2016.11.02 UP
【合コンで使える問答集】得意料理を聞かれた時に答えるべき3つのメニューとは?
アラサー合コンなどで男子から女子によくされる質問、「一番得意な料理って、何?」
以前、男友だちがこんなことを言っていました。
「煮物とか肉じゃがって答えられると、100点満点だけど無難な感じがするんだよね。本当に作ってるのかどうか、こっちにはわからないじゃん? だから、リアルに作ってそうなメニューを挙げられると、『おっ!』て思う」
なるほど。これ、私は目から鱗でした。というわけで今回は、回答例としてオススメな3つのメニューをお伝えします!
男子で嫌いな人はナシ!の「麻婆豆腐」
男子が特に好む食べ物は、白いごはんと相性抜群のガッツリおかずです。中でも、麻婆豆腐、チンジャオロース、ホイコーローといった中華系おかずはトップ人気。私が独身時代に行ったリサーチからすると、麻婆豆腐人気が最も高かったです。
合コンで得意料理は麻婆豆腐と答えると、ほとんどの男子は「麻婆豆腐!」と叫んだ後、「うまいよねえ~」と、その飲み会で見た中で一番の笑顔を見せていました。また、「最後にネギを尋常じゃないくらい、たっぷり入れるのがコツなんだよね」と付け加えれば、さらに効果絶大!
なぜかわからないのですが、男子は“ネギてんこ盛り”にとても弱い傾向があります。その男子のネギ好きを利用し、「美味しい麻婆豆腐にネギたっぷり……うわー、食べてみてぇ~!」と思わせることで、胃袋をがっちりキャッチできちゃいます!
男子の隠れ人気No.1の野菜で!「ナスの揚げびたし」
男子といえば肉食の印象ですが、私が周辺男性と話したところ、彼らは心のどこかでいつもこう思っているそうです。
「あー……野菜も食べなきゃ」
相手がアラサーやアラフォーで、おまけに生活が不規則だったら、得意料理として野菜料理をアピールできれば、ぐっとポイントが上がること間違いなしです。中でも、特にオススメしたいのが、「ナスの揚げびたし」なんです。
まずは何より、“揚げる”という工程が入るだけで料理上手が演出できます。さらにナスの揚げびたしは油のコクで食べごたえは満点! にもかかわらず、メイン食材が野菜のため、揚げ物を食べているという罪悪感からも(若干ですが)逃れられちゃう、優れもののメニューなのです。
しかし、野菜の揚げ料理は数あれど、なぜ、ナスなのかと言うと……。私は秘かに、ナスは結婚を呼び込む野菜だと考えているんです。以前、新婚ホヤホヤの男友だちに、彼女の好きなところを聞いたところ、「料理上手なところ!」と言った彼は、こう続けました。「つきあっていたときに、彼女がナスの揚げびたしを作ってくれて、すっごい感激したんだよね」と。
そして、先日結婚式を挙げた片岡愛之助さんも婚約会見で、紀香さんの好きな手料理に「ナスの肉巻き」を挙げていました。ただの偶然かもしれませんが、シンプルに焼くだけでも美味しいナスをもっと美味しくできちゃう! というところに男子は胃袋をつかまれるのかもしれません。
どんなに好きでも男子はなかなか作らない!「マカロニグラタン」
グラタンが大好物という男子は山のように出会いましたが、グラタンを作る男子には出会ったことがありません。マカロニをゆでてホワイトソースを作って、具材と絡めて……などなど。細かい作業過程はわからないけれど、手が込んでいることだけはわかる。自分で作るものではなく、買って食べるもの、もしくはお母さんが作るもの。それが男子にとってのグラタンなのかもしれません。
となればナスの揚げびたし同様、グラタンは、料理上手をアピールできる効果が期待できます。結婚というのは、自分に足りないものを補完し合うものですよね。“グラタンを作る”という彼に“ないもの”を提示することで、“私はあなたにないものを持っているよ”と男子の潜在意識に刷り込めるはず!
そして話の最後に、ぜひ付け加えてほしい一言はこちら。サラッと言うのがポイントです。
「グラタン、ナニゲに便利なんだよー。ホワイトソースが余ったら冷凍しておけばいろいろ使えるし」
グラタンだけでもすごいのに、何に使うかよくわからないホワイトソースも冷凍して、いろいろ使うって……。「この子、すごい料理上手なのかも!」と、さらにポイントアップできる可能性が高まります!
いかがでしたか? お気づきの方もいるかもしれませんが、今回出した3つの料理には共通点があります。それは、お弁当などにして持っていくのは、ちょっと難しそうと言うところ。つまり、どちらかの家に行って食べたいものなのです。
もし、ふたりの距離が縮まったら……「ね、あの料理食べさせてくれない?」。それはどちらにとってもいい言い訳になるのです。家に招いたり、あるいは呼ぶための。
胃袋をつかみつつ、それとなく家を行き来できる呼び水も用意する――。1つの質問で、2つ3つと技をしかけたり。合コンって、奥が深いですね~!
仲 麻希
編集ライター