2016.09.08 UP
“おっぱいコンサルタント”実践中!触れたくなる「ふわふわおっぱい」の作り方
「あれ、私のおっぱいってこんなに小さかった?」「こんなに垂れてた?」30代に入って、気づけば、おっぱいの位置がぐんと下がった気がするなんて方はいませんか。でも、加齢だから仕方ないと諦めてはいけません。
「日々のちょっとした工夫で、つい触れたくなるようなやわらかいおっぱいを手にすることができるんです」と話すのは、プロボディデザイナーとして女性の骨格や筋肉に触れ、オールハンド施術による美を追求してきた益本香織さん。
“おっぱいコンサルタント”としても活動しているおっぱいケアのプロに、毎日のケア習慣について教えてもらいました。
おっぱいケア習慣1:深くゆっくり呼吸する
「毎日忙しく過ごしていると、呼吸はどんどん浅くなります。呼吸が浅いと、デコルテからおっぱいまで、胸まわりの皮膚がほとんど動かず、凝り固まってしまいます。
呼吸ができないことで、おっぱいにも栄養が行き届きませんし、肩こりや首こり、大顔の原因にも。やわらかいおっぱいを作るためには、まずは深い呼吸で血行を良くし、胸の皮膚をやわらかくすることが大切です」
プロ実践!胸の皮膚をやわらかくする呼吸
1. いったん息を吐いた後、デコルテに空気を入れるイメージで、鼻から息を吸います。デコルテ部分に手を当てて、しっかり空気が鎖骨のあたりまでしっかり入ってくることを感じましょう。
2. おなかをへこませながら口から息を吐きます。
朝起きて、ベッドに寝たまま行うと、リラックスした状態で呼吸をより深く感じられます。デコルテに呼吸を入れることが上手になってきたら、デコルテに息を入れる意識はそのままで、肋骨に手をあてて、肋骨が動くのを確認しながら行ってみるのもオススメです。
吐くときにしっかり肋骨をしまうことで、くびれもできやすくなりますよ。朝日を浴びながらする深呼吸も、自律神経を整え、「幸せホルモン」セロトニンを活性化させるといわれていますので朝呼吸はお得です。
「胸式呼吸をしっかり学びたい人は、ピラティスに挑戦するのもいいでしょう。お腹をしめたまま深く呼吸を行うので、骨の可動域がひろがり背中のコリも和らぎます。おっぱいもやわらかくなり、お腹がしまってくびれができる、理想の体型に近づけます」(益本さん)
日常的に呼吸を深くするために、好きな香りのアロマをたいて、心身をリラックスさせることもひとつの方法です。ちなみに益本さんは、お子さんが小さく、なかなかアロマをたく時間がとれないとのこと。そこで、好きな柑橘系のフルーツやハーブを食事に取り入れて、ほのかな香りを楽しんでいるそうです。
おっぱいケア習慣2:肩甲骨を動かす
「おっぱいの皮膚が硬く、冷たくなっている人は、肩甲骨まわりの筋肉がガチガチに凝り固まっている人がほとんど。まずは、肩や背中をやわらかくし、上半身の張りをとることが大切です。
デスクワークでのパソコン作業、スマホの見過ぎなどで肩こりを実感している方は、仕事中も腕を軽くまわし、肩甲骨をこまめに動かしましょう」
プロ実践!バストを育てるストレッチ①
1. まずは耳たぶと肩が一直線になるように 姿勢を整えます。
2. 前ななめ上(10 時の方角)に肩をしっかりあげキープし、元に戻して脱力。
3. 後ろななめ上(2 時の方角)に肩をしっかりあげキープし、元に戻して脱力。
4. 両手をまっすぐ前に出し、肩甲骨を広げるように前にぎゅーっと伸ばしてください。
5. 伸ばした状態から戻しながら肘を 90 度に曲げ横にひらいていきます。
6. 曲げた状態から、手を左右にゆっくり回してください。
「肩甲骨をしっかり緩めることで背中がしっかり緩んできます。お風呂に入りながら半身浴のまましたり、お風呂上りにすると、体があったまっているので無理なく緩めることができます。
