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2022.09.12 UP

【ナイトチョコ、音楽etc…】睡眠のプロ7社が集結!ホテルでの「最高の睡眠ルーム」を体験

毎日欠かさずに行い、私たちの生活習慣になくてはならないものと言えば、睡眠。

大切なものとわかってはいても、「疲れてベッドに倒れ込む」だけの睡眠環境になっている人は筆者だけではないはず。

その結果、体の疲れが取れなかったり、頭がボーっとしたりと、オンオフを切り替えられないこともしばしば。

こうした睡眠の悩みを解消する過ごし方を提案し、上質な睡眠をホテルで実現できるという「最高の睡眠ルーム」があるのだとか…!

質の高い睡眠をとるためのコツやアイテムも実際に体験してきたので、ご紹介します!

 

上質な睡眠を追求する7社が集結!「最高の睡眠ルーム」提供開始

「最高の睡眠ルーム」は東京日本橋浜町にあるHAMACHO HOTEL TOKYOにて、2022年9月3日(土)から2022年9月30日(金)までの期間限定で、提供されています。

睡眠の質を高める機能性表示食品「メンタルバランス(R)チョコレート GABAフォースリープ」を販売する江崎グリコ株式会社が、睡眠に関する研究や快眠をサポートする商品やサービスの展開を行う企業に呼びかけを行い、7社が集結!

コンセプトは、「質の高い最高の睡眠の体感」

『自分でできる!熟睡脳のコツ』などの著者、東京大学大学院新領域創成科学研究科 酒谷薫先生の監修のもと、各企業が提供する「食、空間、音楽、香り」等の快眠をサポートしてくれるアイテムが室内に設置されています。

部屋の湿度や温度、照明の明るさにもこだわり、ここでしか味わえない睡眠体験が可能に。

2面採光の日当たりの良い部屋なので、心地良い朝の時間も体感することができます!

 

専門家おすすめ!睡眠の質を高める過ごし方をいざ実践!

「最高の睡眠ルーム」には、酒谷先生による「睡眠の質を高めることが期待できるホテルでの過ごし方」の提案も。

こちらを実際に実践してみることに。

 

ステップ1:「入浴」

寝る1〜2時間前に38〜40°Cくらいの少しぬるめの湯船に30分ほど浸かると、リラックス効果で副交感神経が優位になり、眠りに入りやすくなるそう。

バスソルトなどの入浴剤の使用もおすすめとのこと!

HAMACHO HOTELには、なんとお好みのアロマを選んでオリジナルバスソルトを作れるサービスが!

「生活の木」のエッセンシャルオイルの中から自分の好きな香りをブレンドして、バスソルトを作成します。

自分好みの香りが浴室内に広がり、それだけでもかなりのリラックス効果あり!

足を伸ばしてゆっくり浸かれるのはもちろん、浴槽内に段差があって半身浴もできるので、飲み水を持ち込みじんわりと汗をかくことができました。

筆者は普段シャワーのみで済ましてしまうことが多く、冷房で指先などの末端が冷えている感覚がずっとあったのですが、それも解消されました。

 

ステップ2:「ナイトチョコタイム」

寝る1時間前〜就寝前には、自律神経の副交感神経系を優位にしてリラックスモードに切り替えるとぐっすり眠れるようになるそう。

室内の照明を落とし、ヤマハ デスクトップオーディオシステム 「TSX-B237」で、クロアのアルバム「A Prelude to Deep Sleep」をかけて、まず視覚と聴覚からリラックスタイムを演出。

またGRASSE TOKYO の「アロマ&噴霧式ディフューザー」からは自動で香りが出てくる仕組みも! 部屋中が良い香りで満たされます。

リラックスタイムのお供に「メンタルバランス(R)チョコレート GABAフォースリープ」が用意されています。

睡眠の質を高める機能を持つ「GABA成分(γ-アミノ酪酸)」をチョコレート3粒で100mg摂取でき、深い眠りとスッキリとした目覚めをサポートしてくれるのだとか。

こうした環境の中、ストレッチや読書などをしながらゆっくり過ごすことがおすすめだそう。

筆者はテレビを消して音楽に身を委ね、ただただボーっとするという“何もしない贅沢”を味わいながら、睡眠前の時間をチョコレートと共にゆっくり味わいました。

 

ステップ3:「瞑想タイム」

眠りに入る前には5〜10分、ゆっくり腹式呼吸を行い、心と体を整えます。

睡眠中の部屋の灯りは、明るすぎてもダメ、真っ暗でも睡眠が浅くなるんだとか!

室内がうっすらと見える照度、月明かりくらい(0.3ルクス)の照明をつけて寝ると良いそうです。

最後は、点で腰を優しく支え、負担を軽減する西川のマットレス「Dots ヘルシーライトマットレス」と「ヘルシーピロー」でリラックススリープを味わえるベッドへ。

首筋にフィットする形状の枕で寝姿勢も完璧! 部屋から見える夜景を眺めながら、すぐに深い眠りに落ちました。

 

体も心も睡眠に意識を向けることが質向上に不可欠

翌朝は、オーディオシステムから音楽が鳴るように設定しておいたのですが、なんとアラームをかけた30分前にぱちっと目が覚めました。

いつもはアラームを15分刻みにかけて、3回目でやっと目覚めることがほとんどなので、これにはびっくり。頭も体も軽く、ベッドから簡単に起き上がれたことにも驚きました。

 

体内の「セロトニン」が活性化すると清々しい気分になり、意欲がアップして集中力が高まるそうです。

セロトニンを活性化させるには、「朝日を浴びること」「リズム運動」が大切だそうで、カーテンを開け、部屋の大きな2面窓からたっぷり太陽を浴び、近くの公園まで散歩したりしてみました。

心地良い刺激を皮膚に与え、眠っていた脳とカラダを目覚めさせる朝シャワーもおすすめだそうです。

 

「最高の睡眠ルーム」を体験してみて強く感じたことが、体はもちろん、心が“寝る”姿勢にないと、良い睡眠にはつながらないということ。

いつも遅い時間になると体は寝転がり、寝る姿勢にありますが、ダラダラ仕事を続けながら結局寝落ちというパターンが多く、全く睡眠に意識を向けていなかったことを改めて実感。

質の良い睡眠のためには眠ることに向けて、体も心も備えていくことが何よりも大切だとわかりました。

 

今回の体験の中で、例えばチョコタイムは自宅でも手軽に実践できるので、ぜひやってみていただきたいナイトルーティーン。

忙しくゆっくりとした時間が取れないことも多いですが、たまには自分の体と心にご褒美を与えてあげるのも良いのではないでしょうか。

森田文菜

Ayana Morita

スタイリスト/ライター

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