2016.07.29 UP
「可愛いんだもん!」友達の子ども待ち受けにする独女、どう思われてる?
時々見かける、友達の子どもを溺愛するアラサー独女。かわいさあまってスマホの待ち受けにしたり、高価なプレゼントをあげたり、中には毎週のように子どもに会いに行くという人もいます。
一見「微笑ましい!」と思う反面、「この人、大丈夫……?」なんて思われることも。
今回は、友人ファミリーが自分癒しになっている独女について分析します。
ビバ疑似家族!友達の子どもを待ち受けにしてしまう理由って?
「結婚したいというか、今すぐ子どもが欲しい」という人がごまんといるように、アラサーは母性本能がニョキッと顔を出してくるお年頃。たとえ友人でも、子どもが生まれたらかわいがるのは当然の感覚でしょう。
「親友に待望の第一子が誕生! パパママにそっくりで、私も溺愛。スマホの待ち受けにして、毎日癒されています」(33歳/ショップ店員)
「友人ファミリーはとても居心地がいいし、まさに私の理想。子どもには、月に1回は会いに行かないと気が済まない」(30歳/公務員)
時折SNSで流れてくる、出産報告や幸せそうなファミリー写真。そんな彼らと触れ合うことで、幸せをおすそ分けしてもらうついでに、行き場のない結婚願望や母性本能を満足させているのかもしれません。
ぶっちゃけ、友人や周りの人はどう思ってる?
友人ファミリーにべったりな独女。それについて、さまざまな意見があるようです。周りの声を取材しました。
「子どもをかわいがってくれるのは嬉しい」(29歳/ママ)
「度が過ぎると、彼女の恋愛する意欲をそぎ落としてしまうのでは、とちょっと心配」(35歳/ママ)
「子育てに口を出してくる独身女性がちょっとウザい」(31歳/ママ)
独身男女の意見を聞いてみますと、以下の通り。
「LINEで別の子の写真を送ってくる独身の友人が、ちょっとウザい。というか、なんで他人の子なのに自慢するの? と思ってしまう」(28歳/OL)
「友人の子でも、親戚の子でも、スマホの待ち受けにしている人はちょっと怖い。気持ちはわかるけど、一線を越えている気がする」(33歳/OL)
「デートした女性の待ち受けが知り合いの子ども。しかも、デート中に延々と写真を見せられてウンザリした」(31歳/独身男性)
厳しい男性の意見まで飛び出しました。友人家族が大好きすぎる独女は、なかなか共感を得るのが難しいのかもしれません。
「実は自信がない・・・」独女たちのデリケートな言い分
友人ファミリーを愛する独女。彼女たちはどう思っているのか、本音を聞いてみました。
「親友の子どもがかわいいから、ペットのような感覚でスマホを待ち受けにしている。別にいいのでは?」(34歳/美容師)
「子どもが欲しいけど、自分はモテないので結婚できる気がしない。だから、友人の子どもで自分を慰めている感覚」(30歳/ライター)
「友人家族といると楽しくてしょうがない。けど、所詮は他人。家に帰ったら一人なので、余計落ち込む」(32歳/ショップ店員)
疑似家族を楽しむ独女たちの心は、実はデリケート。「自分は結婚できないと思う」「男性に縁遠い」「他に楽しみがない」など、自分に自信がない人が少なくありません。一種の「心のよりどころ」として、友人ファミリーと接しているのでしょう。
友人ファミリーとべったり、あなたはどう思いますか?
今回は、独女の心を癒す「友人ファミリー」について分析しました。
私自身も、ハタチのころと比べてどんどん子どもが好きになり、母性本能の爆発を感じる日々です。友人の家に遊びに行くこともありますが、度が過ぎると異質な人と見られてしまうようですね。
やはりベストなのは、自分の家族を作ること。アラサーという若い年齢で結婚を諦めてしまう人もいるようですが、ちょっと時期尚早なのかも。
友人ファミリーというぬるま湯につかりすぎて、婚活への戦意を喪失するのはもってのほか。「私も幸せな家庭を作るぞ」というモチベーションアップのために、接触するのが一番かもしれませんね。