ほかにも、肩甲骨をしっかり、動かすように肩をまわしたり、肩甲骨の下にストレッチポールやテニスボールを置いて寝ころがり、上下に動きながら自分の体重の重みで背中の筋肉をほぐすのもオススメです」
プロ実践!バストを育てるストレッチ②
1. 両手を頭の上にまっすぐ伸ばし、軽くくみます。
2. そのまま右側に倒し、左の体側、肩甲骨の横側を伸ばします。左にも倒して、右の体側も同様に伸ばします。
「わきの下にはリンパが集中しているので、しっかり伸ばすことで老廃物の流れがよくなり、必要な栄養素が血液中からいきわたるようになります。デスクワーク中や休憩中に気持ちよさを感じるところまで数回伸ばしましょう。
離れ乳の方は、バスト横の体の側面が凝っている方がほとんど。優しく触ってあげたり、動かしてあげることも効果的です。ストレッチする際に、カラダの側面がおなかの横あたりまで伸びるのを感じるように意識すると、くびれもできやすくなりますよ」
プロ実践!バストを育てるストレッチ③
1. 右手を肩と同じ高さに上げ、できるだけ体から離した位置までまっすぐ横に伸ばします。
2. そのまま手のひらを天井に向け、ひっくり返してまた天井に向けてください。10回ほどくり返したら、左手も同様に行いましょう。
3. 右手を肩と同じ高さに上げ、指先を肩に置き、手と肩で三角をつくるようにします。
4. そのままひじを体の側面と平行になるように上にあげ、元に戻します。10回ほどくり返したら、左手も同様に行いましょう。
「手にひらを旋回させることで、腕の根元を動かし、肩回り・バスト脇の筋肉をやわらげます。手の先を引っ張られていると意識して、遠くまで伸ばすことを意識して丁寧に行ってください。きちんとできていたら、手の長さもスラリと長く美しくなりますよ。
正しい姿勢とは、耳と肩、太もものつけ根、膝、外側のくるぶしが一直線に並び、地面と平行であることが理想的です。肘の上下運動は、肩こりが慢性化して巻肩(肩が内側に入っている状態)になってしまっている方に効果的です。丁寧に繰り返すことで、耳の下に肩がくるようになり、美しいデコルテが手に入ります」
おっぱいケア習慣3:体を洗いながらおっぱいマッサージ
「忙しいなか、毎日マッサージをするのはおっくう。そんな人は入浴中の“体を洗う時間”をおっぱいケアタイムにしちゃいましょう。やわらかい泡を立てて、おっぱいのまわりから乳首までをなでるように洗うだけでも、女性ホルモンが刺激されます。
入浴後も時間がとれたら、バストクリームをやさしく塗りましょう。ボディケア商品を取り扱っているお店やエステサロン、下着専門店に行くと売っているので、店員さんに相談するといいでしょう。
さらに朝にも時間を作れる方は、バストクリームを外出前に塗ると、肌がキュッとしまり、ブラジャーとの密着度がアップします。ブラジャーがずれることなくしっかり支えてくれるので、朝5分だけ時間をとってケアするのがオススメです」
普段、猫背の方は胸が縮こまって硬くなりがちです。腕をひろげて深呼吸をしたり、胸をひらくように姿勢を正したり、意識を変えるだけでおっぱいのやわらかさは変わってくるはずです。
「おっぱいを“ケア”するなんて考えてもみなかった!」という多忙なANGIE読者のみなさんは、まず鏡で自分のおっぱいをじっと見つめてみること。そして、自分の手で触れていたわってあげることから始めてみましょう。
プロボディデザイナー ・アフェクティブバストセラピスト。パートナーに選ばれ続ける、愛されボディづくりの専門家。女性らしい曲線美とやわらかな質感をオールハンドでうみだし、愛される大人の女性のボディつくりを応援している。
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rumi
ライター・編集者