2022.10.04 UP
世界遺産になる前に訪れたい佐渡!全国旅行支援を利用してお得な旅◎
いよいよ再開が発表された、全国旅行支援!
お得に旅行できるこの機会に、おすすめしたいのが佐渡への旅。
佐渡金山が世界遺産に登録される前の、空いている今がむしろ狙い目です。
実際に佐渡を旅行してきた筆者が、佐渡の魅力をお伝えします。
佐渡はここにあります!佐渡の基本情報をおさらい
▲史跡佐渡金山 Photo by Taira Riiko
佐渡と聞いても、詳しい情報はわからないという方も多いのではないでしょうか。
佐渡は新潟県の離島。広さは東京23区の約1.5倍と沖縄本島に次ぐ大きな島で、日本で唯一のトキの生息地です。
豪雪のイメージが強い新潟県ですが、佐渡は新潟本土に比べると気候は温暖で冬の積雪量もそれほど多くはありません。
本土からは航路で結ばれていて、新潟港ー両津港間をカーフェリーとジェットフォイルがそれぞれ1日5便ずつ、直江津港ー小木港間をジェットフォイルが1日2便運航しています。
参照:佐渡汽船
カーフェリーなら自家用車で向かうこともできますが、佐渡はレンタカーも充実していて料金もリーズナブルなので、身軽に動くならレンタカーがおすすめです。
道がわかりやすいので、運転が苦手という方も比較的運転しやすいはずですよ。
免許がない場合は、佐渡島内路線バス フリーパスもおすすめ。
1day、2day、3dayフリーパスの3種類があり、有効期間内に島内の全ての路線バスが乗り放題で利用でき、協賛している観光施設の割引特典も受けられます。
参照:新潟交通佐渡
佐渡を訪れるべき理由
世界遺産クラスの遺跡、佐渡グルメ、天然記念物のトキ、アウトドアアクティビティなどが島内で全て体験できるのが、佐渡の魅力。
今のところ入場制限などは行ってないので、スムーズに島内を巡れますよ。
佐渡グルメ
佐渡の一番の魅力は、やはり食!
周囲を海に囲まれているだけあって新鮮な魚介が豊富です。
▲長浜荘の海鮮丼 Photo by Taira Riiko
長浜荘の海鮮丼は圧倒されるボリュームが自慢の一品。お昼時には車が道にまではみ出るほどの人気店で、この海鮮丼を求めて佐渡を訪れる人も。
刺身やいくらはもちろん、店内のいけすから上げたばかりのサザエや佐渡の郷土料理いごねり、季節によってはホタルイカなども盛り付けられ、満腹になること間違いなしです。
▲佐渡寿司弁慶ののどぐろ Photo by Taira Riiko
佐渡寿司弁慶は回転すしのレベルを超えると評判の寿司店です。佐渡の旬の鮮魚と佐渡産コシヒカリのにぎりはどれも絶品!
タイミングがあえば高級魚のどぐろも、リーズナブルに味わえます。
民宿がイイ!
佐渡は民宿が良い!という通説に従って、実際に泊まってみました。
結論から言うと、やっぱり料理がすごい!
▲御宿花の木の夕食 Photo by Taira Riiko
1泊2食付きで1万5千以内のお宿でも、刺身の船盛りがついてきたり、カニが一人一杯ついてきたりと、食べきれないくらいのボリューミーなお食事が供されます。
▲佐渡の夕日 Photo by Taira Riiko
360°が海に囲まれていることもあり、海沿いの民宿に泊まれば、夕日または朝日が拝めるのも佐渡ならでは。
一方で、お宿によってはトイレや洗面などが共有の場合もあるので、抵抗がある方は室内トイレかどうかを確認することをおすすめします。
佐渡金山よりもすごい北沢浮遊選鉱場跡
▲北沢浮遊選鉱場跡 夜のライトアップ Photo by Taira Riiko
佐渡には佐渡金山をはじめ、尖閣湾や二ツ亀など多くの観光スポットがありますが、中でも特におすすめしたいのが北沢浮遊選鉱場跡。
佐渡金山で掘り出された金の選鉱所として使われていた施設で、佐渡のラピュタとも言われる幻想的な遺跡です。
特に夜のライトアップは必見!
▲北沢浮遊選鉱場跡 夜のライトアップ Photo by Taira Riiko
アンビエントなミュージックが流れ、遺跡が七色にライトアップされる様子はとってもロマンチック。
しかも、入場無料です!
タイムスリップ体験
▲清水寺 Photo by Taira Riiko
島内には、昔ながらの風情溢れるスポットが点在しています。
京都の清水寺を模して平安時代に創建されたと言われる清水寺(せいすいじ)は、門から寺までの石段の参道も趣があります。
▲矢島経島 Photo by Taira Riiko
江戸時代から船大工の街として栄えた、宿根木集落もぜひ訪れたいスポット。
集落内には重要文化財に指定された建物もあり、船板を利用した板壁の民家が密集しています。
集落内は迷路のような狭い路地が張り巡らされていて、散策しているとまるでタイムスリップしたかのような感覚に。
近くには、たらい船の乗り場もあるので、たらい船に揺られながら江戸時代に思いを馳せてみてはいかがでしょう
インスタ映えスポットが充実
▲しまふうみ Photo by Taira Riiko
佐渡のインスタ映えスポットもぜひ抑えておきましょう。
海を臨むカフェ「しまふうみ」や海に突き出た「あやめの桟橋」は、人気のフォトスポットです。
憧れの島暮らしを少しだけ
実は、佐渡にはワーケーション目的で訪れる人が徐々に増えています。
トレーラーハウスを使用したオフィスや滞在型の宿泊施設などもオープンしていて、観光以外の滞在者を受け入れています。
気候が穏やかな秋は、島内でキャンプを楽しみながらワーケーションなんてスタイルもありかもしれませんね。
憧れの島暮らしを少しだけ、そんな旅を佐渡で叶えてみてはいかがでしょう。
参照:さど観光ナビ
平 理以子
美容ライター/恋愛コラムライター/海外(バリ島)ライター