2024.06.19 UP
「迫力満点!車いすラグビー観戦のススメ」大人女性がハマるユニークな趣味を紹介!
珍しくて面白い「趣味」を持つ人のインタビューをお届けする「趣味シリーズ」。
前回「文通」をご紹介したツバメさんが最近見つけた趣味、「車いすラグビー観戦」を紹介します。
マーダーボール(殺人ボール)って何!?からハマった、車いすラグビー
ANGIE世代のツバメさん(仮名)は、働きながら二人の子どもを育てる主婦。
相撲観戦、手芸、フラワーアレンジメント、文通とたくさんの趣味をもっていますが、最近「車いすラグビー」観戦に親子でハマっているのだそう!
――車いすラグビーにハマったきっかけを教えてください。
ツバメさん:東京パラリンピックの前に、テレビで競技を紹介していたんです。その中に「英語でマーダーボール(殺人ボール)と呼ばれる競技がある」と紹介されていて。
それが車いすラグビーなんですけど、「え、何それ?」と興味を持ちました。
――テレビでパラリンピックの車いすラグビーを観戦したんですか?
ツバメさん:はい。YouTubeで観戦して面白いと思い、パラリンピック後に息子と実際の試合を見に行ったんです。
それが、すっごい迫力でした!
スピード、音、全部が迫力!思わず声が出てしまう
――どんなところがすごいんでしょう?
ツバメさん:まず、車いすのスピードが速い。めちゃくちゃ速い。そしてタックルもするのでぶつかって大きい音がして、車いすがひっくり返ります。
目の前で自転車事故が何度も起きているようなものです。それに驚きました。思わず声が出ちゃいます。
試合も点がどんどん入るのでスピーディーで、見ていてあっという間。ルールがわからなくても夢中になりました。
――かなり激しいスポーツなんですね。
ツバメさん:車いすがぶつかり合ったりひっくり返ったりという迫力あるスポーツですが、チームメンバーがバラエティ豊かな点も面白いんですよ。なんと男女混合なんです。
車いすラグビーは、性別や障害の程度によってそれぞれの選手に「持ち点」があり、点数が合計8点になるようにチームを作らなくてはいけません。
だから女性がいても、障害が重い人がいても不利ではないのです。どんなメンバーを選ぶかも戦略なんですよね。そういうところも車いすラグビーの魅力です。
――メンバー選びから頭脳戦の要素があるんですね。それは面白そう。最近も試合を観戦しているんですか?
ツバメさん:日本にも複数の車いすラグビーチームがあり、基本的に無料で観戦できます。
この間は東京体育館で国際試合があり、Tシャツを買うとアリーナ席で観戦できたんです。Tシャツを買って近くで試合を観たのですが、これが迫力満点ですごく良かった!
Tシャツやタオルといったグッズを買うことは、競技を応援することでもありますよね。とてもいいお金の使い方をしたと思います。
――見ていると、やりたくなりませんか?
ツバメさん:なります。小学生の息子はこの間プレイしたんですよ。
――そうなんですか!?
ツバメさん:車いすラグビーの試合を見に行くと、体験できるコーナーもあるんです。
そこで体験試合が開催されていて。すごく楽しかったと喜んでいました。
――ツバメさんは相撲観戦も好きですよね。どんなところに違いを感じますか?
ツバメさん:車いすラグビーの選手は髪型が変わるんですよね。
相撲は若い力士が髷を結える長さになった時と、引退して断髪式をするときしか髪型が変わりません。でも、車いすラグビーの選手は髪型が変わる。私にはそれがとても新鮮で。
私の推し選手もときどき髪色が変わるので、そういう変化を見るのも楽しいです。
いすラグ(車いすラグビー)、選手がカッコイイんですよ~!(笑)
パラリンピックでメダル獲得も期待、今から注目したい車いすラグビー
日本の車いすラグビーのレベルはとても高く、パリのパラリンピックではメダルを取れる可能性もあるのだとか。
観戦はもちろん、プレイする側としても楽しそうな車いすラグビー。もしかしたら今後、体験できる場所が増えてくるかも?