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2024.06.18 UP

家族のためにも「血管年齢」を知って健康を保とう!フクダ電子が動脈硬化予防の啓発イベントを開催

毎年6月の第3日曜日は、父の日。2024年は6月16日でしたが、皆さんはどのように過ごされましたか?

そんな父の日を前に、医療機器メーカーのフクダ電子株式会社によって開催されたのが、「血管年齢を知り動脈硬化を防ぐ」と題したイベント。

中高年男性に多い動脈硬化のリスクについて正しい知識を学び、自身の血管年齢を知ることの重要性を取材しました。

第一人者が説く!動脈硬化の怖さと予防のポイント

日本人の死亡原因の2割以上を占める心疾患(15.0%)、脳血管疾患(7.5%)は※1、動脈硬化が発症原因とされ ています。

生命に影響を及ぼす重篤な疾患を引き起こす動脈硬化は、自覚症状がないことが多く、早期発見・早期治療のために自分自身の血管を知ることが大切です。

※1 厚生労働省調査資料(令和2年(2020))より

イベントでは、循環器領域の第一人者である佐賀大学医学部長の野出孝一先生による講演を開催。

野出先生は「動脈硬化は10代から始まっている可能性がある」と指摘し、「今は動脈の詰まりや硬さを調べられる計測器もありますので、若いうちから自分の血管年齢を知り、早めに生活習慣を改善していくことが重要です」と、早めに生活習慣改善を考える重要性を訴えました。

また、中高年世代に多い飲酒と血管の関係についても説明。

「お酒は血管を傷つけるので、飲みすぎはよくありません。適量を心がけることが大切ですね。1日1合程度なら問題ありませんが、それ以上は控えめにしましょう。

お酒の代わりに、軽い運動を習慣にするのがおすすめですよ。ウォーキングなら飲酒の誘惑にも負けにくいですからね」と話しました。

野出先生はこのほか、高血圧を防ぐための食事療法として、塩分控えめ、カリウムや食物繊維の多い食品の摂取、そして適正体重の維持を挙げました。

家族でチャレンジ!親子で楽しく動脈硬化予防

パネルディスカッションには、タレントの舞の海秀平さんと、女優の岡田結実さんが登場。父親世代の代表として参加した舞の海さんは、前回の血管年齢測定から5kgの減量に成功し、食生活改善に取り組んだ成果を披露しました。

そして岡田さんからは、父の日のサプライズとして、舞の海さんに”愛娘弁当”のプレゼントが!

動脈硬化予防に効果的とされる食材がふんだんに使われているのが特徴です。この光景を見た野出先生は、「親子や家族で楽しく動脈硬化予防をしてほしい」とエールを送りました。

イベントに参加した岡田さんは、「お父さんもお母さんも長生きしてほしい。そのためにも、動脈硬化予防の大切さを皆さんに知ってもらいたい」と呼びかけました。

 

動脈硬化は、早期発見と予防が何より大切。自分や大切な家族の健康を守るためにも、定期的な検査を受けて血管年齢をチェックしてみてはいかがでしょうか。

大西 マリコ

大西 マリコ

美容ライター/西洋占星術家

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