2016.06.19 UP
和えるだけ!次に流行るハワイアン料理“ポケ”は簡単に作れた
アサイーボウルやロコモコ、バタープラウンなどですっかり日本人にもなじみの深いハワイアン料理。いかにも南国チックな料理ばかりですが、「ポケ(ポキ)」という料理が近年注目されているのをご存知ですか?
マグロやカツオなどの切り身を、玉ねぎや香味野菜などと一緒に塩や醤油などと和える「ポケ」は、日本人にもなじみのある味で、さっぱりしたものが食べたいこの時期にぴったり。材料を和えるだけという手軽さも、ほかのハワイアン料理よりハードルが低くてうれしいですよね。
今回はオーソドックスなポケと合わせて、変わり種ポケの作り方もご紹介します!
基本のポケの作り方
Photo by Otonaka Sara
そもそも「ポケ」とは、ハワイ語で「魚を小さく切る」という意味。ハワイでは昔から生魚を食べる習慣があり、日本からの移民などのアジア系の民族が入ってきたことで醤油やワサビなどの日本流の味付けが浸透し、いまではハワイのソウルフードとして親しまれています。
中でもマグロのポケは、「アヒ・ポケ」としてレストランやスーパーで定番のメニューです。現地ではゴマ油を入れるポケが意外にもスタンダード。ゴマ油の風味と玉ねぎの辛さが、マグロのおいしさを引き立ててくれますよ。さっそくつくってみましょう!
【材料】(1人分)
マグロ(刺し身用・赤身)・・・100g
紫玉ねぎ・・・1/8個
アボカド・・・1/2個
レモン汁・・・小さじ1
レモンスライス(1cm幅)・・・1/2枚
A 醤油・・・大さじ1
A ゴマ油・・・小さじ1と1/2
A 塩・・・少々
A 胡椒・・・少々
A わさび・・・小さじ1/2
【作り方】
1.マグロは1.5cm角に切り、紫玉ねぎは粗めのみじん切りにし、ボウルに入れてAと和えて冷蔵庫で10分以上寝かせます。
2.アボカドは1cm角に切り、変色しないようにレモン汁と和えておきます。
3.1と2を和えて器に盛ります。飾りにレモンのスライスを添え、お好みで絞って味の調整をしてください。
同じマグロの赤身を使ってつくる、変わり種ポケ
Photo by Otonaka Sara
同じマグロでも一緒に和えるものを変えれば、バリエーションを楽しめますよ。ナンプラーやパクチーを加えて、エスニック風に仕上げてもおいしくいただけます。
お好みでガーリックチップを少し散らしても◎。味にインパクトが加わり、食べごたえもアップしますよ!
【材料】(1人分)
マグロ(刺し身用・赤身)・・・100g
紫玉ねぎ・・・1/8個
パクチー・・・1/2束
ライム・・・くし切りにしたもの1つ分
A ナンプラー・・・小さじ2と1/2
A ゴマ油・・・小さじ1
A ライム・・・小さじ3
A 砂糖・・・小さじ1/2
A 赤唐辛子・・・少々(お好みの辛さに調整)
【作り方】
1.マグロは1.5cm角に切り、紫玉ねぎは薄切りに、パクチーは3cmの長さに切ってボウルに入れ、Aと和えて冷蔵庫で10分以上寝かせます。
2.お皿に1を盛りライムを添え、お好みで絞って味を調整しましょう。
ご飯に乗せてどんぶりにするのはもちろん、バケットに乗せてオードブル風に、冷たいパスタと絡めて冷製パスタにしてもおいしいですよ。
マグロのほか、カツオやタコなど、ほかの海鮮でもおいしくいただけるので色々と試して自分好みのポケを楽しんでみて。先取りして、友達に自慢しちゃいましょう!
(レシピ制作:Otonaka Sara)
音仲 紗良
フードコーディネーター&スタイリスト/エディター&ライター