2016.08.25 UP
「胸がしぼんだ…!」痩せてないのに小さくなる30代から要注意のサイズダウン対策
女性らしさを最もアピールできるボディーパーツと言えば、バスト! 胸のシルエットがキレイに見えるブラや服に身を包むと、ちょっぴりセクシーな気分になりますよね。
そんなバストが垂れてしまったり、今よりも小さくなってしまったら……。意気消沈してしまいそうです。
私はもともと控えめなバストなのですが、30代半ばに突入してからは、その貧乳ぶりが一層目立つようになってきました。
ブラのサイズもひとつ小さくなってしまったし、これは一体なぜ? これ以上縮むのを阻止すべく、調べてみることにしました。
ダイエットだけじゃない!胸がサイズダウンする理由
極端なダイエットはバストダウンを招く、というのは、みなさんもご存じのはず。ところが「ダイエットをして痩せたわけでもないのに、バストが小さくなっている」ということもあり得るんです。
どうやら、女性らしい丸みのある体つきや、お肌や髪の美しさを保つ「エストロゲン」というホルモンが関係している模様。
エストロゲンの分泌量は20代半ば~30代前半をピークに減り続け、40代から急速に低下すると言われています。これはつまり、女性らしさが失われてくるということを意味します。
以前と同じライフスタイルを送っていたとしても、同じ体型を維持していたとしても、バストなど外見の衰えは避けられないということなのです。悲しいですね……。
これからもバストをキープしたい!どうすればいいの?
そうとわかれば、バストの現状維持あるいはバストアップ対策をスタートしたいところ。
バストアップするマッサージ法なんていうのもあるけれど、手っ取り早いのが「口にするものからバスト改善を図る」という方法です。
ご察しの通り、大豆製品を多く食べること! 大豆に含まれる「大豆イソフラボン」という成分は、女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きをするということを、耳にしたこともあるのでは?
ところが、単に大豆製品をたっぷり食べればよいというわけではなさそう。
大豆イソフラボンを効果的に摂取する方法
大豆イソフラボンにはいくつかの物質が存在するのですが、そのなかで最もエストロゲン活性が高いと言われているのが「エクオール」と呼ばれる成分です。
体内に大豆イソフラボンが入ると、構成物質のひとつ「ダイゼイン」が、腸内でエクオールに変換されるのだそうです。
エクオールは体内をキレイに保つ抗酸化作用があるほか、脂質代謝やメタボリックシンドロームにも有効だと言われているから、女性にとっては救世主と言えそう!
しかしながら、このエクオール、実は日本人女性の2人に1人しか腸内で作り出すことができないと言われているんです。だから「大豆製品を摂っていればバストをキープできる!」というわけではないのです。
かんたんな検査で作れるかどうかはわかりますから、もし腸内で産出できないとわかった人は、エクオールが配合されたサプリメントなどを摂取するとよいでしょう。
またエクオールを産出しやすい体を作るには、腸内環境を整えることと、毎日コツコツと大豆製品を摂ることが大切と言われていますから、諦めるのはまだ早い! ライフスタイルが改善できれば、バストの悩みも改善されるかも!?
「バストアップ=大豆製品」ということはもはや常識とも言えそうですが、実は知らないことも、まだまだあるんですね。
肉体の衰えには逆らえないけれど、いつまでも美しいボディーをキープしていたいというのは、女性なら誰もが思うことではないでしょうか。
私も貧乳ぶりを悲観するのではなく、新しい下着を身につけたり、脳内恋愛を楽しむなど、女性ホルモン活性化のために身近なところから改善していこうと思います!
※参考:ホルモンケア推進プロジェクト
鈴木 香穂里
ライター/編集者/パティシエ/レシピクリエイター