ライフスタイル

2016.08.19 UP

築40年に見えない!人気DIYショップスタッフのリノベ術【キッチン編】

DIYグッズや内装建材を扱う人気ウェブショップ「toolbox」スタッフ・竹沢さんのお宅におじゃまし、”最愛ルーム”のつくり方のアイデアを探るこの企画。

前回は、築40年以上の古い和室を壁から床まですべてリノベーション&DIYし、自分好みにつくり上げた寝室スペースを紹介しました。見逃している方は、こちらの記事をどうぞ。

今回は、ダイニング・キッチンスペースなどの空間を拝見していきます。

あなたの部屋でもマネできそうなテクを見つけてみてくださいね。

竹沢さんのように、部屋をお気に入りに囲まれた空間にすれば、日々の疲れも吹き飛ぶはずですよ!

 

実はこんなに古い部屋でした!

Photo by toolbox

この写真は、改装前の部屋。築40年以上も経っているのに、一度もリフォームされていなかったのだとか!

 

Photo by toolbox

「もちろん、キッチンも交換されていませんでした。普通は女性ならひいてしまうくらいの古さでしたが、水まわりは大家さん負担で交換してもらえるとのことでしたし、どこをどう改装しようか考えるうちにみるみるやる気が湧いて、内覧の日に即決しちゃいました」(竹沢さん)

賃貸だけど原状回復しなくてOKと、まさに竹沢さんが探し求めていた物件だったのだとか。

解体作業や塗装、床張りなど自ら施工できるところは参加し、自社のDIYサポートサービスを利用しつつ、2ヶ月かけて完成。

この空間をどのようなインテリアに仕上げたのか、さっそく見ていきましょう。

 

DIYビギナーでも手軽に挑戦できる【ダイニングテーブル】

Photo by 武蔵英介

寝室とひとつながりになっているダイニングスペース。

壁から天井まですべて白くペイントし、畳を取り払ってオークのフローリング材を敷き詰めた空間は、あの和室と同じ部屋とは思えない仕上がりです!

 

Photo by 武蔵英介

フローリング材の余りで作った天板に、2×4材の脚をソーホースブラケットでつけたダイニングテーブルは友人からのプレゼント。BRIWAXを使用し、自分好みの色と風合いに仕上げたのがポイントです。

「ダイニングテーブルは天板だけで販売しているものを利用すれば、ゼロから作らなくていいのでDIYビギナーさんでも簡単に作れるはず。手持ちのテーブルを生かしたいなら、天板の縁や脚の先だけ好みの色にペイントしてリメイクしても。アクセントになって、イメージチェンジになりますよ」(竹沢さん)

木のぬくもりがあるキッチンに一新

Photo by 武蔵英介

40年以上も使われてきたキッチンはすべて解体し、家具屋にオーダーした古材のワークトップを職人さんにつけてもらいました。シンク上下をオープン収納にすることで、わずか3畳のスペースでも圧迫感なし。

「キッチンスペースの壁は自分でペイントしました。水回り設備の取り替えなど、作業が難しい部分は無理せずプロに頼むのがセルフリノベのポイントです。また、賃貸の方はシンク下の収納扉を替えるだけでもガラリとイメージチェンジできますよ」(竹沢さん)

Photo by 武蔵英介

味のあるワークトップと自分で張った白いタイルのコントラストが◎。

ポータブルタイプのIHヒーターをチョイスし、調理スペースをすっきりとした印象に。

Photo by 武蔵英介

シンク下の収納箱にはキャスターをつけ、取り出しやすいようにしています。

たったこれだけのDIYで、使い勝手がグンとアップしますよ!

 

部屋作りの軸となったミシン台

Photo by 武蔵英介

お祖母様から譲り受けたミシン台をベースにした洗面台を、寝室スペースの一角に設置。

「このミシン台の風合いを生かせるように部屋作りをしました。まず軸となるお気に入りの家具を1点見つけて、それにマッチする雰囲気のアイテムをどんどん取り入れていくと、自分好みのインテリアに仕上げやすいですよ」(竹沢さん)

Photo by 武蔵英介

ミシン台のクラシカルな雰囲気と合わせて、蛇口、歯ブラシスタンドは真鍮製をチョイス。

Photo by 武蔵英介

居室の壁のほとんどを白く塗装したため、洗面台コーナーの壁のみ麻素材の壁紙を貼ってアクセントにして。

「張ってはがせる施工道具セットを使えば、賃貸でも気軽に壁紙を張れますよ。また、突っ張りウォールキットを使って、壁を収納スペースに変身させるのもおすすめ。ビギナーの方は、狭いスペースの壁からチャレンジしてみては?」(竹沢さん)

 

手持ちの家具にペイントしてみたり、狭いスペースの壁にお気に入りの柄の壁紙を貼ったり……。ちょっとした変化が、あなたの毎日を楽しくしてくれるはず!

次の休日に、あなたもDIYにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

竹沢さんが働くお店はこちら

「toolbox」

Photo by toolbox

「自分の空間を編集していくための道具箱」をコンセプトに、DIYの素材から建材、住宅設備までそろえるウェブショップ。

100年以上アメリカの工場で使われたフローリング材、ヴィンテージ感漂うテーブル用の鉄脚、鈍い光を放つ真鍮製の把手など……。味のある個性的なアイテムがセレクトがされているから、既製品では好みのものが見つからないという方におすすめです。

部屋作りの”幅”が広がるように、施工方法や施工事例が紹介されているのもうれしいポイント。

Photo by toolbox

東京・原宿には500点以上の商品が展示されたショールームもあります。質感やディテールなど、ウェブショップに載っている商品の特徴を実際にチェックできるのが◎。

 

toolbox

住所 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-61-8 NK-5ビル 1F

電話番号 03-6438-0653

営業時間 平日 11:00〜19:00 土曜日 13:00〜17:00

定休日 日曜、祝日

 

 

(トップ画像:武蔵英介)

武蔵英介(ANGIE編集部)

武蔵英介(ANGIE編集部)

メディアプランナー

≫このライターの記事を読む

主にインテリア、料理など暮らし関係の記事を担当。 趣味は、インテリア、料理、自転車、海外ドラマ。 「皆さまに毎日の暮らしが楽しくなる情報をお届けいたします」

Related 関連記事