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2019.12.28 UP

令和初の年末年始!『出費』や『帰省』が主婦のストレスに…?

いよいよ、年末年始の長い休暇が始まりました。

最大9連休になる今年のお休み、家でゆっくりする人もいれば、大掃除に帰省など、綿密なスケジュールを立てている人もいるのではないでしょうか?

年末年始は、おせち料理を用意したり実家に帰省したりと、何かと出費も多くなりますよね。

2019年10月から実施された消費税増税が「お正月の出費」にどう影響しているのか、電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」を運営する株式会社ONE COMPATHが、全国の既婚女性8,759名を対象に行った調査結果をご紹介します。

 

年末年始の負担になる出費は「お年玉」?

Shofoo!

「年末年始を通した、もっとも高い出費は何になりそうですか?」という質問に対する答えを見ると、最も多い回答が「お年玉」(25.4%)。お年玉の出費については「ケチなことをしたくない」というコメントがあり、「そこは去年と同じ額をキープしたい」と考えている人も多いようです。

2位以降は、「おせち料理」(13.8%)、「帰省の交通費」(10.5%)という回答が続いています。

いずれも、年末年始における必要経費ですよね。

2018年に行われた同じ内容の調査結果と比較すると、1年前は1位が「帰省の交通費」、3位が「お年玉」だったため、1位と3位が入れ替わったことになります。

Shofoo!

調査では「今年実施された消費増増税が年末年始の出費に影響しているか」という質問も。

それに対し、70.6%が「影響がある」と回答しています。その具体的な影響については、以下のような答えが寄せられました。

おせち料理・外食への影響

・おせちの品数を減らす

・おせちのランクを下げる

・外食からデリバリーにする

・外食を控える

帰省への影響

・帰省する日数を減らす

・帰省先に宿泊せず日帰りにする

・ガソリンが高くなるので公共交通機関の利用を検討している

おせち料理の品数やランクを落とす工夫をしている人は少なくないようです。

おせち料理の節約法としては、スーパーでの「おせちの単品買い」もおすすめ。

毎年同じメニューが残ったり、特定のメニューが取り合いになる家庭は、家族が好きなおせちを単品で買うようにしても良いかもしれませんね。

また賢い節約法として、「ふるさと納税」の返礼品を活用する方法も。なかには「おせち料理はふるさと納税で」という家庭もあるようです。

 

また、おせち料理に加えて影響が出ているのが、年末年始の帰省です。帰省の日数を減らす以外にも、ガソリン代や飛行機代を気にして、帰省時期をずらす家庭も多そうです。

 

年末年始の出費は「1~3万円未満」が多数

Shofoo!

さて、そんな年末年始の間に支払う金額の想定に関する質問では、「1~3万円未満」(32.3%)という回答が最も多く、次いで「3~5万円未満」(27.7%)となっています。

帰省するかどうかや帰省先、お年玉をあげる人数によって金額は変わりますが、約1週間でこれだけ使ってしまうのは、やはり痛い出費といえそうです。

 

夫の実家への帰省、6割以上がストレス

年末年始の帰省先といえば、夫の実家という人も多いですよね。ところが、「帰省ブルー」「帰省うつ」という言葉も登場しているくらい、夫の実家への帰省は主婦たちのストレスの原因となっているよう。

Shofoo!

夫の実家に帰省する予定がある人に聞いた、ストレスを感じるかという質問では、63.1%が「ストレスがある」と回答。

「気を遣う」という声が圧倒的に多く、せっかくのお正月なのにのびのびと羽を伸ばせない人が多いようです。

ストレスがないと答えた約4割の人のなかには「日帰りなのであまり気を使わない」という回答も。

宿泊ではなく日帰りなら、「半日ほど気を遣うだけで問題ない」「夜は自宅でゆっくり眠れるからいいか」と思えるかもしれませんね。

 

ストレスフリーな年末年始を!

楽しい予定もたくさんある反面、出費や帰省を考えると頭が痛いのが主婦のお正月。

悩みとストレスから放たれて、何もせずのんびり過ごせる日が1日でもあると良いですよね。

もし、夫の実家への泊りがけの帰省がストレスになっていたなら、「今年は、日帰りにして家で過ごす時間を増やさない?」と提案してみてはいかがでしょうか?

 

参考:Shufoo!

Rie Kanno

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