2020.10.15 UP
ムレだけじゃない!? 赤ちゃんがおむつかぶれを起こす意外な原因とは
先日、赤ちゃんが生まれたばかりの同僚の家に遊びに行きました。
生まれたての赤ちゃんの肌は水分たっぷりのもちもち肌で、私たち大人からすると羨ましい限り!
肌荒れとは無縁なのだろうと思っていましたが、意外にも赤ちゃんの肌は敏感で乾燥しやすいのだとか。
今回はママ・パパにぜひご注目いただきたい、赤ちゃんの肌事情についてご紹介します。
赤ちゃんのおむつかぶれはママ・パパの悩みの種!
同僚によると、ここ最近おむつかぶれによると思われる、お尻の肌荒れに頭を悩ませているのだそうです。
まだ暑さも残る季節だったこともあり、「汗のムレがひどくて」と、嘆く彼女。
おむつはとにかく通気性の良さをウリにしたものを選ぶようになったそうです。
同じように考えているのは彼女だけではないようで、大王製紙株式会社の調査(※)によると、全国のママ・パパはおむつかぶれの原因を「ムレ」と考える回答者が最も多く、8割以上に登りました。
(*大王製紙調べ 2020年8月 N=500(20代~30代の女性・男性 各250人)
また、おむつかぶれしないおむつの条件として、「通気性が高い」が、新米ママ・パパ、プレママ・パパ共に最も高くなっています。
私も赤ちゃんとは程遠い肌ではありますが、この夏マスクにムレてひどい肌荒れを経験したのは記憶に新しく…。
赤ちゃんはかゆさも痛さも具体的に伝えることができませんから、こちらが敏感に察知して防いであげたいものです。
実は大人よりも敏感な赤ちゃんの肌!
ムレを防ぐ通気性の良いおむつはないものかと調べていたところ、意外な事実を知りました。
大王製紙株式会社によると、おむつかぶれを防止するためには、通気性の高さはもちろんのこと、刺激や乾燥から肌を守り、肌の水分の減少を防ぐことも重要なのだそうです。
大人の健康な肌には、角層にアミノ酸を代表とする天然保湿因子(NMF)が豊富に含まれており、セラミドなどの細胞間脂質が水分をキープしつつ、皮脂膜が角層を覆って水分の蒸発を防ぐというバリア機能を果たしています。
ところが赤ちゃんの肌はまだ未発達なため、角層が大人の約3分の2程度しかなく、バリア機能が未熟なために外部刺激を受けやすいのだそうです。
なんと、大人の約2倍の水分が肌から蒸散するのだとか!
おむつ選びには「通気性」だけでなく「保湿」や「低刺激」 も重要なポイントなのですね。
正しい知識で赤ちゃんの肌を守って!
前述の調査において、赤ちゃんの肌の特徴について説明を行った結果、赤ちゃんの肌に関するこれまでの知識の自己評価と今後の知識向上に対する意向について、約8割が「自分は赤ちゃんの肌について知識が乏しいと思った」と回答。
約9割が「赤ちゃんの肌についてもっと知りたいと思った」と回答したそうです。
私もなんとなくイメージ的に赤ちゃんの肌は乾燥とは無縁だと誤解していましたが、見た目にとらわれず正しい知識を持つことが大切ですね。
調査元の大王製紙では2020年10月21日より、赤ちゃんのお肌に対する刺激と乾燥に着目したベビー用紙おむつ「グーンプラス」シリーズを発売するそうです。
ついついムレ対策ばかりを意識しがちですが、肌へのこすれや保湿も考えて、おむつを選んであげたいもの。
赤ちゃんのおむつかぶれにお悩みのママ・パパは、今使用しているおむつを変えてみるのも1つの手かもしれません。
参考:大王製紙株式会社