ライフスタイル

2016.07.27 UP

プロが選び抜いた、何十年も使い続けたい収納グッズ


あなたのお部屋、100円ショップの収納グッズばかりになっていませんか? オトナ女子たるもの、お部屋の収納にもこだわりのアイテムを取り入れたいところ。ちょっとお値段が張ったとしても、作り手の思いや愛情がたっぷりと込められたアイテムなら、自然と愛着がわいて長く使い続けることができます。

そこで、インテリアやデザイン雑貨などのPRを手掛ける「Casokdo(カソクド)」の五十嵐洋さんに、収納の定番アイテム「カゴ」と「箱」の中から、長く大事に使いたくなるような、とっておきのアイテムをピックアップしてもらいました。

 

「BOX&NEEDLE」のストレージボックス&コフレボックス

京都で100年以上続く老舗紙器メーカーによる世界初の箱専門店「BOX&NEEDLE」。箱が「ものを包むだけで捨てられる」ということにもの悲しさを感じ、箱そのものに価値があることを広めたいとの思いから、このお店をはじめたのだとか。

扱う箱は、全て職人の手によるハンドメイド。五十嵐さん曰く、「手作りの箱だけど古くさくなく、表現方法がモダン」だそう。そんな職人たちの技術のすばらしさを伝えるために、箱作りのワークショップも開催しています。

Photo by BOX&NEEDLE

1つ目は、陶器やファブリック、版画などを制作する人気作家・鹿児島睦さんの図案をあしらったオリジナルペーパー「FLOWERS IN THE MORNING」を使用した「ストレージボックス」(10,000円)。

大きめの本や雑誌が余裕で収まる収納力抜群の箱です。深さもあるので、背表紙を上にして収納することができ、取り出しやすいのも◎。

「おしゃれなデザインだから、出しっぱなしにしてもおしゃれ。鹿児島さんの作品が手軽に楽しめるという点でもおすすめです」(五十嵐さん)

Photo by BOX&NEEDLE

2つ目は、2段式の「引き出し型コフレボックス」(8,100円)。上品なバラ柄の紙は、マーブルペーパーで知られるフィレンツェの老舗文具店「Il Papiro (イルパピロ)」のもの。一枚ずつ丁寧に手刷りされた木版印刷紙で、古い版の見本アルバムから特別に再版してもらったというこだわりの紙です。

「化粧ボックスというとナイロン製のバッグ型のものが多い中、紙で作られているというところに日本的な“和”を感じます。中に取り出し可能な分別箱もあるので、化粧ボックスとしてだけでなく、リビングでリモコン置きにしたり、アクセサリーやヘアバンドなどの小物入れにしたりと使い勝手もいいです」(五十嵐さん)

 

1枚の写真から生まれたマルチバスケット「knot」

Photo by ARIGATO GIVING

海外の古いテキスタイル写真集にあった“結び目”の写真。ふと目にしたその1枚の写真からインスピレーションを得て生まれたのが「knot」(Sサイズ16,500円)だそう。

「編み目自体がデザインになっていながら、カゴという機能も含まれているアイテム。ただの結び目をデザインとして捉えて、立体的なプロダクトにしているのがすごいところです」(五十嵐さん)

Photo by ARIGATO GIVING

昔から日常的に使われている「さつま結び」を用いて、職人が1つ1つの結び目を手作業で仕上げています。

「さつま結び」は、2本のロープをつなげたり、ロープの先端を折り返して輪っかにしたりするときに使われる結び方。今もアウトドアなどで使われ、強度がしっかりとあり、ほどけることはありません

ロープで作られているにもかかわらず、カゴの形がキープできるのは、「さつま結び」ならではともいえます。

 

現代の生活シーンにもなじむ「倉敷意匠計画室」の化粧ボックス

備前焼などの焼き物や竹細工、和紙をはじめ、デニムや帆布の生産地として知られ、手仕事やもの作りへのこだわりが感じられる岡山県。「倉敷意匠計画室」は、そんな手仕事の伝統が残る岡山のブランドです。

素材を大切にし、もの作りの過程とそこで生まれる風合いを独特の個性として磨き上げた製品を生み出しています。日用品として毎日使われることで、より美しく育っていくようなものを目指しているそう。

Photo by ZUTTO

この「化粧ボックス」(12,200円)もまさにそんな一品。無垢材を使用し、使い続けることで色味や風合いの変化が楽しめます

Photo by ZUTTO

木を削り出してパズルのように組み合わせる伝統的な木工技術「石畳組み接ぎ」で作られており、頑丈な仕上がりに。

また、削ぎ落とされたデザインと実用性を持ち合わせた「シェーカー様式」も魅力の一つ。「シェーカー様式」とは、18世紀後半から19世紀にかけてアメリカのシェーカー教徒によって確立された様式で、自給自足による共同社会で装飾性を排した簡素な暮らしをしていた彼らの生活スタイルを反映しています。直線的で、シンプルかつ機能的な構造が特徴です。

「日本の伝統的な意匠を思わせるような作り方ではあるものの、極力シンプルに作られているので、部屋のインテリアや置き方によっては海外のもののようにも見えて、現代の生活シーンにも合います」(五十嵐さん)

こんな作り手のこだわりや思いが込められた収納アイテムなら、愛着を持って大事にしたくなりますよね。自分の部屋に合うものをじっくり選んでみてください。

 

【五十嵐 洋(いがらし ひろし)】

株式会社Casokdo 代表。

インテリア・デザイン、オーガニックコスメ、ソーシャル活動のPRを軸とした、コミュニケーション・プロモーション活動を行っているCasokdo(カソクド)を運営。
国内国外の雑貨ブランドの広報サポートやギフト・ショーや芸術祭の広報もサポート。
またソーシャルギフトのwebショップ「ARIGATO GIVING」も運営している。

岩本 恵美

岩本 恵美

フリーランサー(編集・執筆、たまに翻訳)

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