緊急事態宣言も明けて、どこかにお出かけしたい気分。

だけど、わいわいと騒ぐようなイベントは、まだちょっと…。

それなら、静かに楽しめるアートやカルチャー系のイベントに出かけてみてはいかがでしょうか。

今回は、芸術の秋におすすめのアート＆カルチャーイベントを5つご紹介します。

（※記事内のイベント情報は記事執筆現在のものです。変更の可能性もありますので、詳細は各イベント開催元にお問い合わせください）

 

Taiwan Now（台湾ナウ）

日本と台湾の文化交流と親善をより深めることを目的に、「ともに花を咲かせよう」をコンセプトに、両国の芸術家が共演する文化交流イベントです。

東京では、台湾を代表する現代美術作家、林明弘（マイケル・リン）と、日本の建築界を牽引するアトリエ・ワンの協働による大規模インスタレーション「Untitled Gathering (Tokyo 2020)」が披露されます。

メイン会場のＫＩＴＴＥアトリウム1階に、椅子やテーブル、ステージなどで構成された作品を展示。来場者も椅子やテーブルを使うことができる、参加型の芸術作品となっています。

・東京会場：（ＫＩＴＴＥ アトリウム1階）（東京都千代田区丸の内2-7-2）
・会期：10月30日（土）～11月14日（日）
・時間：11時～20時（ただし10月30日のみ15時〜20時）

 

また、李明維（リー・ミンウェイ）によるパフォーマンス作品「如実曲径／私たちのラビリンス」も必見！

李氏がミャンマー旅行でインスピレーションを得た神社仏閣の神聖な空間をイメージした作品で、ダンサーが会場に散らばった米をほうきではくように動かしていくパフォーマンスを披露します。

・会場/主催：東京大学総合研究博物館 ＪＰタワー学術文化総合ミュージアム [インターメディアテク]
・会期：10月30日（土）～11月14日（日）（月曜休館）
・時間：14時〜17時（ただし10月30日のみ14時30分〜17時30分予定）

 

なお、ＫＩＴＴＥ アトリウム1階では、週末限定で先着100名にプレゼントキャンペーンを実施するそうです。

オンラインでは台湾の注目アーティストによる音楽や劇、映画の無料公開や、12月には台湾でのイベントも開催されます。

公式ウェブサイト：https://www.taiwannow.org

 

図鑑展wonderland !

東京藝術大学と小学館のコラボによる、図鑑をテーマにしたイベント。

藝大アーティストによる図鑑の世界を表現したアートや図鑑からのインスパイア作品のほか、実際に図鑑に掲載される標本画や細密画を手がける作家の作品も展示されます。

・会期：10月9日（土）～11月28日（日）※月曜休業（月曜祝日の場合は営業し、翌火曜日休業）
・営業時間：11時～18時
・場所：東京都台東区上野公園12-8東京藝術大学美術学部構内

 

TOKYO MIDTOWN AWARD 2021 EXHIBITION

今年で14回目を迎える「TOKYO MIDTOWN AWARD 2021」で選出された、16作品を展示するイベントです。

次世代を担うデザイナーやアーティストの発掘・応援、その先のコラボレーションを目的としたコンペティションで、今年は計1,366点の応募作品からデザイン10点、アート6点が選出されました。

東京ミッドタウンのパブリックスペースに展示されているので、通勤やお買い物のついでに非日常体験ができます！

・会期：11月7日（日）まで
・場所：東京ミッドタウン　プラザB1メトロアベニュー

 

JAPAN MADE展 vol.1

日本のモノづくりを持続可能にするために活動するJAPAN MADEが開催する、初のアートイベント。

工芸品×若手クリエイターをテーマに、京都の職人による提灯、和蝋燭、うちわをキャンバスに、若手クリエイターが絵付けを施したアート作品を展示、販売します。

クラウドファンディングも実施予定で、リターン品に工芸品やアート作品も用意されています。

・期間：11月24日（水）～11月28日（日）※24日はプレイベント
・場所：東京都　渋谷PARCO ギャラリーno-ma
・時間 ：12:00 – 20:00（予定）

 

日本のアートディレクション展 2020-2021

（2019年開催「日本のアートディレクション展2019」　展示風景）

日本を代表するアートディレクターにより構成される東京アートディレクターズクラブの年次公募展。

2年ぶりの開催となる今年は、2019年5月から2021年4月までの2年間に日本国内で発表、使用、掲載された約1万点の応募の中から、厳選された作品が展示されます。

話題になった、あのCMや広告が展示されているかも！

・会期：11月1日（月）～11月30日（火）
・時間：11:00～19:00　日曜・祝日休館　入場無料
・会場：クリエイションギャラリーG8 [一般作品の展示]／ギンザ・グラフィック・ギャラリー [会員作品の展示]

 

アートやカルチャーは生活に潤いを与えてくれる存在です。

こんなご時世だからこそ、気持ちをリフレッシュするために、芸術を楽しんでみては？