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2022.07.19 UP

いま密かなブームに!? ときめき無限大「BLマンガ&小説」読んでみない?


BL(ボーイズラブ)は、女性向けの「男性同士の恋愛モノ」のこと。ボーイズラブと言いながら登場人物がメンズ(中年を含む成人)であることも珍しくありません。

書店でも専用コーナーが作られているくらいに一般的な分野になっていますが、皆さんはBL、読んだことありますか?

ここ数年、人気のBL作品が次々にアニメ化や映画化。今回は、その中でもBL初心者にも読みやすいおすすめ作品をご紹介します。

 

令和の名作BLマンガ『オールドファッションカップケーキ』がドラマ化

2018年に放映されたBLドラマ「おっさんずラブ」を覚えている人も多いのではないでしょうか。BLを見たことがなかった、興味がなかった層でも話題になり、「おもしろかった」という声が多く聞かれました。

あれがきっかけでBL沼にはまった人も少なくないのでは。

実はこの6月から、フジテレビ系動画配信サービスFODにて、新たなBLドラマが配信されているのです。

出展:Amazon

それが、佐岸左岸さんのBLマンガが原作となっている『オールドファッションカップケーキ』。この作品は某BLランキングでも1位を獲得した、令和の名作BLなんです。

40歳を目前にした会社員の野末と、その部下でもうすぐ30歳になる外川の恋愛を繊細かつリアルに描いた作品で、「BLの枠を超えている」という声も高い、上質な恋愛マンガ。

BLというとイロモノに思われてしまうことも多いのですが、BLには「たまたま主人公二人が男性同士というだけだったのでは」と思えるような神作品もとても多いんです。

 

マンガ 佐々木と宮野 春園ショウ

出典:Amazon

2022年1月よりテレビアニメ化されたネット発のかわいくてキュンキュンしちゃう学園モノBLマンガです。アニメが好評だったことから、2期の制作も発表されています。

同じ高校に通う先輩の佐々木と後輩の宮野が、ひょんなことから知り合って仲良くなり、それがだんだん恋に変わっていく様子を描いた爽やかな作品。相手にときめいたり、恋心を自覚したりという瞬間がみずみずしく描かれています

マンガはもちろん、アニメもおすすめ。1期の放映は終わりましたが、各種動画配信サイトで配信されています。

 

マンガ 鴆-ジェン- 文善やよひ

出典:Amazon

歴史モノ中華風ファンタジーの『鴆-ジェン-』は、毒を持つ鳥人と人間の切ない恋を描いたBLマンガです。

この作品、とにかく絵が細かくて美しく、どのページを開いて、どのコマを見てもため息がもれます。

その一方で、ストーリーは心を突き刺し容赦なく抉ってきます。

極彩色の美しい羽根を持つ鳥人「鴆-ジェン-」は、その美しい羽根を保つために餌として毒をとり続けなければいけません。鴆は毒に耐性がありますが、人に近づいたり触れたりすると、体に溜まった毒が作用して人が死ぬ恐れがあります。

人を好きになっても、触れることも甘えることもできない宿命を持つ鴆のツァイホンと、元鴆飼いの人間フェイ将軍との恋物語。

 

「近づいたら死ぬ、触れた死ぬ、でも愛しい」という究極の選択の設定があるので、いったいどうなるのかと息をのみながら最後まで駆け抜けるように読んでしまった作品。

1巻完結で助かりましたが、1巻だけとは思えない密度の物語です。最後に鴆のツァイホンとフェイ将軍が選ぶ道は…?

圧巻のラストを、ぜひご自身の目で確かめてください。

 

小説 すみれびより 月村圭

出典:Amazon

初恋は実らないものと誰もが思っていますが、その初恋がずーっと現在進行形だったら?

しかも、小学校の時に離れた初恋の人と、高校を卒業してからバッタリ出会ってしまったら?

という、乙女心をくすぐる小説が『すみれびより』。切ない系が得意な小説家・月村圭さんの著作です。

親の育児放棄が原因で、小学校で友達がいなかった芙蓉にただ一人優しくしてくれたのは転校生の西澤。芙蓉が西澤の家に招かれ本を借りたその日、育児放棄が通報され、芙蓉は東京で下宿屋を営む祖母の元へ引き取られます。

それから6年たった春。下宿屋に新しく入居してきたのは、あの西澤でした。初恋の相手とふたたび出会ってしまった芙蓉と、実は芙蓉の行方をずっと探していた西澤の物語

 

高校を卒業したばかりの彼らがとてもピュアでまっすぐで、愛しくてもどかしい。心洗われる、とても美しい初恋の物語です。

こんなまっすぐさ、私も昔はもっていたかな。私の初恋はいつだっけ?と自分を振り返ってしまいます。

 

いつもとは違う世界を味わい、ときめく。BLの世界も楽しんでみて!

BLは沼とも言われており、気づくとズブズブにはまって抜けられなくなってしまうのですが、素晴らしい作品がとても多いことも原因の一端。

忘れられないようなインパクトのある作品が本当にたくさんあります。

今回紹介したのはどれもすてきな作品。「いつもとは違う雰囲気を楽しめる小説やマンガはないかな」というときに、ぜひ手に取ってみてください。


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