2015.06.07 UP
お金に困らない人生を送る!30代で考えたいライフプランって?
どんな人生を送るかは人それぞれ。読者のみなさまの中には、結婚や出産など人生の転機となるイベントをこれから迎える方も多いでしょう。
未来への期待が高まる反面、「お金」の不安も……。
人生でよくよく考えなければいけないのが将来のためのお金の準備。そこで役立つのがライフプランニングです。
自分の未来を見据えながら、ライフプランをじっくり考えてみませんか?
30年後のライフプランはありますか?
独身生活を満喫し、バリバリ働いていた私も気づけば主婦に。
結婚・出産とジェットコースターのように女性のライフイベントをかけぬけ、現在は家のローンを返済しながら、1人息子の教育費について考える日々を送っています。
あなたは、30年後の自分を考えたことがありますか?
未来の自分を考える時、役立つのが「人生設計」です。
人生設計とは、将来起こりうる人生でのイベントを考えること。そのイベントに必要となる、お金の設計図(マネープラン)をつくることが大切です。
人生におけるイベントは、お金がかかるものばかり!
早いうちから将来の収支計画を頭に描くことが、憂いない人生を送る秘訣となるはず。
ライフプランニングの方法
人生は流れに任せたいという人でも、金銭的な見通しはあるていど立てておいた方がいいでしょう。
とはいっても、1から自分でライフプランを考えるのは難しい……という時には、ライフプランのシュミレーションをファイナンシャルプランナーに相談してみるのもひとつの方法です。
相談には有料と無料のものがあり、保険会社や金融機関などは無料でおこなっているケースが多いようです。
まずは無料相談からスタートし、ある程度の知識がついたら長くつきあえるファイナンシャルプランナーを探してみるのもいいですね。
うそ!? 思いのほか費用がかかる・・・って時には
初めてライフプランニングをしてみると、「こんなにお金がかかるの?」とびっくりする人も多いことでしょう。
今からできることはたくさんあります。どんな準備や対策の仕方があるか、具体的に考えてみましょう。
1. 貯金
毎月、お給料の何割かを自動的に天引きしておきましょう。
知らないうちにお金がたまっている、という状態をつくりだすことが可能になります。
最初から強制に引いておけば、浪費癖がある人でも無駄遣いを防ぐことができるはず。
2. 個人年金に入る
個人年金保険は、契約時に将来の年金受取額が決まるタイプと、投資信託の運用成果次第で受取額が変わるタイプがあります。
元本割れの不安がある変動型も、元本保証されるものもあるので、自分のニーズにあったタイプを選びましょう!
勤務先の会社で、確定拠出個人年金(401k)に入っている場合でも加入できますよ。
3. 養老保険に加入
養老保険は、満期保険金と死亡保険金が同額で「死亡リスク」をカバーしている一風変わった保険。
月払い、年払いで分割して保険料を積み立てます。
養老保険に加入する場合には、満期時に元本+利息が得られるかどうかきちんと確認しましょう!
4. 節約する
「貯蓄まで手がまわらない!」という人は、できる範囲の節約から始めましょう。
まず手をつけるべきは通信費などの固定費。例えば家に光回線をひいている人は携帯会社と統一すると、大幅に割引される場合もあります。
面倒くさがらずに調べてみましょう!
備えるに越したことはない!
「老後は日本を飛びだして、海外で優雅に余生を……」なんて考えている人もいるかもしれません。
もし独身のまま定年前と同様のリッチな年金生活をおくりたいなら、1人4,000万の貯蓄が必要だといわれています。
どんな将来を送りたいか。これがライフプランニングの重要ポイントです。
「住宅、教育のこともあるのに、老後のことまで……!?」とぼやきたくなりますが、お金を計画的にコントロールすることは、生涯をとおして自分のやりたいことを諦めないことにもつながります。
好きな人生をおくるための準備と考えるといいかもしれませんね!
すだ あゆみ
コスメコンシェルジュ