2016.04.22 UP
手持ちのデニムが今っぽく大変身!自分でもできる「カットオフデニム」が流行中
みんなの定番デニムですが、今年は裾が切りっぱなしのカットオフデニムが流行中です。
去年頃から海外のファッションスナップではよく見かけましたが、今年はいろいろなブランドから登場するなど本格的に人気が出ている模様。
そんな今っぽさたっぷりのカットオフデニムスタイルや、自分でも簡単にできるカットオフデニムの作り方をご紹介します。
足首が見えるアンクル丈で女らしく
Photo by ZOZOTOWN(BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS)
カットオフデニムとは裾が切りっぱなしのままになっているデニムのことで、ほつれてフリンジ状になった感じがナチュラルでこなれた印象に見えます。
フリンジデニムと呼ばれることもありますね。
Photo by ZOZOTOWN(BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS)
カジュアルな雰囲気が強いので、パンプスと合わせて女らしさをプラスしてあげるとバランスよくまとまります。
Photo by ZOZOTOWN(TODAYFUL)
定番の細身ストレートやテーパードデニムは、足首が見えるアンクル丈がコーデに抜け感が出るので使いやすくて便利。
短めの丈だと子供っぽくなってしまうので、足首が見えるギリギリ位の丈がおすすめです。
ワイドデニムをコーデの主役に
Photo by ZOZOTOWN(JOURNAL STANDARD)
今季はリラックスムードが漂う、太めのワイドデニムにも注目です。
裾が切りっぱなしデザインなら足元にほどよい軽さが出て、ボリュームのあるワイドデニムでも重すぎずにはけるので使いやすいと思います。
Photo by ZOZOTOWN(Spick & Span)
これだけで十分今年らしいアイテムなので、デニム以外はシンプルにまとめるとやりすぎ感がなく、おしゃれにまとまります。
Photo by ZOZOTOWN(JOURNAL STANDARD)
濃いめのインディゴデニムなら、きれいめにもはけるのでいろいろなスタイルに合わせやすくて便利です。
手持ちのデニムを簡単リメイク
カットオフデニムは、自分でも簡単にリメイクできます。手持ちのデニムを今っぽく大変身させられるので、最近出番が少ないデニムがあればぜひトライしてみては?
わたしも実際に、10年ほど前に買って最近ご無沙汰していたデニムの裾を自分でカットしてみました!
【カットオフデニムの作り方】
やり方は簡単! 合わせたい靴をはいて、好みの丈を決めたらハサミでカットするだけ。ほつれる長さを考慮して、2cmほど長めにカットするのがポイントです。
次に、カットした部分のヨコ糸を抜いていくとフリンジ状になります。このとき、目打ちのような先が尖っているものを使うとやりやすいですよ。
ほつれてフリンジ状になった部分を手でほぐしたり、洗濯機で洗うと糸がからまってフリンジにボリュームがでます。
このままでもOKですが裾が切りっぱなしだと、はいたり洗ったりを繰り返すうちにどんどんほつれて丈が短くなってしまうので、写真のようにミシンで縫い目を1〜2本入れておけばこれ以上ほつれないので安心です。
定番デニムもちょっとしたディテールにこだわれば、今っぽさがグンとアップします!
新しく買うもヨシ、自分でお手軽にリメイクするのもアリなカットオフデニムを、ぜひワードローブに仲間入りさせてみてはいかがでしょう。
いわた あきこ
ファッションデザイナー/ファッションライター