2018.05.29 UP
老人性色素斑(日光性黒子)とは?原因や効果的な治療法について
皮膚にできるシミの種類の中で、最も多いと言われているシミの代表「老人性色素班」。基本的には30代頃から発症すると言われていますが、早ければ20代から発症する場合も……。
老人性色素班は一体私たちにどのような影響をもたらすのでしょうか?発症の原因、消すための塗り薬(クリーム)・飲み薬・レーザーでの効果的な治療方法や老人性色素班を増やさないための予防法について詳しく紹介していきます。
老人性色素斑の病態について
老人性色素班の病態について知ることで、解決策が見つかるかもしれません。まずは基本的な症状から見ていきましょう。
そもそも老人性色素斑とは?
老人性色素班とは一体どんなものなのか、発症しやすい年齢や特徴などについて見ていきましょう。
特徴 | メラニンが過剰に作られ皮膚に沈着してしまい、円形状の褐色のシミが顔・手・腕・背中などに発症すること |
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発症しやすい年齢 | ・30~40代に多い ・色白の方や野外での活動が多い人は20代でも発症することがある |
症状が出やすい場所 | 顔・手・腕・デコルテ・背中などの紫外線を浴びやすい部分 |
形状・色 |
・形状は円形状のものが多い
・色は茶色のような褐色で、しだいに濃くなり拡大することがある。 |
その他の特徴 | ・紫外線を浴びてすぐには発症しない ・蓄積された紫外線ダメージによって発症する大きさや数もバラバラ ・物理的な刺激で症状を悪化させることがある ・レーザー治療や光治療でしか改善できない場合もある |
老人性色素班はとても身近なもので、誰もが発生する可能性があることがわかりましたね。今から気を付けられることはあるのでしょうか?
今すぐ気を付けたい3つのポイントとは!?
老人性色素班の症状や特徴からわかる、今から注意すべき3つのポイントについて紹介します。
①発症の年齢は30~40代に多いが、20代でも発症する場合がある
元々肌が白い方や、子供の頃から外にいる時間が長く紫外線対策をしっかりしてこなかった方は、20代でも老人性色素班が発症してしまう場合があります。できるだけ早い段階で紫外線対策を行う事をおすすめします。
②日常生活で紫外線の浴びやすい顔・手・腕・デコルテは要注意
普段の生活で露出することの多い、顔・手・腕・デコルテ部分は1年間ほぼ毎日のように紫外線を浴びていると言えるでしょう。また、紫外線対策を行いづらい箇所でもあるので、老人性色素班が集中してできやすい部分と言えます。
③ターンオーバーが乱れているとメラニンが排出されない
紫外線によって発生したメラニン色素は、通常であればターンオーバーのサイクルの中で角質となって排出されます。しかし、ターンオーバーが乱れてしまうと上手く排出されず、シミとなって皮膚に沈着してしまいます。
老人性色素斑ができるメカニズム
老人性色素班が発生する主な原因として「紫外線による影響」「ターンオーバーの衰え」による2つの理由があげられます。これらは一体どのようなメカニズムによって引き起こされているのでしょか?
紫外線による影響で老人性色素班が発生
老人性色素班が発生する主な理由として、”紫外線による影響”が大きく関わっています。基本的にシミは過剰なメラニン色素が生成されることによって発生。紫外線の影響によって肌の中に活性酸素が生まれ、その刺激によってメラノサイトが活性化。メラニン色素の生成の原因となるチロシナーゼの働きを活性化し、シミなどの原因となります。尚且つターンオーバーのサイクルも乱れ、メラニンが排出されずに皮膚内部に蓄積。結果として、老人性色素班として表皮に残ってしまうのです。
加齢・生活習慣によるターンオーバーの衰え
ターンオーバーとは肌の新陳代謝のこと。基底層で作られた細胞が分裂し、形や構造を変えながら肌表面へと押し上げられ、最後には垢や角質となって剥がれ落ちることを言います。
年齢で言うと30~40歳ぐらいで肌の老化がどんどんと進行。20代であっても、生活習慣が乱れることで血液に運ばれるべき栄養素や老廃物が滞ります。その結果、血液循環や代謝機能に悪影響を及ぼし、ターンオーバーが乱れる原因となるでしょう。
出典:トランシーノ
20代頃の一般的なターンオーバーのサイクルは上の表のように約4週間(28日程度)と言われていますが、加齢に伴いサイクルが35日、40日と長くなる傾向があります。
サイクルが衰えると古い角質がいつまでも肌に残っている状態となり、老人性色素班の原因となります。
老人性色素斑ができる原因
先ほど、老人性色素班ができるメカニズムは紫外線・ターンオーバーによる影響が大きいことを説明しました。そもそも何が原因でこれらの影響を受けてしまうのか……発症の詳しい原因について紹介していきます。
紫外線ダメージを受けてしまう原因とは?
