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2023.04.11 UP

生理痛に理解のある社会実現を目指す「みんなの生理痛プロジェクト」始動!

多くの女性が経験している、生理痛。痛みがあるだけでもつらいのに、症状を我慢して生活をしたり周囲に相談できなかったりと、悩みは痛みだけではありません。

そんな生理痛に対して、社会全体の理解が深まることを目指す活動「みんなの生理痛プロジェクト」が第一三共ヘルスケア株式会社によって始動!

本記事では、都内で開催された説明会の様子をお届けします。

 

知ることから始める!生理痛と正しく向き合える社会

「みんなの生理痛プロジェクト」は、生理痛に悩む女性はもちろん、社会全体に生理痛との正しい向き合い方を発信するもの。

解熱鎮痛薬ブランド「ロキソニン」が生理痛のメカニズムに着目した新製品「ロキソニンSプレミアムファイン」の発売日である2023年3月8日に合わせて始動しました。

ブランドメッセージは「#生理痛を甘く見ないでほしい」。

説明会に登壇した、ロキソニン内服薬ブランドマネジャー 土合桃子さんによると、この力強い言葉の背景には、

「生理痛の症状や重さ、悩みには個人差があることを社会全体で理解し、悩んでいる方への思いやりが広がってほしい」

という願いを込めているとのこと。

 

また、悩みを抱える方に対しては、

『生理痛くらいで』と思わず、鎮痛薬の正しい使用も対処法のひとつとして選択肢に入れて、婦人科受診も検討してほしいという思いを込めている」

と話しました。

 

生理痛で婦人科受診を当たり前の世の中に

第1部のトークセッションには、自身もひどい生理痛に悩まされた経験をもつフリーアナウンサーの吉田明世さんとNON STYLE 石田明さん、産婦人科医の高尾美穂先生が登壇。

生理・生理痛に理解のある社会を実現するためには、生理痛に悩む人もそうでない人も、どのような意識を持って行動することが大切なのかを話し合いました。

 

生理痛との向き合い方について、最も大切なことは「まずは、困っているということを自覚すること。また改善できることなんだということを知ること」だと言う高尾先生。

「世の中にはたくさんの悩みがあって、例えば人間関係の悩みなど自分だけでは変えられないものが多くありますよね。

だけど生理痛は自分自身の悩みで、自分次第で変えられます。まずは痛みを我慢していることを自覚し、病院を始め、相談相手を探してみてほしいです」

と訴えました。

学生の頃からひどい生理痛に悩まされていたものの、「生理は病気ではないから」といつも我慢していたという吉田アナウンサー。

生理痛で病院に行くという選択肢は想像もしていなかったため、「どういった時に病院に相談するのが良いですか?」と質問しました。

この質問について、「学校や仕事に行けない。ご自身がつらいと思うタイミングで気軽に来ていただいて大丈夫です」と、高尾先生。

とくに、痛みが毎月繰り返されるようなら病院の受診がおすすめだそうです。

「生理中に来るのはつらいと思うので、体調の良い時期に来ていただければ」と、積極的な婦人科受診をすすめました。

 

新CMイメージキャラクター 石原さとみさんが登場!

第2部では「ロキソニンSプレミアムファイン」(OTC医薬品:第1類医薬品)の新CM発表会として、ロキソニン内服薬イメージキャラクターの石原さとみさんが登壇。

春らしいピンク色のロングワンピースに身を包んだ石原さんが登場すると、会場が一気に華やぎました。

生理痛について、自身の考えを語った石原さん。

「生理痛は病気ではないとよく言いますが、痛みがあることはやはり普通ではないし、痛いのは我慢すべきじゃない

多くの女性が年間にしたらとてつもない、つらい時間を送っていることは社会問題でもあるのでは。つらそうな人がいたら、声かけができるような社会になれば良いなと思います」

と訴えました。

女性は生理と長年つきあうことになります。生理痛の辛さは人それぞれですし、対処法も一つとは限りません。

ぜひ自分に合った選択を探し出して、生理期間も快適に過ごしましょう!

 

参考:みんなの生理痛プロジェクト

大西 マリコ

大西 マリコ

美容ライター/西洋占星術家

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