2022.07.26 UP
早起き&朝型生活のススメ~朝活で勉強・仕事が能率アップ!~
みなさん、朝は何時に起きていますか?
働いている人なら出勤にギリギリ間に合う時間、家族がいる人なら、家族を送り出す時間から逆算して、というように起床時間を決めている人が多いかもしれません。
私も以前はそんな感じで、朝7時前後に起きることが多かったのですが、早起きして活動を始めると1日の密度がぎゅっと濃くなり、1日をとても有意義に過ごせるんです。
朝4時起床の生活にチャレンジ
私の現在の起床時間は朝4時台。
と言っても決めているわけではなく、なんとなく4時前後になると目が覚めるのでそのまま二度寝せず起きて動き出します。
以前はゆっくり寝ていたのですが、この夏の暑さで寝苦しく早朝(というより未明)に目覚めてしまい、それが習慣になってしまっただけです。
朝4時台前半、近所を散歩をして目を覚ましたら、今日やりたいこと・やるべきことをリストアップして1日がスタート。
早起き生活をして気付いたのですが、外は静かでSNSもほとんど動きがありません。早朝は「気が散るものや誘惑」がとても少ないんです。
そして不思議なことに「こんな時間から起きて仕事をしている!」という高揚感があり、びっくりするくらいサクサク仕事が進みます。
朝4時からスタートし、4時間経ってもまだ朝8時。そこから朝食を食べてまた仕事に戻り、あらかた予定していた「今日の仕事」が終わってもまだ昼前だったりします。
時計を見て「まだ”今日”がいっぱい残ってる!」と1日の長さに驚くと同時に、とっても嬉しくなるんですよね。
私はだいたい朝8時くらいに眠気に襲われて30分ほど仮眠を取るのですが、これでだいぶスッキリ。
「よし、また仕事頑張るか!」と元気にデスクに戻れるのです。
「あれを勉強してみたい」「あの資格が取りたい」という夢がある人は、30分でいいので早朝勉強してみて。
世界の偉人・天才は朝型が多い
出典:フィルムアート社
「天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブではない日々」(フィルムアート社 メイソン・カリー著/金原瑞人・石田文子訳)
という本があります。この本はヘミングウェイやフロイト、バルザックなどの世界の偉人・天才と呼ばれる人々のルーティン、日々の暮らしぶりをまとめた本です。
これを読むと驚くことに、ほとんどの偉人・天才が超朝型。
まだ暗いうちから起き出して仕事をし、仕事は午前中に片づけて午後は散歩をしたり友人に会いに行ったりと、ゆっくり時間を過ごしているのです。
バルザック(フランスの小説家)は午前1時に起きて仕事を開始する習慣があったそう。
それはもう朝型というより深夜型ではないかと思うのですが、とにかく「皆が寝静まっている時間帯」に、「目覚めたばかりの気力も体力もみなぎっている状態」で何かをすることは、集中しやすく想像力(創造力)も働きやすいのではないかと読み取れます。
現代の有名人でも、小説家の村上春樹さんが朝型なのは有名ですし、スターバックスの元CEOハワード・シュルツさんも朝4時半に起床していることがブルームバーグの記事に書かれています。
現代の有名人でも、朝型の人はもっともっといそうです。
夏は朝型生活にチェンジする絶好のタイミング!切り替えのコツ
寒い冬は「布団の中でいつまでもゴロゴロする」のが幸せですが、夏は布団にいるより窓をあけて外の風を取り込み、風通しのいい場所にいるほうが心地よいですよね。
早起きが快適で肉体的にも辛くない夏は、朝型生活を開始する絶好のタイミング。
しかし気持ちよく起きるためにはしっかり睡眠をとれていなければいけません。まずは早めに就寝しましょう。
早く寝るためには帰宅後の時間をダラダラしないことが大事。テレビやゲーム、SNSなど、時間泥棒になりそうな習慣には「30分だけ」など、時間を決めましょう。
タイマーをセットするのもおすすめです。
また、サクッと寝る体勢になれるように、帰宅したらすぐにメイクを落としてシャワーを浴びてしまうのもおすすめ。
「あとは寝るだけ」モードにして、ゆっくりクールダウンしていくといいでしょう。
布団の中でついスマホをいじってしまわないよう寝る時間になったらスマホをフライトモードにしたり電源を落としてしまうのもおすすめです
ちなみに私は、フライトモードにして寝ています。
朝型生活で「やりたかったのにやれなかったこと」をひとつずつクリアしよう
同じ1時間でも、明け方4時から5時の1時間と夕方4時から5時の1時間では、一人で何かに取り組むときの密度が全く違うように感じます。
明け方は自分と向き合い、自分と目の前のことだけに集中するのに最適な時間帯。
「やりたかったのに先延ばしにしていたこと」に、朝の時間を使って取り組んでみませんか。