ハピネス

2016.06.30 UP

「ちょっとしんどい?」心もカラダもふわっと軽く!3つのくつろぎ術【7月1日~6日】


カフェでのひととき。友人に、「天から毒が降る日があるって知ってる?」と言われ、ドキッとしました。

新暦の7月1日~6日頃は「半夏生ず(はんげしょうず)」。半夏という薬草が生える頃。

夏至から11日目(現在では毎年7月2日頃)は「天から毒が降る日」とされ、この日に野菜を収穫して食べたり、種を蒔いたりすることはよくないと、言われていたそうです。

実際に、天から毒が降ってくるというわけではありません(笑)。田植えを終える時季ということから、春から始まったハードな仕事もここでひと休み。のんびりして体調を整えましょう、という意味があったとか。言ってみれば「休息の日」。

私たちの体は、生まれたときから一日も休まず働き続けています。私たちも先人の知恵をいかして、この時季ひと休みしましょう。今日は疲れを感じているすべての女性たちへ、美容にもいい!心と体を癒す3つの方法をご紹介します。

 

七十二候とは?

時間に追われて生きることに疲れたら、ひと休みしませんか? 流れゆく季節の「気配」や「きざし」を感じて、自然とつながりましょう。自然はすべての人に贈られた「宝物」。季節を感じる暮らしは、あなたの心を癒し、元気にしてくれるでしょう。

季節は「春夏秋冬」の4つだけではありません。日本には旧暦で72もの豊かな季節があります。およそ15日ごとに「立夏(りっか)」「小満(しょうまん)」と、季節の名前がつけられた「二十四節気」。それをさらに5日ごとに区切ったのが「七十二候」です。

「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」……七十二候の呼び名は、まるでひと言で書かれた日記のよう。そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。

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夏こそ足湯!

「ひとつため息をつくと、ひとつ幸せが逃げていく」と言いますが、私たちにとってため息はつかざるを得ないもの。緊張感から解放された瞬間、自然とため息がこぼれますよね? ため息で、心と体にかかっている不要な力を抜いているとも言えるかもしれません。

ただし、ため息が多くなる=緊張の日々が続いているということ。ハードな仕事や緊張感のともなう仕事、人間関係のストレスなどで、「ため息」が多くなったら体を温めましょう! 洗面器の中に42度程度のお湯をいれ、20分~40分、体調に合わせてゆっくり足湯につかって。

夏は冷房の効いた室内にいることも多いため、足先が冷えている女性も多いと言われています。夏こそ足湯なんです。心癒される音楽を楽しみながら、足湯でのんびり読書タイム。驚くほど、眠りの質も向上しますよ。

 

美のカリスマが実践するホームエステ「塩シャンプー」

入浴時、すっきり感を高めるのにおすすめなのが「塩シャンプー」です。美しいエステティシャンの方に「美の秘訣」をうかがったところ、週に一度の塩シャンプーをすすめられました。白髪、抜け毛、頭皮の匂いやかゆみの改善につながるのだそうです。

「塩シャンプーのすっきり感は、とにかくクセになりますよ~」と言われ、即、塩シャン! 使用するのは天然塩。私は粒子が細かく浸透しやすい「酵素塩」を使用しています。

ただし、頭皮にトラブルを抱えている方は塩で頭皮を傷つけてしまうことがあるのでお控えくださいね。

1. 洗面器にぬるま湯をいれ、大さじ1杯の天然塩を溶かします。

2. ぬるま湯で髪と頭皮の汚れを洗い流したあと、天然塩を溶かした湯を頭皮につけていきます。

塗りこむように、マッサージをしながらつけていくと、効果的!

人によっては頭皮がぬるぬるしてくる人や、ツーンとした香りを感じる人も。

それこそが、頭皮にたまった余分な皮脂。皮脂が浮き出てきたら、お湯でしっかりと洗い流しましょう。塩だけでは不安という方は、少量のシャンプーを使って洗い流してください。

週に一度、シャンプーを使用しない塩シャンプーをするだけで、髪が艶やかに生まれ変わります。私もその効果を実感。洗い終わってドライヤーで乾かすと、髪が根元からふわっと立ち上がります。艶感も確実にアップ。

塩は日本において「清め」のアイテム。汗ばむこの季節、塩シャンプーで頭皮はもちろん、気分もすっきりしませんか?

 

しんどいなあ、つらいなあというときは腹式呼吸

私は仕事をいくつか並行して活動していますが、アナウンサーという仕事を始めるにあたり、ボイストレーニングを受けました。

腹式呼吸を意識して発声することで、声の通りがよくなることはもちろん、心の安定が得られます。深い呼吸を意識し、体を使って行うボイストレーニングはインナーマッスルをきたえ、代謝をアップするとともに、美容や健康維持につながると注目を集めています。発声は専門的なトレーニングが必要ですが、腹式呼吸なら意識して行うだけ。

人は横になっているとき、自然と腹式呼吸になっています。まずは、ベッドやカーペットの上で横になって、ゆっくりと大きく息を吸いこんでください。お腹がまあるくふくらむまで息を吸ったら、1、2秒息を止めて、「はぁーっ」と息を吐きだします。ふくらんだお腹が、へこんでいくのを感じられるはずです。

意識して複式呼吸を繰り返すだけで、心もだいぶ落ち着いてきます。緊張感を感じているとき、また眠る前に腹式呼吸を。体と心をゆるめる習慣にしてはいかがでしょうか。

 

ため息で、げんかつぎ!

今日は「心と体を癒す3つの方法」をご紹介いたしました。最後に、ため息にも2種類あることをご存じですか?「ふぅーっ」と「はぁーっ」。

「ふぅーっ」は、達成感を感じているときのため息。逆に、大変なことが終わったあとや厳しい状況に直面しているときには「はぁーっ」。

わかりやすく説明すると、大会で一等賞をとったときには「ふぅーっ、がんばった甲斐があった。一等賞だ!」という息の吐き方に。負けたときには「はぁーっ、だめだったか。また来年がんばろう」という感じでしょうか。

 

生放送、イベント、プレゼン。緊張感の高い仕事の前は意識して「ふぅーっ」と深いため息をつくようにしている私。ささやかな、げんかつぎです。

半夏生ず(はんげしょうず)」の時季は、いつもよりのんびり過ごしましょう。外に出かけるより家での時間を充実させて。この時季の休息が、今年後半の英気を養いますよ。

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【参考】『くらしを楽しむ 七十二候』広田千悦子/泰文堂、『大和なでしこ 整体読本』三枝誠/アスペクト

三浦奈々依(みうらななえ)

三浦奈々依(みうらななえ)

神社仏閣ライター・フリーアナウンサー・カラーセラピスト

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