2016.09.08 UP
「美しい人生」を送るために。海外女性に学ぶ、30歳からの女道〜イタリア〜
女性にとっての転機となる「30代」。仕事、結婚、出産などタイミングが人それぞれとはいうものの、もう若くないという消失感や寂しさはどこかに抱えているはずです。
日本人女性の多くはこの時期、壁にぶちあたり、悩み、大きな決断をせまられますが、同年代の海外女性は30代で何を大事にして過ごしているのでしょうか。
悩みを抱えていると、どうしても自分の内側ばかりに目がいきがちですが、少し視野を広げて、海外女性の生き方を参考にしてみては? きっと今まで考えていなかったような、30代をハッピーに過ごすための発見があるはずです。
今回は、「美しい人生」をモットーにしているイタリア人女性が30代で大事にすることをご紹介します。
イタリア人の独特の美学
映画のような街並みと、美しい風景。誰もが憧れるイタリアには、独特の美学があります。
それは、「ビバ・ラ・ビダ(美しい人生)」という言葉があるとおり、気さくで、日々の生活に対しても前向きに美しく生きようとする姿勢なのです!
イタリア人女性は美しい人生を過ごすために、外見も中身もいつも「女性」という意識を持ち「美しくいること」が美学とされています。働きづめで気づいたら、ボロボロ……といったことはありません。
パワフルに働き、オフは完全に仕事のスイッチを消すといった切り替え上手な面があります。そんなイタリア人女性には、大事にしているルールがあるのです。
ルール1. 一人で行ける「行きつけ店」を持つこと
イタリア人女性は30代になると必ず、自分一人で食事ができる行きつけのお店を1つや2つ持っているそうです。
それは、ランチタイムにサクっとではなく一日の終わりにディナーできる場所。女性が一人でご飯に行き、その日一日頑張った自分へご褒美(美味しい食事)ができる場所をいくつか覚えておくことは、ストレスフリーな一日の終わりを演出してくれます。
家で食事するとパジャマで同じ献立なんてこともありますが、外にディナーに行き、「人から見られている」ということを意識するのもイタリア人女性ならではの自分を上げる方法。
肩肘はらずに、スマートに入れるお店は毎日の生活で必要なことだと言われています。
ルール2. “ちょっとそこまで”でもドレスアップすること
コンビニまでだから、パジャマでいいか……ついついそうなってしまいますよね。
イタリア人女性はオフの日に人に会う用事がなくても、一人で出かける際や近所のスーパーへの買い物なども、気を抜かないのがマイルールです。
高級店へ買い物に行くような装いではなく、スカートや首元からのぞく鎖骨が女性らしいシャツなど、「女性らしさ」を意識した服装がポイント!
そして足元は必ずヒールを履くこと。オフ日のお出かけでも、少しのドレスアップで「気持ちが上がる」という効果もありますし、何よりも「自分を女性だ」と意識することが大事です。
ルール3. リップをいつも鞄に忍ばせておくこと
イタリア人女性メイクの最大のポイントは「リップ」。
十分に潤った唇に、シチュエーションによってレッドやピンク、ベージュなどカラーをチョイスして、自分を上げるのがイタリア人女性のメイクの仕方です。
一日の始まりにバシっとメイクしたけど、ランチ後や仕事終わりにリップが取れていたなんてことはNGです。いつでも鞄に忍ばせておいて、ササっとメイク直しができる状態にしておくことがイタリア人女性にとっての「マナー」なのです。
表情がいつもより華やかに見えるので、「お、なんかいいな」という印象を相手に与えることができ、仕事も恋愛もよりうまくいくはずです。
ルール4. オフはパートナーと一緒に過ごすこと
平日は一生懸命働いて、休日は家でだらだら……なんてことはイタリア人女性にはありません。
休日は、あれこれ考えていたコーディネートや行きたい場所を実現するための時間です。オフ日にはパートナーと一緒に過ごすことが何よりも刺激と安らぎになるのだとか!
これも「女性らしさ」という部分につながりますが、「パートナーとの時間を必ず作る」ということが、将来的な関係作りや自分の魅力を上げてくれることにもつながっているのです。
恋人がいない場合は、友人や家族とお出かけしてみてくださいね。
やっぱり女性らしさって大事とはわかっているけれど、なかなか体現させるのは難しいもの。
まずはイタリア人女性の大事にするライフスタイルを参考にして、あなたもハッピーな30代を過ごしませんか。