・日焼け止めクリームの塗り直しをしない
・日焼け止めクリームのカバー力が足りていない
・紫外線を透過しやすい生地の服や帽子を使用している
・天気の悪い日や寒い季節は紫外線対策を全くしない
・室内や社内では紫外線対策は全くしない
・美白用のスキンケアを使用しない
紫外線対策を怠ることが老人性色素班を発生させる1番の理由と言われています。このようなことが子供の頃から繰り返されることで、20代以降多くのシミが発生しやすくなります。
ターンオーバーが衰える原因とは?
・生活習慣の乱れ(栄養不足・不規則な睡眠・運動不足)
・ストレス
・タバコやお酒の摂取量が多い
・肌を強く擦ったり、洗顔のしすぎ(間違ったスキンケア)
ターンオーバーのサイクルを正すには、日常生活の行いから見直す必要があります。もちろん、紫外線対策も忘れてはいけません。
これらの原因からわかることは、老人性色素班が発症するのは顔だけでなく、紫外線を浴びやすい部位ならどこでも発症する恐れがあるということです。
老人性色素斑の形状と発生しやすい部位
老人性色素班はどのような形をしているのか?どこに発生しやすいのかを知ることで治療をしやすくなります。
どんな形状?
形状の特徴は次のようなものがあります。
・輪郭がはっきりとした円形状のものや、形が定まらないいびつなもの
・左右対称ではなく、位置は様々
・大きさは1cm程度のものやそれ以下のもの
・色は褐色のような色味で、時間経過についれてどんどんと濃くなっていく場合もある
発症しやすい部位はどこ?
紫外線を浴びることの多い部分、顔、手、腕、デコルテなどは老人性色素班ができやすいと言われています。紫外線は曇りや雨の日、冬でも降り注いでいるので、1年中油断はできません。
顔
出典:ひびきの皮ふ科
老人性色素班は顔にとてもできやすく、肝斑と間違えやすいのでよく確認する必要があります。
手
出典:SSクリニック
手の甲は年齢が出やすいと言われていますが、シミがあることでより加齢を感じさせるような見え方に……。
腕
出典:山本外科内科
夏場は半袖のシャツやノースリーブの服を着る機会が増えると思います。腕の紫外線対策をしっかりと行わないとこのようなシミができてしまいます。
デコルテ(背中)
デコルテや背中は海やプールなどで紫外線を浴びやすい部分なのでシミができやすく、目立ちます。
紫外線による影響で発生するシミは老人性色素班以外にも様々あります。治療をスムーズに行うために役立つ、老人性色素班の見分け方を見ていきましょう。
老人性色素班の見分け方
シミには様々な種類が存在し、老人性色素班と見分けが付きにくい形状のものがあります。見分け方のセルフチェックシートとその他症状について紹介します。
老人性色素班セルフチェックシート
発生してしまったシミの種類を知ることは、シミを改善する上でとても重要になります。次のチェック項目にどれだけ当てはまるかどうかで老人性色素班がかどうか見分けることができます。
□円形状またはいびつな形で褐色のような色のシミである
□大きさは1cm程度のものや小さなものまでバラバラである
□過去に野外スポーツや海、プールなどのアウトドアを頻繁に行っていた
□日焼けサロンなどで肌を焼いた経験がある
