2020.11.20 UP
11/23は勤労感謝の日!夫婦関係を良くする「感謝の伝え方」とは?
11月23日は、勤労感謝の日。
会社員として働くこともそうですが、見過ごされがちな労働の1つといえるのが、家事労働です。
特に家族がいて家事をしている方や子育て中の方の負担は大きく、より「労わって欲しい」気持ちも強いかもしれません。
もし普段パートナーに家事や子育てを任せきりなら、勤労感謝の日は「感謝の気持ち」を伝える絶好の機会です。
感謝の気持ちで、夫婦関係が良好に……!?
みんなのマーケット株式会社がインターネット商店街「くらしのマーケット」会員の既婚男女を対象に行った調査を見てみましょう。
同調査では、日ごろからパートナーに感謝をされていると感じている夫婦ほど「夫婦仲は非常に良い」と答えており、夫婦関係が良好であることがわかりました。
図のように、パートナーから「十分に感謝されている」と答えた人の61.4%が「夫婦仲は非常に良い」と回答。「どちらかと言えば良い」(20.8%)と合わせると、全体の8割が「夫婦仲が良い」と答えていることがわかります。
一方、「パートナーからの感謝を全く感じない」と答えた人のうち「夫婦仲が非常に良い」と回答した人はなんと0%。
「非常に悪い」(22.9%)「どちらかといえば悪い」(11.4%)を合わせると、3割強が「夫婦仲が悪い」と感じていることが判明しました。
感謝の気持ちをきちんと伝えることこそが、夫婦仲を良好に保つ秘訣だと言えそうです。
男性が示す感謝はわかりにくい?
続けて「パートナーに感謝を示しているか」という質問に対しては、男性・女性ともに7~8割が「十分示している」「示しているが足りていない」と回答。
多くの人が、自分なりに何らかのかたちで感謝を示しているようです。
一方、「パートナーから感謝されていると感じているか」という質問には、男性の約半数が「十分されている」と回答。
「されているが足りない」も合わせると、男性の約7割が感謝を感じていることになります。
ところが女性は「十分されている」が33.0%、「されているが足りていない」が19.0%と、約半数しか「感謝されている」という実感を持てていません。
どうやら男性の感謝の表現は女性にとってわかりにくく、伝わりにくいのかもしれません。
きちんと伝わる&喜んでもらえる「感謝の伝え方」
アンケートでは「パートナーからの感謝の示され方として、最も嬉しいものは」という質問もしています。
男女ともに最も嬉しいのは「言葉や手紙」と共通していましたが、続く2番目に多い回答結果では、男女間で大きな隔たりがありました。
女性の場合、2番目に多い回答は「時間」(家事を代わるなど)で17.0%でしたが、男性はわずか4.9%という結果に。
女性は、言葉や手紙はもちろん、何もしなくていい時間、自由に過ごせる時間、一人になれる時間など「時間のプレゼント」をもらうのも嬉しいものなのです。
家事・育児は休むヒマなし!ときには「時間」をプレゼントしてもらうのも◎
定期的な休日や休憩時間がある会社での仕事に対し、家事・育児では休みたいときに休むのは難しいのが実情です。
特に育児は子どもの機嫌や体調に振り回されることも多く、24時間365日フル稼働。
子どもが小さいと落ち着いて買い物もできず、美容院に行ったり一人で物思いにふけったりという時間を取ることさえ難しいこともあります。
だからこそ、もしパートナーに家事や育児を任せきりだったり、いまいち感謝が伝わっていないようだと感じる方は、「時間」をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
例えば、家事代行を頼んで「今日は、一人で(または友人と)ゆっくりしておいで」と送り出してあげるのもそのひとつ。
実際に、私の知人は家事代行を使ったあと、「とても良かった!」「定期的に使いたい」と絶賛していました。
逆に、ときにはパートナーにそういった時間のプレゼントをお願いしてみるのもいいでしょう。
大切な家族に「感謝」をきちんと伝えよう
いつでもそばにいる身近な家族には「感謝」を伝えるのが疎かになりがち、という人は多いかもしれません。
けれど、家族としてお互いに気持ちよく過ごせるいい関係を続けていくには、小さなことにも「ありがとう」を伝えることがとても大切。
なかなか「ありがとう」を伝えるきっかけがない、またはその気持ちが伝わっていないと感じる人は、「感謝」が伝わるプレゼントを考えてみましょう。
「伝えているつもり」ではなく、「ちゃんと伝わる」プレゼントを贈れば、もっと相手と仲良くなれるはずです。
参考:くらしのマーケット