2020.04.28 UP
洗濯の時短を叶える!毎日の家事がラクになる5つの小ワザ
生活に欠かせないとはいえ、意外と時間がかかってしまう洗濯。
一人暮らしなら数日に1度で済むものの、家族がいると毎日洗濯機を回さなければならず、負担を感じている人も多いのでは?
しかしそんな洗濯も、実はちょっとした知恵で時短できるんです。
今回は、あまり知られていない「洗濯時短のコワザ」をお伝えします!
洗濯にかかる時間は「30分~1時間以上」!
掃除や炊事、食器洗いにも時間はかかりますが、洗濯はまさに「時間がかかる家事」の定番。
洗濯機に入れる前にがんこな汚れを手洗いしたりと、それなりに時間と手間がかかりますよね。
ライオン株式会社が行った調査によると、「洗濯にかかる時間(予洗いから洗濯機を回して欲し終わるまで)」は30分~1時間と答えた人が最も多く(62%)、次に多かったのが1時間~1時間半(26%)でした。
もし洗濯に1時間かかっている場合、毎日洗濯をしている家庭なら1週間で7時間、1カ月で約30時間も洗濯に時間を取られていることになります……!
続いて、「洗濯の時間をもっと短くしたいですか?」という質問には、94%が「はい」と回答。
洗濯にかかる時間を削減できれば、生活に余裕ができて、自分の時間を作ることもできるので、ぜひ時短したいところですよね。
洗濯にかかる時間を短縮する「5つの時短ワザ」
ここからは、洗濯時短に有効な5つのコワザをお伝えします!
時短ワザ① 裏返しのまま洗う
脱いで裏返しになった衣類は、表に返さずにそのまま洗濯機に入れましょう。
というのも、衣類は汗や皮脂が直接触れる裏側の方が汚れているから。裏返しで洗った方が。汚れている部分の汚れが落ちやすく効率的です。
逆に、汚れがひどい靴下などは裏返さなくてOK。
家族に「汚れているほうが表になるように洗濯機に入れてね」と伝えておきましょう。
洗濯が終わって干す時に「まだ汚れが残ってる!」と洗い直す手間が省けます。
時短ワザ② ガンコ汚れには液体洗剤を直接かける
洋服のえりや袖は、黒ずみや黄ばみやすい場所。
さらに、食べこぼしや泥汚れなど「普通に洗っただけでは落ちない汚れ」もあります。
このようなガンコな汚れは、液体洗剤や液体酸素系漂白剤を直接つけるのがおすすめ。
洗剤を直接つけてから洗濯機に入れれば、ゴシゴシしなくても綺麗になります。
洗剤と漂白剤の使い分けは以下の通りです。
・泥汚れや靴下の汚れ、黒ずみ⇒液体洗剤
・黄ばみ・食べこぼし⇒液体酸素系漂白剤 |
汚れが特にひどいときは、液体洗剤を汚れに塗って一晩おくと効果的です。
予洗いで、ゴシゴシする時間を短縮しましょう!
時短ワザ③ あまり汚れていなければ「お急ぎコース」で
目立つ汚れがない洗濯物は「お急ぎ(スピード)コース」で洗いましょう。
洗濯機の機種にもよりますが、10~20分くらい早く洗濯が終わります。
お急ぎコースはすすぎの回数が短く、機種によっては1回だけという場合もあるため、すすぎ1回でOKの洗剤を使用するのがポイントです。
時短ワザ④ 家事時短には「夜洗濯」
朝の忙しい時間の合間を縫って、洗濯機を回している、という人も多いのではないでしょうか?
しかし、家事を時短したいなら「夜洗濯」がおすすめです。
比較的時間がある夜に洗濯をして干し、翌日の手が空いたときに取り込みましょう。
とはいえ、夜洗濯で気になるのが、部屋干しによるニオイ……。そこで、部屋干しのニオイを抑えるコツもお伝えします。
アーチ型に干す
洗濯物を干すときには、両側に長いものを、中心に短いものを干し、横から見たときに洗濯物がアーチ型になるように干しましょう。
風の通り道が生まれるので、洗濯物が効率良く乾きます。
扇風機を使う
アーチ干しにプラスして扇風機の風を当てると、より乾きやすくなります。
アーチ干し+扇風機の合わせワザを使えば、部屋干しのニオイ発生リスクはぐーんと下がりますよ!
バスタオルは囲み干し
バスタオルは、横の長い辺をピンチで留めて干します。
洗濯物は上から乾くため、横方向に長く干せば、バスタオルが乾くまでの時間を短縮できます。
時短ワ⑤ プッシュボトルなら楽ちん
短縮できる時間は本当に僅かですが、「家事が楽になる」という点でオススメなのが、プッシュボトルの洗剤です。
洗剤を計量する時間が短縮できるだけでなく、手が汚れる心配もありません。
ササッと洗剤を入れてスイッチオンできます。
洗濯時短で確保する「私の時間」
家事が忙しいと、なかなか持てない「自分だけの時間」。
しかし、時間がかかる家事を時短できれば、自分の時間を確保しやすくなります。
特に毎日のように時間をかけている洗濯は、ほんの10分でも短縮できれば、かなりの時短効果アリ。
干す手間を省けるドラム式洗濯乾燥機なども活用しつつ、ぜひ時短の小ワザを活用してみてください!
※参考:ライオン株式会社