2015.11.30 UP
万病のもと「冷え性」を改善!おすすめの効果的な冷えとり法とは
手がふれあった際に、手先のあまりの冷たさに友人にびっくりされたことのある私は、一年中冷え性に悩まされるひとりです。
体質だからしょうがないと思っている人も多いかもしれませんが、冷え性はけして改善できないわけではありません。
今年こそあきらめずに「冷えとり習慣」、始めてみませんか?
重ね着の効果は本当!「空気の層」をつくりましょう
冷えを予防するものとして、重ね着は効果が高いとされています。
厚手の羽織り1枚よりもインナーを重ね着するほうがおすすめ。空気の層がつくられ、身体の熱によってその空気があたたまり、保温効果が高まります。
ルームウェアも重ね着すれば冷えることもなく、無駄にエアコンの温度を高く設定せずにすみますよ。
筋肉量の多い下半身をきたえるトレーニングを
Movie by YouTube(効果に差が出る! スクワットの正しいやり方)
体の熱を作る筋肉。特に筋肉量の多い下半身を意識してトレーニングをすると、冷えの解消に効果的です。筋肉が増えることで血の巡りが良くなり、全身があたたかくなります。
下半身の筋トレで効果が期待できるものといえば、定番なのはスクワット! この機会に、正しいやり方をきちんとマスターしましょう。
発酵食品&お茶で体の中からあたためて
みそ、納豆、漬け物、チーズなどの発酵食品は血液をさらさらにして、体をあたためる効果があります。毎日の食事に積極的にとりいれると冷えもやわらぎます。
また、普段何気なく飲んでいるお茶にも体を冷やすものと、あたためるものがあることをご存知ですか?
色の濃いプーアール茶や烏龍茶、番茶は冷え性予防におすすめ。反対に色味の薄いもの、発酵されていない緑茶などは体を冷やす場合もあるので気をつけてください。
ほかにも、体を内側からあたためる飲み物をご紹介しましょう。
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■ココア
冷え予防の代表格である生姜は体温上昇が早い反面、体温低下も早いことが森永製菓の調査によってわかっています。
一方ココアは飲み始めるとゆるやかに体温上昇がはじまり、低下もゆるやか。生姜よりもココアの方が長く体をあたためてくれるようです。
また、ココアに含まれるポリフェノールには体のサビの原因となる酸化をくいとめる抗酸化作用があるため、美容の面でもうれしいですね。
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■タンポポコーヒー
漢方のひとつであるタンポポは、香ばしい味が食欲をそそります。
消化をサポートするともいわれ、血液の流れをスムーズにして体のめぐりを良くし、体を冷えにくくするようです。
むくみの解消にも良いともいわれています。
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■グリューワイン
ワインと香辛料のはいったあたたかいグリューワインは、ヨーロッパ諸国の冬の代名詞。日本では「ホットワイン」として、程よいアルコールとスパイスが冷えた体をあたためます。
ホットワインには、トッピングとしてシナモンをぜひいれましょう。シナモンは、シミ、シワ改善を促すだけでなく、脂肪を小さくするなど美容の面でもメリットがあります!
ご紹介したように、冷え性解消には衣服、運動、食事など、身体をあたためることを習慣化して長く続けることが大事なようです。できることから少しずつ、積み重ねていきましょう!
すだ あゆみ
コスメコンシェルジュ