2016.05.21 UP
【仕事が疲れる・・・】もう働きたくない!ってときにモチベーションを上げる方法
五月病にかかる人も増えるこの時季。体調を崩すとまでいかなくとも「なんだかやる気が出ないな〜」という日は、誰にでもあるのではないでしょうか。
だからといって休むわけにはいかないのが社会人というもの! そこで今回は、いつも元気な彼や彼女が、どうやってモチベーションを保っているのかリサーチしました。
お話を伺ったのは、毎日笑顔で仕事を楽しんでいるイメージのある美容師さん。「一緒にいるだけで元気にしてくれる!」とANGIE編集部でも評判の「air&LOVEST」3名のスタイリストの方々にご協力いただきました。
写真左から、美容師歴12年air-GINZA榛葉(しんば)さん、美容師歴6年LOVEST青山みち子さん、美容師歴10年LOVEST銀座渋尾さん
ハードワーク・・・毎日「やる気」スイッチをONにするには?
美容師といえば、拘束時間が長くて立ちっぱなし。実際にみなさんに美容師のつらい部分を質問したところ、全員が「体力勝負なところ」と回答しました。ハードな仕事にも関わらず、いつもやる気スイッチON状態で働けるのはどうしてなのでしょうか?
渋尾さん「無理にテンションを上げようとはしないこと、ですかね(笑)。人間なのでやる気が出ない日ももちろんありますが、朝起きるのがツライな〜と思いつつも、とにかく仕事場には行く」
榛葉さん「そうそう。まずは無理しないことが大事ですよね。今日は少ししんどいな、っていう気持ちを、まずは自分自身が受け入れることが大事」
みち子さん「女性も男性と同じように動くので、体力的につらいと思うこともあるのですが、とにかくサロンに来て、お客さまやスタッフと話している間に、いつのまにか気持ちが上がっているような気がします」
渋尾さん「あと僕は、やりたくないことや嫌なことがあるときは、考えないようにします。とにかく目の前のことを一生懸命やるんです。簡単に言うと、『バカになれ!』って感じです(笑)」
テンション落ちを予防するには「考える前に行動する」
つらくても働かなければならないとき、みなさんが共通して対策しているのが、「気持ちより先に体を動かす」というものでした。榛葉さんによると、「体を先に動かすことで、気持ちは後からついてきます!」とのこと。
また、元気がない日はつい、“誰も話しかけないでオーラ”を出して他人を遠ざけたくなりますが、みち子さんのように、しんどいときこそ人と話すのもおすすめ。「先に笑顔をつくることで脳は楽しいと勘違いする」というのは有名な話ですよね!
そしてみち子さんが女性におすすめしてくれたのが、「メイクやヘアアレンジを変えてみる」こと。いつものマスカラをカラーマスカラにしたり、可愛いヘアアクセをプラスしたりといった少しの工夫で、女性は気分がアガるもの。
憂鬱な日こそオシャレを楽しむなんて素敵ですね!
忙しい美容師さんたちのリフレッシュ法
毎日元気に仕事をするためには、リフレッシュも大事! ということで、みなさんがどんな方法で息抜きをしているのか教えてもらいました。
渋尾さん「僕はアニメが好きなので、家でDVD鑑賞とか、一人になることが息抜きになります。美容師ってあまり自由な時間がない仕事ですけど、その合間を縫って音楽作ったり、DJやったりと多趣味な人が多いです」
榛葉さん「僕は“飲んだくれる”こと(笑)。お酒飲んで、喋ってストレス発散派です。飲みすぎてぶっ倒れたことも何度かあります……」
みち子さん「私も同期とか友達とかとご飯を食べに行って、おしゃべりすることが息抜きになります。あとは銭湯や岩盤浴でゆっくりすると、心も身体もリフレッシュしますね」
いつもキラキラと輝いて見える美容師さんも、元気が出ない日はある! 人生は楽しいときばかりじゃないんです!
無理にテンションを上げようとするのではなく、日々揺らぐ気持ちと上手に付き合っていくことが、人生を上手に生き抜くコツなのかもしれません。
※取材協力: air-GINZA、LOVEST銀座 by air、LOVEST青山 by air
Photo by GOTA
大西 マリコ
美容ライター/西洋占星術家