2016.04.20 UP
時間のない朝でも栄養バッチリ! 「ライスミルク」のお手軽レシピ
「朝はバタバタしていて食事の時間が取れない」という人にオススメなのが、流行中の「ライスミルク」。実は、前日に残ったご飯を使って手作りできちゃうんです。
自分で作れば砂糖やご飯の量を加減できるので、よりヘルシーに。また、フルーツやスパイスを加えれば、味の変化も楽しめます。
元気な一日をスタートするのに欠かせない朝食の新定番「ホットで楽しむライスミルク」の作り方をご紹介します。腹持ちもバッチリですよ!
今更聞けない「ライスミルク」って?
ライスミルクとはお米(炊飯済みのご飯)に水を加えてミキサーで撹拌したドリンクのこと。ミルクのような乳白色ではありますが、牛乳は一切入りません。
ライスミルクが一食分約140kcalなのに対して、同量の牛乳は185kcalと、ライスミルクのほうが低カロリーです。
主原料がご飯のため炭水化物と糖分が摂れるということで、朝のエネルギーチャージに最適!
ビタミンやミネラル、食物繊維の豊富な玄米で作れば、栄養のバランスもよくなります。白米で作る場合は、フルーツを加えてビタミンCや食物繊維をプラスしてみましょう。
ライスミルクの作り方
Photo by sweetsholic
白米を使った一食分のレシピをご紹介しましょう! 作り方はとっても簡単。
温めたご飯(50g)に、水200〜250ccを加えてミキサーで滑らかになるまで撹拌します。ハチミツまたはフルーツジャム少量(ティースプーン3杯程度が目安)を加えてから、600Wのレンジで1分加熱します。
スプーンでよく混ぜれば出来上がりです。水分量が少なめだとトロトロに、水分量が多めだとサラリとした舌触りになります。
不足しがちな栄養素はフルーツで!ライスミルクのアレンジ方法
Photo by sweetsholic
ライスミルクは低カロリーで炭水化物と糖分は摂れますが、カルシウムや鉄分、それにビタミンCや食物繊維が不足しがちです。そこでライスミルクを自宅で作る際にはこれらの栄養素を補ってあげると、さらに体に優しいドリンクになります。
加えるタイミングは、ご飯と水をミキサーにかけるとき。全ての材料を撹拌後、レンジで温めてからいただきましょう。ホットスムージーのような感覚で楽しめますよ。
バナナとプルーンで食物繊維と鉄分強化
ダイエットや美容に効果的な「バナナ」と、便秘解消に効果的な「プルーン」をプラス。フルーツの甘みがあるため、はちみつを加えなくてもOK。
材料:バナナ1本、プルーン3粒、水180〜250cc、ご飯40g
イチゴ&バナナ&白ゴマでビタミンCとミネラル補給
ビタミンCは「イチゴ」で、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルは「白ゴマ」で、カリウムは「バナナ」で補って。
写真のように白ゴマを浮かべるとカフェ風の仕上がりに。甘みが足りないときは、ハチミツを少量加えてみましょう。
材料:バナナ1本、イチゴ3〜4粒、水180〜200cc、白ゴマ(すりごま)大さじ1/2、ご飯50g、ハチミツ(お好みで少量)
残りご飯を使って手軽に栄養補給できる「ライスミルク」。腹持ちがよいので、ダイエット中の朝食にもぴったりです。ホットに飽きたら、冷やして飲んでも美味しいですよ!
(レシピ制作・トップ画像:sweetsholic)
参考:FitDay
鈴木 香穂里
ライター/編集者/パティシエ/レシピクリエイター