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2016.02.03 UP

リッチな濃厚ココア簡単に出来る!フランス発「ショコラ・ショー」

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冬場は温かい飲み物がより一層おいしく感じますよね。紅茶やコーヒーもいいけれど、たまには趣を変えて、リッチな濃厚ココア「ショコラ・ショー」を作ってみませんか?

フランスの定番ドリンクであるショコラ・ショーは、特に冬場は好まれる飲み物です。牛乳にビターチョコレートを溶かすだけという手軽さなので、家でも気軽に作ることができますよ。

今回ご紹介するのは、本場の「サロン・ド・テ」をお手本にしたリッチでクリーミーな口当たりのショコラ・ショーレシピです。

本場のサロン・ド・テ(紅茶とケーキがメインのカフェ)や「ショコラティエ(チョコレート専門店)」に負けない贅沢なショコラ・ショーで、休日のティータイムを楽しみましょう。

 

ココアとどう違う?フランスの「ショコラ・ショー」

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フランス人の間でも、ちょっぴり曖昧なココアとショコラ・ショー。基本的にココアパウダーと砂糖を溶かしたものがココア、そしてココアにチョコレートを加えて作るものがショコラ・ショーです。フランスの一般的なカフェでは、ショコラ・ショーとメニューに書いてあっても、普通のココアが供されることも!

ガトーショコラのように濃厚な口当たりのものを味わうには、サロン・ド・テやショコラティエへ出かけるのが良さそうです。ショコラ・ショーでガッカリしないためにも、フランス旅行を予定している方はぜひ覚えておいてくださいね。

 

ショコラ・ショーの作り方

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ビターチョコの原料「カカオマス」には、エイジングケアや紫外線からの肌ダメージを防ぐなど、優れた美容効果が知られています。それにビターチョコは太りにくいスイーツでもあるんです!

素材の味がストレートに出るため、ビターチョコは『富澤商店』や『Cuoca(クオカ)』などの製菓・製パン材料店でフランス産やベルギー産のものを使うと、より本場の味に近づきますよ。まずはコンビニのビターチョコで気軽に作ってみるのも、もちろんOKです。

 

【材料】(1人分)

ビターチョコレート(カカオ分50〜60%)・・・30g

牛乳・・・150〜200cc

【作り方】

手鍋に、包丁で粗く刻んだビターチョコレートと牛乳を入れて4〜5分弱火にかけます。スプーンで混ぜながら、沸騰させないようにチョコレートを溶かしましょう。チョコが完全に溶けて、フツフツしてきたらできあがり。

 

ナッツにレモン、美容食材でパワーアップ!

そのままでも十分美味しいショコラ・ショーですが、美容食材を組み合わせて楽しむのもおすすめです。

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Photo by sweetsholic:バナナのショコラ・ショー

わたしは現在フランスで暮らしているのですが、ご近所の「Bapz」というサロン・ド・テには、なんと25種類ものショコラショーがあります。

バナナ、ショウガ、アーモンドなどの美容食材から、キャラメルにマシュマロといった乙女心をくすぐるトッピングまでずらり!

 

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Photo by sweetsholic:レモンと松の実入りのショコラ・ショー

記事の執筆にあたり、美肌を作るビタミンCたっぷりのレモンと、美白・血液サラサラ・眼精疲労などに良いとされる松の実入りショコラ・ショーを飲んでみましたが、これなら家でもマネできそう!

お店の方にレシピを聞いてみたところ「通常のショコラショーにすりおろしたレモンの皮を混ぜ込み、松の実とレモンの皮をトッピングするだけ」とのことです。

ナッツの歯ごたえが加わり、ドリンクながらお腹にたまります。松の実以外にも、お肌の老化を防ぐアーモンドや良質なオイルたっぷりのマカデミアナッツなど好みのナッツをトッピングしても良さそう。レモンは有機栽培のものを使うようにすれば完璧ですね。

 

休日の午後を格上げしてくれそうなショコラ・ショー。ひとりでまったり楽しむのも、女友達が遊びに来たときに出してあげるのも良さそうですね。もちろん、おうちで過ごすバレンタインのデザートにもぴったりですよ!

香穂里鈴木

鈴木 香穂里

ライター/編集者/パティシエ/レシピクリエイター

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