□日焼け止めを塗っても塗り直すことはしない
□室内やちょっとしたお出掛けでは日焼け止めを塗らない
□ストレスが溜まりやすい
□食生活が乱れている
□睡眠時間が短い
□タバコを吸う
□お酒を飲む
□20代後半以降からシミが増えてきた
□肌を強く擦ったり、洗顔を1日3回以上する
多く当てはまるほど老人性色素班の可能性が高いと言えます。
その他の症状との見分け方
シミの種類は老人性色素班以外にも雀卵斑や肝斑、炎症性色素沈着など様々です。中でも、老人性色素班は肝斑と見間違えやすいので要注意。
肝斑の特徴としては、境界線がぼやけており、モワッとした変色部分が広がっている状態で、左右対称に現れることが多いです。シミの種類によって治療方法も異なりますので、発生したシミの種類を知ることはとても重要になってくるでしょう。
老人性色素班の治療法
「老人性色素班を治療したい」と考えたときに、まずできることとして「薬を塗る」「薬を飲む」ことが考えられます。これらは具体的にどのような効果があり、どのような成分が含まれているのか見ていきましょう。
塗り薬
老人性色素班の治療に用いられる薬にはビタミンC誘導体、ハイドロキノン、トレチノインなどが含まれています。これらの成分の働きについて詳しく紹介します。
塗り薬がシミに働きかける3つのこと
①メラニン生成を制御、シミの進行を防ぐ
②表皮の古い角質を取り除き、メラニン色素を排出を促進
③メラノサイト自体を破壊して、シミ予防だけでなくすでに皮膚に沈着したメラニン色素にまで働きかける
塗り薬の効果として主に上記のようなことがあげられます。では、成分ごとのシミへの作用について詳しく見ていきましょう。
ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は厚生労働省に認められている美白成分のうちのひとつ。シミへのアプローチとしては「チロシナーゼの働きを阻害」してくれます。
この働きの結果として、メラニン生成を制御しシミを予防。また、すでにできてしまったシミが初期の薄いまま進行しないようにしてくれる作用が期待できるでしょう。
トレチノイン
トレチノインはビタミンAの誘導体で、米国では約30年前からFDA(連邦医薬品局=アメリカの厚生労働省)にニキビの治療薬として許可されています。トレチノインは表皮の古い角質を取り除き、メラニン色素を排出してくれる働きがあります。これによって、ターンオーバーの促進、皮脂の分泌を抑える作用、肌の内部でコラーゲンやヒアルロン酸を増やしシワを緩和する効果も期待できると言われています。
ただ、効果が高いぶん日本人の肌には刺激が強すぎることも。それゆえ、日本の製品としては認可されていません。(今、日本で出回っているものは病院で調剤したり、病院がアメリカの製品を輸入して処方したりしています)
現在市販で買えるものはトレチノインがビタミンA誘導体に変わる前段階の「レチノール」配合の化粧品となります。
b.glenからはレチノール配合でシミ、シワといったエイジングサイン全般をケアしてくれるアイテムが発売されています。
トライアルキットも出ているので、レチノールの効果を試したい!という方におすすめ!
