で折り込んだ皮の部分に4辺を合わせるようにしてのせます。
Photo by Otonaka Sara
その後、手で丸く形を整えます。
5.フライパンにごま油をしき熱したら、4で包んだ皮から中火で蓋をして10分焼き、きつね色に焼けたら裏返してさらに蓋をして5~10分ほど焼きます。
裏返すときに油がはねやすいので気をつけましょう。フライパン返しを2つ使ってお好み焼きをひっくり返すイメージで裏返します。フライパン返しが2つない場合は、へらなどを活用しましょう。
皿に盛って、切り分けます。黒酢とラー油でさっぱりといただくのがおすすめですよ!
変わり種具材 ほうれん草カレー餃子
Photo by Otonaka Sara
餃子に次いで夏に食べたくなる料理、カレーと餃子の最強コラボ! 今回はほうれん草を使った色鮮やかなカレー餃子を紹介します。
基本の餃子よりも味がしっかりしているので、春巻きの皮は基本の餃子よりも2枚少なめにして、一回り小さめのサイズでも十分ボリューム感がありますよ。
カレーは2回分まとめてつくってストックしておけば、次につくるときは包むだけなので楽。
もちろん、ごはんにかけたりナンにつけたりして食べても◎。
【材料】(4~5人分/カレーは2回分の材料)
ほうれん草・・・5束
玉ねぎ・・・1/2玉
トマト・・・1個
オリーブオイル・・・大さじ3
にんにくすりおろし(チューブでもOK)・・・大さじ1
合いびき肉・・・200g
カレー粉・・・大さじ2
水・・・100ml
ヨーグルト・・・大さじ2
醤油・・・大さじ1
塩・・・少々
春巻きの皮・・・2枚
水溶き片栗粉・・・大さじ2(水大さじ1、片栗粉大さじ1)
ライム・・・適宜
【ほうれん草カレーの作り方】
1.ほうれん草はゆでて、ゆで汁を少し残しておき、フードプロセッサーなどで攪拌してピューレ状にします。混ざりにくい場合は、ゆで汁を少し入れると攪拌しやすいですよ。
2.玉ねぎはみじん切りに、トマトは1cm四方の角切りにします。
3.フライパンにオリーブオイル大さじ1を熱し、弱火でにんにくを炒め、香りが立ったら玉ねぎ、水大さじ3(分量外)を加えて飴色になるまで炒めます。
4.カレー粉大さじ1を加えて香りが立つまで炒めたら、中火にしてトマトを加え、つぶしながら全体がなじむようによく炒め、合いびき肉を加えて全体を混ぜながら炒め合わせたら、水を加え煮ます。
5.水分が減ってきたら1を入れて全体を混ぜ合わせます。その後、ヨーグルト、残りのカレー粉を加え全体をさらによく混ぜます。
6.仕上げに醤油を鍋肌から加えて全体を素早く混ぜ合わせます。塩で味を調えたら完成です。
【餃子の作り方】
Photo by Otonaka Sara
1.カレーの粗熱を冷まし、春巻きの皮を2枚重ねた上にカレーをのせます。
Photo by Otonaka Sara
2.春巻きの皮の4辺に水溶き片栗粉を塗って角を真ん中に折り込んで包みます。
3.フライパンにオリーブオイル大さじ2(分量外)を熱し、包んだ皮の折り目を下にして入れて、中火でこんがりと焼き目がつけくまで焼き、ひっくり返して同じようにこんがり焼き目がつけくまで焼きます。
カレーはすでに火が通っているので、少ない油でさっと焼き目をつけるだけでOK!
Photo by Otonaka Sara
基本の餃子と同じように切り分けましょう。カレーの味がしっかりしているので何もつけずにいただけます。お好みでライムを絞ってもさっぱりして◎。エスニック感も増しますよ。
パリッとした皮と濃厚なカレーがたまらないおいしさ! ビールやハイボールにはもちろん、ミントがさわやかなモヒートともぴったりで、餃子女子におすすめです。
普通の餃子に飽きた「餃子女子」も満足すること間違いなし。ホームパーティにもぴったりですよ。
(トップ画像:Otonaka Sara)
音仲 紗良
フードコーディネーター&スタイリスト/エディター&ライター