ファッション

2016.10.31 UP

アラフォーからの【ピアスデビュー】今さら聞けない不安あれこれを教えて!

「怖くてできなかったけど、あけてみたら良かった!」と、30~40代になってからピアスデビューする人がいます。その大きな理由は「顔周りが寂しくなってきたから」というもの。フックやフープタイプ、ピアスならではのデザインは、表情も豊かにしてくれます。

「でも、やっぱり体に穴をあけるのは怖い!」という人もいますよね。そこでイヤリングより断然ピアス派の私が、ピアスデビューの詳細について個人の体験も交えて紹介していきましょう。

 

イヤリングでなく、ピアスにする理由って?

ピアスは「耳に穴をあける」という行為に腰が引けてしまう人もいますよね。でもピアスの穴あけは5分とかからず痛みも一瞬。穴(ホール)が定着するまで1~2ヶ月かかりますが、その間のアフターケアもとても簡単です。

「これかわいいけど、ピアスなんだよなぁ」なんて経験、ありませんか? ピアスはイヤリングに比べて品数やデザインが豊富で、割安だと言われています。耳に違和感なくつけられ、しっかり穴に通すので落としにくい、なくしにくいなど、たくさんのメリットがあります。

 

ピアスって、どうやってあけるの?

ピアスの穴は雑貨店やドラッグストアなどで販売されている「ピアッサー」を使い、自分であけることもできます。けれど、セルフの穴あけは位置がおかしくなってしまったり、ピアスの軸の長さが自分の耳の厚さに合っておらず、圧迫されてはれてしまう原因になることも。

トラブルを最小限に抑えるためにも、ピアスの穴あけはなるべく医療機関で行うようにしましょう。医療機関で施術した場合について、両耳に1つずつ穴があいている私個人の経験も踏まえ、具体的にご紹介します。

 

ピアスのあけ方

医療機関では専用の針やピアッサーで耳に穴をあけ、ファーストピアスをつけてくれます。医療機関で使用されるものは清潔なので、安心感があります。

穴をあける位置

正面、横からみてバランスの良い位置にペンなどでマーキングします。

病院によっては、鏡をみながら最適な部位を相談できるところもあるようですが、私が施術を受けた病院では「好きな位置にペンでしるしをつけておいてください」といわれたので「このへんかな」という位置を自分で決めました。

痛み

個人差はありますが痛みは耳にピアスが貫通する、その一瞬だけです。私の場合はスタッフさんの「いきますね」という声がけの後、「ガシャッ!」という医療用ピアッサーの音が大きすぎて、それに気をとられている間に終了していました。

直後は「少し耳たぶが熱いな」という感覚はありましたが、痛みが持続することはありませんでした。

ピアスの種類

穴をあけたときにつけるピアスを、ファーストピアスと呼びます。このピアスは最低1~2ヶ月は取り外すことができません。私の場合は3mmほどのボールピアスでしたが、これがかわいくなくて……。取り外せないので、髪で隠しながら乗り切りました。

現在はファーストピアスでも誕生石のものや、目立たない透明樹脂タイプを選べるところもあるので、病院選びの参考にしてみましょう。

費用

ピアスの穴あけは自費診療となります。片耳2,000~3,000円程度のところが多いようです。

別途初診・診察料がかかるところもあれば、無料でアフターケア用の軟膏や消毒ジェルなどがついてくるところもあります。

注意点

ピアスをあけた後の注意点はとにかく「ひっかけないこと」です。

服の着脱時、就寝時、スタイリング時などにひっかけるとホール付近の皮膚がひっぱられ、傷口がはれたりすることがあるので気をつけましょう!

 

ファーストピアスのアフターケア、その後の流れは?

ファーストピアスをつけている間は、お風呂にはいっているときにピアスホール部分をシャワーで流すなど、清潔に保ちます。私の場合は病院でもらった消毒専用ジェルをピアスの軸の部分につけ、軸を前後に動かしてジェルをピアスホールに行き渡らせた後で、洗い流すというケアをしていました。アフターケアの方法については施術を受けた病院で教えてもらいましょう。

ピアスの穴をあけた当日は横向きで寝るとピアスの存在が気になり、なかなか寝付けませんでしたが、1週間もすると慣れてきます。また、ホールが安定してくるとケアもスムーズにできるようになり、「もうすぐ外せるかも?」と期待が高まっていきました。

ファーストピアスは1~2ヶ月で取り外すことができますが、その目安は「ピアスを前後に動かしても(回しても)痛みがない」「血液などの液が染み出てこない」など。ファーストピアスのキャッチは頑丈で、きつく締まっていることが多いので、不安な人は誰かに頼んで取り外してもらうと良いですね。

また、ホール完成後半年ぐらいは穴の位置や感覚をつかめず、ピアスがうまくつけられないこともあります。そんなときは装着前にピアスの軸や耳たぶにベビーオイルなどをぬり、すべりを良くするとつけやすくなりますよ。

 

顔周りに映える、女性らしいピアスを楽しむのに年齢は関係ありません。もしアレルギーや施術内容などに不安がある人は、病院で相談してみてくださいね。

参考:アイリス美容外科

すだ あゆみ

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