ハイドロキノン
ハイドロキノンはメラニンの生成を制御するだけでなく、メラニンを生成する細胞(メラノサイト)自体を減少させると言われている成分です。その結果、シミを予防するだけでなくすでに皮膚に沈着したメラニン色素にまで働きかけてくれます。
そして肌質の弱い敏感肌でも、確かな効果を実感できるとして人気を呼んでいる”日本製・日本人向け処方“のハイドロキノンクリームが、b.glenの「QuSomeホワイトクリーム1.9」。
従来のハイドロキノンが抱える「不安定・低い浸透性」を独自のテクノロジーによって解消。角質までしっかり浸透し、長時間ハイドロキノン成分が効果を発揮できることから、1.9%という配合率の低さでも4%に匹敵する効果でシミにアプローチします。低配合だから刺激の心配もほとんどなく、肌質で悩んでいる人でも安心して使用できるのも嬉しいところ。
さらに、2017年6月にQuSomeホワイトクリーム1.9に新たな美容成分が加わり、パワーアップ。シミに悩むすべての女性の最終兵器ともいえる商品が完成しました。老人性色素班にも非常に有効な商品です。
塗り薬の注意点
ハイドロキノンの含まれた塗り薬は、効果が大きい分、取り扱いに注意が必要です。ハイドロキノンは3パーセント未満であれば副作用の心配はないと言われていますが、海外輸入品の中には、5パーセントを超える高濃度のハイドロキノンクリームが出回っています。医師の処方であれば5~10%という高濃度のものが使用可能ではありますが、濃度が高いと白斑などのリスクがあるため取り扱いには注意しましょう。
飲み薬
シミの治療によく使用される市販薬・処方薬の代表的な成分はビタミンC、トラネキサム酸、L-システインです。これらの成分の働きを見ていきましょう。
飲み薬がシミに働きかける3つのこと
①できてしまったシミを薄くする還元作用
②メラニン生成の指示のを制御し、シミを予防
③ターンオーバーのサイクルの正常化
飲み薬の効果として主に上記のようなことがあげられます。では、成分ごとのシミへの作用について詳しく見ていきましょう。
ビタミンC
ビタミンCは、ビタミンC誘導体と同様にメラノサイトにメラニン生成の指示を出す「チロシナーゼの働きを阻害」してくれる作用があります。その他にも、排出されないメラニン色素そのものを、普通の色素に戻す還元効果があり、すでにできてしまったシミを緩和する作用も期待できると言われています。
トラネキサム酸
トラネキサム酸は、メラニンを作り出す情報伝達物質の働きを抑制し、シミを予防。また、抗炎症作用による肌荒れ防止も期待できます。
L-システイン
L-システインは 、肌のターンオーバーのサイクルを正常にしてくれる働きが期待できます。これによって、シミや肌荒れなどの肌トラブルを緩和。この他にも、紫外線やストレスからなる活性酸素の除去をする抗酸化作用もあります。L-システインはビタミンCと一緒に摂ることでより効果が高まると言われています。
飲み薬の注意点
トラネキサム酸の濃度が1パーセントで、食欲不振や下痢、または嘔吐といった症状が出ることがあります。必ず医師と相談してから服用するようにしましょう。
また、飲み薬が処方薬の場合、健康保険が使えることが多いので、継続して続けるにはお得かもしれません。購入前に市販薬と比較してみてはいかがでしょうか?
その他の治療方法として、レーザー治療というものがあります。こちらは、確実に手早くシミを綺麗にしたい人におすすめ。次の記事で詳しく紹介していきます。
レーザー治療は老人性色素斑に有効?
シミに1番有効な治療方法として用いられているのはレーザー治療です。レーザー治療は皮膚に沈着したメラニン色素を直接破壊。レーザーの中でも、老人性色素班に効果があると言われるQスイッチルビーレーザー、QスイッチYAGレーザー、Qスイッチアレキサンドライトレーザーの3種類を紹介します。
Qスイッチルビーレーザー
Qスイッチルビーレーザーの特徴、注意点、料金例を紹介します。
特徴
・694nmの波長を持つ
・1~5回程度の治療で改善できると言われている(大きさや数、部位、深さなどによって異なる)
・傷跡を残さずメラニン色素のみ治療ができ、周囲の正常な皮膚や血管を傷付けない
・ある程度の濃さも持つ老人性色素班や広範囲のシミやアザ、そばかす治療も可能
注意点
・肝斑にはNG。かえって濃くなってしまう可能性がある
・術後は照射部分を紫外線に晒さない
・照射して数日するとできるかさぶたは無理にはがさない
・日光過敏の方や皮膚炎、妊娠中の方などは治療ができない場合がある
料金例
