2016.06.15 UP
【検証】美容鍼100本で2000円!? 安い美容鍼って効果あるの?
新しい環境にも慣れてきた6月。少しずつ溜まってきた日々の疲れや体の不調を解消するため、マッサージや整骨院を利用している人もいるでしょう。
体の不調だけでなく、むくみ解消、肌荒れの改善など美容にいい効果を与えてくれるのが「美容鍼」です。だけど治療院は費用が高額で、通院の手間もかかる……。「鍼」というと「痛そう」「なんか本格的」というイメージを持って、敬遠してしまう人も少なくないですよね。
そこで自宅でできるパッチタイプの美容鍼をご紹介! 費用も安く、就寝前に手軽にできるというので、実際に試してみました!
「鍼」ってどんな効果があるの?
鍼灸整骨院などでは体だけでなく、鍼による顔への施術もおこなわれています。顔にも体と同じようにいくつものツボがあり、そのツボに鍼をさして刺激することで自律神経系などに作用し、血行や代謝をよくしたり、むくみ、冷え、コリといった症状の改善を目指します。
治療院で使われる鍼はさす場所によって種類がありますが、顔にさす場合、皮膚表面は深さ1mmにも達しないので痛みはほぼありません。
鍼は比較的即効性があるといわれています。変化を感じやすい顔のツボなどを刺激することで、リフトアップや肌荒れの改善、シミやクマが薄くなるなどの美容効果を感じる人も多いようです。
「美容鍼」は自宅で、自分でできる!
美容鍼をおこなう場合、鍼灸師のいる治療院に通う人が多いと思います。鍼灸には保険が適用される場合とそうでない場合がありますが、美容目的の場合は保険が適用されない場合が多いようです。
保険が効かない場合、1回の診察費用は3,000円~6,000円。初回ならこれに初診料も上乗せされます。全身の気になる症状を治療できるのはありがたいですが、継続するには費用がネックに……。
通販サイトで販売されている貼り付けタイプの円皮鍼なら、自宅でも手軽に鍼治療ができます。治療院に比べてはるかに費用が安く、通う手間も時間もかかりません。
Photo by amazon
SEIRIN(セイリン)の「パイオネックス100本入り」は鍼の長さによって種類がありますが、顔に使うなら最も短い3mmタイプがおすすめです。
鍼を樹脂で固定しているので肌に密着し、就寝時に付けたままでもはがれません。
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鍼を使わない、ささないタイプの電子鍼も販売されています。
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こちらは、瑞穂工業の電子鍼「みずほ電子鍼シルバー」。
鍼ではなく電子で肌を刺激するので痛みの心配がなく、衣服の上からでも使用できます。持ち運びも楽ちんです。
実際に「目の下のクマに効く」美容鍼にチャレンジ!
実際に貼るタイプの円皮鍼を購入し、自宅で美容鍼にチャレンジしてみました!
使用したのは0.3mmの円皮鍼です。鍼は肉眼ではほぼ見えません。
目の下のクマに効くとされているツボは「四白(しはく)」といって、目の真下のくぼみから約1cmほど下の位置にあります。
円皮鍼を台紙からはがして、ツボ部分に貼ります。何の痛みも感じず、むしろ「こんなので効くのかな?」と不安になるくらい……。
寝る前に貼り付け、そのまま就寝。翌朝はがしてみると劇的な変化とまではいかないまでも、うっすらクマが薄くなったような……?
上の写真がbefore、下の写真がafterです。クマが薄くなっただけでなく、むくみ解消の効果もありました! ほおからあごにかけてのむくみがひどく、毎朝マッサージがかかせない私ですが、この日はむくみがないことに気付きました。
四白はクマだけでなく、頬全体の血のめぐりをよくすることから、顔のむくみを解消するにも役立つそうです。これはうれしい!
今回は目の下のクマやむくみ、血行改善に効くとされるツボに、自分で美容鍼をさしてみました。
貼って寝るだけで、フェイスマッサージと同じような効果がでるならお手軽ですよね! 気になる症状があるときには、ぜひ鍼を試してみてくださいね。
すだ あゆみ
コスメコンシェルジュ