2016.04.17 UP
超料理ビギナー必見!自炊をラクにするストックアイデア3
アメリカでは現在、ひとり暮らしの食事作りを提案するレシピ本『クッキング・ソロ』が人気を集めているそうです。
ひとりの食卓を華やかに彩るレシピに加え、ひとりの食事作り(クッキング・ソロ)をラクにするためのTipsなどが書かれており、目からウロコな情報が盛りだくさん!
著者のクランシー・ミラーさんによると、ひとりご飯のレパートリーを増やすには、食材の保存方法がポイントなのだとか。
「今度こそ自炊をつづけるぞ!」と意気込んでいるあなたに役立つ、食材のストックアイデアをご紹介。取り入れれば、毎日の調理が楽になるはず!
idea1:野菜などはまとめてカットして保存する
ニンジンに玉ねぎなど、使用頻度の高い野菜。よく使う野菜は、そのつど下ごしらえすると面倒なので、まとめてしちゃいましょう。
私は食事作りにニンニクを使うことが多いため、小さめのジャムの空き瓶に粗みじん切りにしたニンニクを入れて冷蔵(約1週間保存可能)しています。 これだけで、みじん切りの手間とまな板を洗う手間が省けるので本当に便利!
また、料理のアクセントとして頻繁に登場するレモン。ひとり暮らしだと、冷蔵保存したとしても丸々一個は使い切れないですよね。
無駄にしないためにも、自家製ドレッシングを作ってみてはいかがでしょうか?
自家製ドレッシングの作り方
【材料】(サラダ5〜6皿分)
レモンの絞り汁・・・大さじ4
オリーブオイル・・・大さじ3
ハチミツ・・・大さじ1
塩・黒胡椒・・・適量
【作り方】
ボウルにすべての材料を入れてよく混ぜます。密閉容器で保存すれば、1〜2週間は保存可能です。
idea2:便利な食品をストックしておく
自炊を長続きさせたいなら、次の3つをぜひ常にストックしてみて!
オイル
自炊が続かないのは、料理の味がマンネリになりがちなことも原因のひとつ。
レパートリーを増やしたいなら、サラダ油以外のオイルをストックしておきましょう!
中華風に仕上がるごま油、イタリアンやフレンチな味になるオリーブオイルなど、オイルの数だけ、調理の幅もグンとアップしますよ!
使用頻度の低いオイルは、冷蔵庫に入れておくと酸化を防げますよ。
缶詰
皮を剥く、カットするなどの下処理ばかりだと、うんざりするはず。ちょっと手抜きのできる缶詰を常にストックしておきましょう。
例えば、トマト缶を主役にしてスープを作ったり、ツナ缶を活用してボリューム満点サラダにしたり、ミックスビーンズ缶を使って豆カレーにしたり……。下処理の時間を大幅に削減して、主役級の料理が作れちゃいますよ。
ナッツ&オリーブ
ナッツ類とオリーブは、おやつ代わりになるのはもちろん、サラダやパスタのアクセントにもできるから便利。見た目もよくなるから、自炊テンションも上がるはずです!
また、急な来客の際にも大活躍! 封を開けて盛り付けるだけで、気の利いたおつまみセットに。
idea3:冷凍庫を上手に活用する
冷凍庫を上手に活用すれば、食材を無駄にすることなく、節約にもなって◎! ここで紹介する余らせがちな食材は、ぜひ冷蔵庫から冷凍庫に移して!
ハーブ類
せっかく購入したコリアンダーやバジルなどのフレッシュハーブたち。冷蔵庫で1週間程度なら保存可能ですが、なかなか使い切れないこともありますよね。
そんなときには、みじん切りにしてラップに包み、冷凍庫で保存すると約2ヶ月は鮮度をキープすることができます。使うときには、使いたい分量をパキッと割って使いましょう。煮込み料理や炒め物に使うなら、凍ったまま投入してOKです。
食パンやバケット
冷凍庫に炊いたご飯を保存している方も多いかと思いますが、パンを凍らせるのも◯。
例えばバゲットを1本買ったとき。半分または4等分してラップで包み、保存バッグに入れておけば、いつでも好きなときに食べられます。約1ヶ月は保存可。
トーストする前に自然解凍しておくと、より美味しく食べられますよ。
チーズ
冷蔵庫に長く入れておくと、食材のニオイが移ってしまうチーズ。
セミハード〜ハードタイプなら冷凍ができます。ただし、冷凍したものは加熱しないと美味しくないため、調理用に使いましょう。保存期間は約1ヶ月。
洋食レパートリーが増えそうな食材のストックアイディアいかがでしたか? まずは冷蔵庫チェックから始めてみましょう。
参考・FOOD52/『Cooking Solo』
鈴木 香穂里
ライター/編集者/パティシエ/レシピクリエイター