2021.03.09 UP
子供たちに意外なスポーツで非日常体験を!今習わせたいマイナースポーツ教室5選
長引くコロナ禍で心配なのが、子どものストレスです。子どもがいるみなさんは、どのように対処されていますか?
親や身近な大人たちの緊張感を、子どもたちは敏感に感じ取るもの。自由にお友達とも会えず、知らず知らずのうちにストレスを溜めこんでいる可能性があります。
こんなときだからこそ、子どもたちに新鮮な体験をさせてあげたいですよね! ありきたりなスポーツではなく、マイナーだけど特別な体験ができるスポーツ教室で非日常体験をさせてみませんか?
今回はマイナーだからこそ子どもの好奇心をそそる、おすすめのスポーツ&スポーツ教室をご紹介します!
タグラグビー
タグラグビーは、1990年代にイギリスで生まれた全く新しいラグビーゲームです。ラグビーの運動量はそのままに、激しいタックルがなく子どもでも安全に楽しめるスポーツとして、2017年からは小学校の学習指導要領にも掲載されています。
ラグビーで大きく違うのが、攻めるチームが腰につけるタグを相手チームにとられたら、ボールをパスしなければならないこと。タグをとることが、タックルの代わりというわけです。
安全に、仲間と何かをやりとげるチームワークが身につきそう! オフィシャルホームページにルールが分かりやすく掲載されていますので、気になる方はぜひご覧ください。
タグラグビーを学べる教室についてですが、AIGジャパンが小学生を対象に2019年まで7年連続で開催していたものの、2020年はコロナ禍で教室を開催できなかったのだとか。再開が待ち遠しいですね。
ちなみに現在AIGでは、全国のラグビーキッズを少しでも応援・サポートできるよう団体で応募できる「タグラグビーキットプレゼント」キャンペーンを2021年3月31日まで実施中です。
抽選で「AIGオリジナルタグラグビーキット」が当たるほか、神戸製鋼コベルコスティーラーズの選手とのオンラインミーティングに招待してもらえるチャンスもあるとのことですので、もし所属するラグビー教室の方がご存じなければ教えてあげてください。
トランポリン
アクロバティックな空中パフォーマンスが魅力のトランポリン。2000年のシドニー大会からオリンピック種目にも選ばれた、れっきとしたスポーツです。
子どもは飛んだり跳ねたりするのが大好きなので、興味を引きやすいのも良いですよね。
実は見た目以上に全身を使うので、運動量はかなり多めです。全身の筋力や体幹が鍛えられるうえに、バランス感覚を養うのにも適しています。
子ども向けのトランポリン教室は都内でも多くの教室があるようで、例えばコナミスポーツクラブのキッズスクール「運動塾」では、北海道、関東、近畿・京阪地区の一部施設にてトランポリン教室を開催しています。
段階別の練習プログラムで3カ月に1回の進級テストがあり、子どもが目標を持って取り組みやすいよう工夫されているのも◎。
ボルダリング(クライミング)
壁面を体ひとつで登っていくボルダリング。ちょっと難易度が高そうに感じますが、実は低学年から無理なく楽しめるスポーツです。
子どもは柔軟性があり、大人ほど恐怖心がないので、むしろぐんぐんレベルアップできる可能性も! 腕と足をホールドに引っ掛けながら壁を登りきったときの達成感は、子どもはもちろん、大人も一度味わったら病みつきになるはず。
親子で励ましながら挑戦して、壁の攻略法を考えるのも楽しそうです。バランス感覚を養い、普段の生活では鍛えにくい体幹を鍛えられるので、運動不足のママ&パパにもおすすめですよ!
ボルダリングは大人達の間でもいまブームなので、専門のスクールも沢山あります。
例えば調布にある「クライミングジム・ハングアウト」では小学生から中学生までを対象にした、キッズスクールを開催しているようです。クライミングの楽しさを重視しているので、子どもの体力やペースに合わせて取り組めます。
キッズヨガ
体はもちろん、心の成長も期待できるのがキッズヨガです。
ヨガの定義は、心と体を結びつけること。運動スキルの向上だけでなく集中力や自立心などメンタル面への効果が大きいのが特徴です。
ノルウェー科学技術大学の論文によれば、ヨガは不安の低下、集中力と記憶力の向上、自信と自尊心の向上、学業成績の向上などのメリットがあるのだそう。
さらには、ストレスへの耐性を高める効果も認められているので、コロナ禍で気持ちが不安定になりがちな子にもおすすめです。
日本キッズヨガ協会では、家族みんなのオンラインヨガスクールを開催しています。
通常のキッズヨガクラスのほかにも、英語でヨガレッスンが受けられるヨガ活と英語クラスやおやすみヨガクラスなど、子どもがヨガに親しみやすいプログラムが充実しています。
乗馬
動物好きな子なら、乗馬がおすすめ。本物の馬やポニーに触れ、馬たちのお世話もするので、動物への愛情を育むには最適なスポーツです。
生き物相手なので、自分本位ではうまくは乗りこなせないことが、子どもの心の成長を促します。また馬に乗るときは重心を馬の背の中心にするため、正しい姿勢が身につくのも魅力。
ゲームやスマホのやりすぎで崩れた姿勢を直すのにも役立ちそうですね。
乗馬というと郊外しかスクールがないイメージですが、無料送迎を行っているなど、都内にいても通うことができるスクールもあります。
馬事学院が開催している、学生・中学生の乗馬スクール/子どもたちの乗馬教室では、森林を馬で散策できる「フットパス」や「野外騎乗」も体験可能。指導員がつき安全に乗馬レッスンを受けられる環境が整っています。
親子で取り組めば楽しさ倍増!
今回ご紹介したスポーツの中には、大人のみなさんも知らないものがあったのではないでしょうか?
子どもが興味を持つことが一番ですが、親が楽しんで一緒に取り組めるスポーツなら、子どものモチベーションはさらにアップします。親子のコミュニケーションにも、スポーツで一緒に汗を流すのはおすすめです。
この機会に、初めてのスポーツに親子で挑戦してみてはいかがでしょう。
平 理以子
美容ライター/恋愛コラムライター/海外(バリ島)ライター