電車の中で「隣の人が、臭い……」なんて経験、ありませんか？　服についたニオイは、香水だけではカバーすることができませんし、注意が必要ですよね。

わたしがよく悩むのは生乾きの洗濯物のニオイ。

我が家には洗濯乾燥機がないため、冬の天気の悪い日には洗濯物が乾きにくくて困ります。暖房の効いた浴室などで部屋干しにすると、3回に1回ぐらいの割合で「乾いているのに臭う」ことも……。

生乾きと知らずに、服を片付けてしまった場合はもっと最悪！　服を身につけた途端、生乾き臭がしたときには、朝から気分が萎えてしまいます。せっかく一度決めたコーディネートも、最初からやり直す羽目になるのが本当に面倒！

 

洗濯したのに、どうして臭うの？

それにしても、なぜきちんと洗濯した服がにおうのか、気になりませんか？

P＆Gによると洗濯物のニオイが気になる20～50代の主婦のうち84.9％が生乾き臭に悩んでいるそうです。

 

この生乾き臭の原因は脂臭菌・生乾菌とのことですが、これらの菌の約7割は洗濯槽から付着したものだそうです。

言い換えれば「洗濯機の中を清潔に保たないことには、服もきれいにならない」ということです。

 

微生物研究に携わる徳島大学の高麗寛紀工学博士によると「衣服を洗濯した後も、菌が存在している」と言います。この菌が、生乾き臭の元凶。

博士の話では「“生乾菌”増殖の比率が大きい」ことが臭気発生の原因に。生乾菌の増殖を防ぐ抗菌洗剤を使うことが、嫌なニオイを取り除くためには欠かせないそうですよ。

 

ニオわせない！抗菌洗剤の選び方

スーパーやドラッグストアでおなじみの抗菌洗剤ですが、どれも同じわけではありません。

ニオイの原因となる細菌には、前述のとおり「脂臭菌」と「生乾菌」の2種類があるのですが、生乾菌の方が頑固でやっかい。その構造からも、増殖を抑えることが難しいのだそうです。

このため、従来の抗菌洗剤では「脂臭菌」を抑えることは可能でも、「生乾菌」の増殖を抑えることは困難。そこで「生乾菌」に働きかける抗菌洗剤選びが重要となります。

その一例としては、従来の抗菌洗剤の50倍のパワーを持つ「アリエール サイエンスプラス イオンパワージェル」。この洗剤のすごいところは、衣類の消臭だけでなく、なんと洗濯槽のカビの増殖もしっかり防いでくれるという点です。

 

生乾きに悩まされている方は、生乾菌に対応した抗菌洗剤を選ぶようにしてみてはいかがでしょう？

チョコレートもディナーの予定も万全なのに、当日に着ていく服が生乾きだったら、せっかくのバレンタイン気分が台無しに。

そうならないためにも、洗濯槽の汚れや洗剤選びにも気を配りたいですね。