2016.08.24 UP
【驚愕】どんどん太る!ヘルシー生活でもなぜか太ってしまう女性の「8つの原因」
「以前と食べる量は変わっていないはずなのに、最近なんだか太りやすい」
そう感じているのは、きっと、あなただけではないはず。
太りやすく感じるのは、もしかすると、女性ホルモンのバランスが崩れていることが原因かもしれませんよ。
毎年毎年、太りやすくなっていくワケ
私たち人間の体内には、50種類以上のホルモンが存在します。そのなかで、女性ホルモンと呼ばれるのは「エストロゲン」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2種類。
エストロゲンは女性らしい体を作ったり、肌や髪のツヤなど美容の手助けをしたりすることに加え、精神の安定を保つ働きや悪玉コレステロールの低下など、心身の健康に欠かせないものです。これに対し、プロゲステロンは妊娠への影響が大きいホルモンです。
エストロゲンが減少すると、メタボに結びつく内臓脂肪として蓄えられやすくなります。これに加え、年齢と共に代謝が悪くなるというのも太りやすくなる理由のひとつ。
「自分は大丈夫!」と思っていても、実際はホルモンバランスが崩れていたりすることも。
ホルモンバランスの乱れが体重増加の元凶だとしたら、早めに対策をしておきたいですね。
【乱れをチェック!】あなたの女性ホルモンのバランスは?
女性ホルモンは、脳から分泌されます。このため、日常のちょっとした出来事やライフスタイルの変化など、気持ちの動きに左右されやすいのです。
みなさんは大丈夫でしょうか? 簡単なテストでチェックしてみましょう。
1. 食生活が不規則
2. ストレスを感じることが多い
3. 人間関係で悩んでいる
4. 睡眠不足になりがち
5. 過度なダイエットを行っている
6. 便秘がち
7. 日々の飲酒量は多めである
8. ヘビースモーカーだ
当てはまるものが多ければ多いほど、ホルモンバランスが乱れやすい傾向にあります。
思い当たることが多いなら、以下を読んでみてくださいね。
「腸内環境」を改善しましょう!
人間関係やライフスタイルを変えるのは、なかなか難しいですよね。だからといって、これまでと同じストレスフルな生活を送っていては、太りやすいどころか体調不良に陥る危険性も。
ストレスを溜め込むと、胃腸にも影響が出てきます。腸内環境が悪ければ、女性ホルモンを整えるのに不可欠な栄養素をしっかり吸収することができるのはもちろん、肌荒れや便秘の原因にも。そして、溜め込んで太りやすくなる……という最悪の図式に。
そこで試してみたいのが、口にするものから腸内環境を整えるという方法です。
【外食でもOK!】 女性ホルモンを整える食品って?
腸内環境を整えるには「1日3食、なるべく同じぐらいの時間帯に同じ量を食べること」「栄養バランスの良い食事を心がけること」。頭では分かっていても、実際に行うとなると……ちょっと厳しいかも?
でも、心がけ次第で、コンビニ食や外食でも女性ホルモンを整える食品選びができるんです!
ご飯やパンなどの炭水化物を選ぶ際には、白いものではなく「茶系」を選ぶこと。つまり、麦ご飯や雑穀米、胚芽パンなどを選ぶことで食物繊維の摂取量を増やすことができます。
また、腸内の善玉菌を増やしてくれるキノコやチーズなどの発酵食品、野菜がたくさん食べられるサラダや具だくさんのスープ、鶏肉や赤身肉、魚、卵や大豆製品など代謝を促す良質なタンパク質の摂取を心がけてみましょう。
なかでも豆腐や納豆、豆サラダ、おからはもちろん、豆乳を飲むのはとっても良さそう!
エストロゲンと似た働きをする「大豆イソフラボン」は、女性ホルモンUPに欠かせない栄養素です。大豆イソフラボンに含まれるエクオールという成分には、女性ホルモンのバランスを整える働きがあります。
腸内細菌によって、大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分が変換されて生み出されるのがエクオール。ダイゼインのままの状態と比べて、よりエストロゲンに似た働きをしてくれるのです。
しかし腸内でエクオールを産生できる人は限られており、日本人で約5割、欧米人で約3割だそう。簡単な検査を行うことで自分が産生できるかどうかはわかるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
「何をしても痩せない」という状況は、体内年齢の衰えからくるものだったのかも。
女性ホルモンが働きやすい環境を作るべく、ライフスタイルや人間関係を見直してみませんか?
※参考:ホルモンケア推進プロジェクト
鈴木 香穂里
ライター/編集者/パティシエ/レシピクリエイター