2015.11.27 UP
おっぱいが垂れる!絶対ダメな7つの習慣
「加齢とともに、おっぱいが小さくなってきた」「胸まわりのお肉がそげて貧相になってきた」など、20代後半からおっぱいの変化に悩む人は多いのでは。
プロボディデザイナーとして女性の骨格や筋肉に触れ、オールハンド施術による美を追求してきた益本香織さんは「30代以降の女性の多くが『加齢だから仕方ない』と言っておっぱいを放置している」と言います。
「誰もが“ふわふわのやわらかいおっぱい”を取り戻せる!」と現在はおっぱいコンサルタントとして、講演やプライベートコンサルティング、施術を行っている益本さんに、おっぱいが垂れてしまうメカニズムと“垂れ乳”をもたらす生活習慣について訊いてきました。
30代から始まるおっぱいの悩みとは?
30代以降のおっぱいの悩みは「そげて、垂れて、離れる」こと。これは女性ホルモンの低下と、つんと上を向いたおっぱいを支えるクーパー靭帯が伸びたり、切れたりしてしまうことに原因があるのだそう。
「クーパー靭帯は、運動やブラジャーのサイズが合わずに胸が揺れ動いてしまうなど、日常生活での上下運動で少しずつ伸びて、切れてしまいます。
また、妊娠・出産・授乳では、ホルモンの作用で乳腺が発達し、通常時と2サイズほどの差が生まれます。授乳期は日々張ったりしぼんだりを繰り返すうちに、卒乳後には乳腺の萎縮とともに皮膚の張りがなくなり、結果として小さくしぼんで垂れるという悲しい結果に……。
加齢や出産による変化は免れられないものの、放置していてもおっぱいは無くなっていくばかり。まずは、おっぱいにとって悪い生活習慣を確認し、自分のおっぱいライフを振り返ってみましょう」
おっぱいが垂れるNG習慣とは?
1. おっぱいを上下に揺らす「激しい運動」
マラソンやなわとび、トランポリンなど、おっぱいが激しく揺れる運動はNG!
「おっぱいのことを考えるなら、ジャンプの多い運動は控えることをオススメします。『めいっぱい体を動かす運動が大好き』という方は、おっぱいが揺れないようしっかり固定できるスポーツ用ブラジャーを着用してください。
サイズの合わないブラジャーや、ブラトップなどの固定感の弱いものを着用したまま動いてしまうと、クーパー靭帯はどんどん伸びて、切れてしまうので注意してくださいね」
2. 無理な「ダイエット」
おっぱいのみならず、体に良くないのが無理なダイエット。
「極端な食事制限などで体が飢餓状態と認識すると、生命を維持する機能以外の働きに影響が出ることがあります。女性ホルモンが乱れ、おっぱいへの栄養は『生きる上で優先順位が低い』と判断され、いち早く回らなくなるので、おっぱいはどんどん小さくなってしまう場合があります。
ダイエット中でもバランスよく食べるのは必須。体は食べたものでできているのを忘れてはいけませんよ」
3. 締めつけの強い「ブラジャー」
大きくてゆるいブラジャーもダメですが、締めつけの強い小さめなブラジャーも、おっぱいには悪影響です。
「日本人の2人に1人は、本来のサイズより小さいブラジャーをつけていると言われています。ブラジャーがきついとおっぱいの皮膚が締めつけられ、コリが発生して硬くなるので、結果としておっぱい本来のやわらかなふわふわ感が無くなってしまいます。
ブラジャーを買うときは絶対に試着すること。自分のサイズが分かっていても、メーカーによって合う合わないがありますので、店員さんに見てもらいサイズがぴったりしたものを買いましょう」
4. おっぱいを硬くする強すぎる「マッサージ」
強すぎるマッサージは、皮膚や乳腺を痛めて逆効果なことも……。
「おっぱいコンサルタントをしていると、真面目な方であるほど、一生懸命マッサージをしています。でも、痛みを感じるような強いマッサージは、皮膚や乳腺を痛めて、下垂の原因となり、おっぱいにとっても悪影響。
あくまでも自分が気持ちいいと感じるマッサージにとどめましょう」
5. おっぱいを萎ませる「猫背」
猫背もおっぱいを突っ張らせ、皮膚を硬くする一因なのだとか。
「猫背で肩がこると、胸骨の後方にある胸腺、胸のこりにつながり、血行不良に。おっぱいが冷たく、硬くなりやすく、全身にも悪影響。おっぱいのあたたかさ、やわらかさが無くなってしまいます」
6. おっぱいを潰す「うつぶせ」
ふわふわおっぱいを潰すうつぶせには要注意。
「胸部を圧迫する寝方は血行不良、おっぱいの形の崩れの原因に。眠るときはあおむけがベスト。おっぱいが大きくて、体の側面に流れ落ちてしまう方は、しめつけのないナイトブラの着用で形崩れを予防するのもオススメです」
ANGIEおすすめのナイトブラランキングを見たい方は、こちらの記事もどうぞ!
関連記事:ナイトブラおすすめ人気ランキング!21商品の効果を体験比較
7. おっぱいをケアしない「放置」
加齢にはどうせ抗えない、と言って垂れたおっぱいを放置しておくのが一番ダメ! と益本さん。
「おっぱいは女性ホルモンが見た目に出る唯一の部位。無視されると、グレて拗ねてたるんでしまいます。1日に1回は鏡で自分のおっぱいを見てやさしく触れ愛してあげることが大切。
女性ホルモンを刺激するために、乳首を触ってあげることも大事ですよ」
昔のサイズのままブラジャーをつけていた! 自分のおっぱいに久しく触れていなかった! なんて人は、ドキッとしたのでは。
今後ANGIEでは、間違えないブラ選びのコツ、自宅でできる簡単マッサージについても発信していきます。
かつての“やわらか&あったかおっぱい”を取り戻すべく、今日から自分のおっぱいを見直してみてください。
プロボディデザイナー ・アフェクティブバストセラピスト。パートナーに選ばれ続ける愛されボディづくりの専門家。
女性らしい曲線美とやわらかな質感をオールハンドでうみだし、愛される大人の女性のボディつくりを応援。
関連記事
胸を大きくするバストアップ方法|大きくなるには理由があった!
rumi
ライター・編集者