2022.06.27 UP
初心者必見!メルカリ・PayPayフリマ・ラクマ、手数料と送料の違いと使い分け方
使わないものを売ったり、欲しいものを安く手に入れたりと、活用している人が多いフリマアプリ。
私も頻繁に売ったり買ったりしています。
代表的なフリマアプリがメルカリ・PayPayフリマ・ラクマの3種類ですが、それぞれ少しずつ手数料や送料、送付に関するルールが違うことを知っていますか?
メルカリ・PayPayフリマ・ラクマの違いと、賢い使い分け方を紹介します!
(2022年6月現在の情報です。更新されている場合がありますので公式サイトでご確認ください)
メルカリ・PayPayフリマ・ラクマの販売手数料一覧
メルカリ・PayPayフリマ・ラクマはいずれも、売却時に出品者が売り上げから手数料をフリマアプリに支払う仕組みとなっています。
この手数料、実はフリマアプリによって違いがあります。
メルカリ | 販売額の10% |
PayPayフリマ | 初回手数料無料
2回目以降販売額の5% |
ラクマ | 販売額の6%+消費税 |
(2022年6月編集部調べ)
手数料はメルカリが10%で一番高く、ラクマが6%+消費税、PayPayフリマが5%でメルカリの半額です。
例えば1万円のものが売れたとき、メルカリだと1,000円が手数料として引かれますが、PayPayフリマなら手数料は500円、ラクマは660円(600円+消費税)となります。
高額なものを出品するほど、手数料の額も大きくなるので注意が必要です。
手数料がオトクなPayPayフリマ
PayPayフリマは、初めて出品した商品が売れた時は手数料が0%。販売額が全額、自分の懐に入ります。
2回目以降は5%です。手数料だけを比較すると、PayPayフリマが一番オトクですね。
メルカリ・PayPayフリマ・ラクマの送料比較
出品して商品が売れたら買主へ発送するわけですが、その際に送料がかかります。
着払い可か不可か
フリマアプリでは、基本的に出品者が送料を負担することが多いのですが、購入者負担として販売したい場合もあるでしょう。
メルカリとラクマは購入者負担(着払い)での発送ができますが、PayPayフリマには着払いがありません。PayPayフリマでは必ず出品者が送料を負担する仕組みとなっているので、注意してください。
着払い可 | メルカリ・ラクマ |
着払い不可 | PayPayフリマ |
(2022年6月編集部調べ)
普通郵便を使えるか否か
発送方法にも差があります。
メルカリとラクマはゆうメールやネコポス、ゆうパックをはじめとした宅配便のほか、普通郵便での送付を選択できます。一方、PayPayフリマでは宅配便の匿名配送のみ可能となっており、郵便での配送ができません。
普通郵便 | 宅配便 | |
メルカリ | 〇 | 〇 |
PayPayフリマ | × | 〇 |
ラクマ | 〇 | 〇 |
(2022年6月編集部調べ)
カードのような薄くて小さなものなら封筒に入れて普通郵便(84円)で送付し、送料を節約することができますが、PayPayフリマでは最低でもネコポス(170円)かゆうパケット(175円)の送料がかかります。
※普通郵便は追跡ができませんが、ネコポスとゆうパケットは追跡ができるというメリットがあります。
ネコポス・ゆうパケットの送料も同じではない
それほど大きくないものなら、ねこポス、宅急便コンパクト、ゆうパケットで送付することが多いでしょう。
けれど、これも利用するフリマアプリによって送料が異なります。
メルカリ(6/16~) | PayPayフリマ | ラクマ | |
ネコポス | 210円 | 170円 | 200円 |
宅急便コンパクト | 450円 | 380円 | 380円 |
ゆうパケット | 230円 | 175円 | 250円(厚さ1cm以内) |
ゆうパケットポスト | 215円 | 175円 | 175円 |
(2022年6月編集部調べ)
ネコポスで発送するなら、PayPayフリマがオトク。ゆうパケットならPayPayフリマ、ゆうパケットポストならPayPayフリマとラクマが送料最安です。
メルカリ・ラクマ・PayPayフリマで出品&購入してみた
それぞれ違いがあることを知ったうえで、メルカリ・ラクマ・PayPayフリマで出品と購入をしてみました。
まず、メルカリはユーザーが多いこともあって、欲しい商品がすぐに見つかり、出品した商品が売れるのも早いです。
ラクマ・PayPayフリマはメルカリほどユーザーが多くないので静か。比較的PayPayフリマのほうが「いいね」がついたりコメントがついたりしやすいように感じました。
ラクマには「購入申請」システムがあります。出品者が「購入申請が必要」という項目にチェックを入れて出品すると、欲しい人はまず「購入申請」をし、その通知が届いてから出品者は申請者に販売するかどうかを決めることができます。
このシステムを使えば、複数のフリマアプリに同時出品しても、「同じタイミングで、両方のアプリで売れてしまい、片方の購入者に送付する商品がない!」という事態を防げます。
実際にこのシステムを使って、例えばメルカリとラクマに出品している人もいる様子。商品は同じだけれど、ラクマのほうは手数料分安く出品しているというケースも見かけました。
メルカリ・PayPayフリマ・ラクマそれぞれで検索して商品を探すことで、欲しい商品をより安く買える可能性があるということでもあります。
また、PayPayフリマは頻繁にクーポンを配布しているので、クーポンを使って安く買い物をすることもできそうです。
私はこれまでメルカリを中心につかってきましたが、PayPayフリマの出品手数料初回無料やクーポンに心惹かれました。
メルカリ・PayPayフリマ・ラクマは、特徴を知って使いこなす!
3つのフリマアプリを比べると、メルカリはユーザーが多い、ラクマは購入申請制度がある、PayPayフリマは手数料と送料がオトクなど、それぞれ違った特徴があります。
使い方は基本的に同じなので、「手数料が安いフリマアプリで高額の商品を出品する」「早く売りさばきたいものは利用者が多いメルカリに出品する」など、使い分けると良さそうです。
まだ使っていないフリマアプリがあれば、この機会にぜひインストール&登録してみて。売れないと思っていた商品が売れたり、思いがけない掘り出し物が見つけられるかもしれません。
(2022年6月現在の情報です。更新されている場合がありますので公式サイトでご確認ください)