・SBC湘南美容外科の場合、2mm以下で2,430円~
・品川スキンクリニック美容皮フ科の場合、1mm×1mmで5,000円~
※症状や治療内容によっては価格が変わる場合がある
QスイッチYAG(ヤグ)レーザー
QスイッチYAG(ヤグ)レーザーの特徴、注意点、料金例を紹介します。
特徴
・真皮にまで届く1064nmの波長と表皮のメラニン色素を破壊する532nmの波長の2種類を持つ
・薄いシミであれば基本的には1回の治療で済む。治療時間は5~20分程度(大きさや数、部位、深さなどによって異なる)
・表皮・真皮のどちらのシミも破壊することができる
・老人性色素班の他に、そばかす、脂漏性角化症(いわゆるいぼ)、後天性メラノサイト―シス、太田母斑(青アザ)、タトゥー除去などにも用いられる
注意点
・照射して数日するとできるかさぶたは無理にはがさない
・照射してできたかさぶたが取れ、赤みを帯びてる場合にはひっかいたりこすったりなどの刺激を与えるのはNG(医師の指示によってメイクは可)
・かさぶたが取れた新しい皮膚は日焼けしないように。炎症性色素沈着の原因になる恐れがある
・日光過敏の方や皮膚炎、妊娠中の方などは治療ができない場合がある
料金例
・新宿美容外科クリニック(新宿院・立川院)の場合、1mmで2,000円~
・表参道美容皮膚科の場合、直径5mm以内で5,000円~
※症状や治療内容によっては価格が変わる場合がある
Qスイッチアレキサンドライトレーザー
Qスイッチアレキサンドライトレーザーの特徴、注意点、料金例を紹介します。
特徴
・755nmの波長を持つ
・1~5回程度で治療で改善できると言われている(大きさや数、部位、深さなどによって異なる)
メラニン色素などの黒い部分によく反応し、ヘモグロビンなどの赤い部分に反応しにくく、血管などの組織に対してダメージが少ないといった安心できるのが特徴
・老人性色素班の他、そばかす、アザ、タトゥー除去のほかに、医療レーザー脱毛としても用いられる
・ルビーレーザーと比較してみると、レーザー照射後の色素沈着、色素脱色などのリスクが少ないと言われている
注意点
・照射して数日するとできるかさぶたは無理にはがしてはいけない
・施術後い照射部分がかさぶたになった場合、自然に剥がれるまで軟膏と保護テープで湿潤状態をキープする必要がある
・照射してできたかさぶたが取れ、赤みを帯びてる場合にはひっかいたりこすったりなどの刺激を与えるのはNG。(医師の指示によってメイクは可)
料金例
・新宿中央クリニック 5mm×5mmの場合、10,800円~
・二子玉川ヤスダクリニック 2~3mmの場合2,000円~3,000円
※症状や治療内容によっては価格が変わる場合がある
※「nm(ナノメートル)」とは、国際単位系の長さの単位で、10−9メートル (m) = 10億分の1メートル。 光の波長(100〜1000 nmオーダー)や、原子・分子の構造(0.1〜10 nmオーダー)などを表すのに使用される。
※「Qスイッチ」とは、高いエネルギーをナノ秒単位という瞬間的に照射することができる装置のこと。短い時間で照射されるため、高いエネルギーでも肌に対するダメージが少ないのが特徴。
レーザー治療は手早く効果を感じたい方におすすめできるものではありますが、回数が多かったり、範囲が広いと料金の負担はそれなりに大きくなっていきます。
取り返しがつかなくなる前に、シミを予防することがとても重要です。
老人性色素斑を予防するには?
老人性色素班の主な原因は「紫外線ダメージによるメラニン細胞の活性化」「ターンオーバーの乱れによってメラニン色素がうまく排出されない」といった2つの要因が挙げられます。これらを予防する方法をまとめました。
老人性色素班を予防する5つの方法とは!?
紫外線対策をする
生活習慣を整える(栄養を摂る・規則正しい睡眠・適度な運動など)
ストレスを溜め込まない
タバコやお酒は控えめに
正しいスキンケア
老人性色素班の予防は日々の積み重ねが重要です。上記のことを毎日繰り返すことで、これから先の未来の肌を美しく保つことができるかもしれません。
老人性色素班を予防・改善!いくつになっても美しい肌作り
老人性色素班の原因や治療方法、予防法について詳しくお伝えしてきました。
シミの中で最もできやすい種類の一つとされている老人性色素班ですが、改善策を知ることで他人と差がつく肌作りが可能となります。
シミを作るか作らないかは自分次第。早めの予防で未来を変えることができます。ぜひできることからコツコツ始めてみてくださいね。