2016.01.12 UP
感謝して健康的になれる!イライラしても「ありがとう」を…
誰かに何かを頼んだときや、手伝ってもらったとき。きちんと感謝の気持ちを伝えていますか? 仕事の関係者はともかく、日頃からお世話になっている家族やパートナーとなるといかがでしょう。
日頃から、感謝の気持ちを伝えることでさまざまなメリットが期待できるそうです。また、幸福度もアップするというから驚きです!
人間関係を円滑にしてくれる「ありがとう」という言葉、今後は意識して使ってみませんか?
感謝することで、健康的になれる!
心臓病を患っている186人の男女を対象に「感謝の気持ちを表面に出す人とそうでない人」を比較した実験では、感謝することで健康になれるという研究結果が出ています。
感謝の気持ちを全面的に出した被験者は、そうでない被験者に比べて快眠しやすくなるなど健康状態が改善し、幸せを感じやすくなったそう。「感謝の気持ちの表現と睡眠パターン」を調べた研究はほかにも行われており、同様の結果が得られています。
就寝前にクヨクヨネガティブなことを考えていると寝つけないことを想像すると、これは納得の結果ですね。
感謝の気持ちを綴るだけで、幸福度アップ!
なかなか素直に「ありがとう」が言えないときもあるかと思います。そんなときには、日記をつけてみてはいかがでしょう?
「感謝の気持ちを日記につけたグループと、ネガティブな日記をつけたグループ」を比較した研究では、感謝の気持ちを日記に綴った人々はポジティブな気持ちが持続することを突き止めました。
ポジティブ日記をつけているけれど、実はネガティブ思考というANGIE編集部のLさん。彼女の説得力のある一例をお伝えしましょう!
「一日の終わりにいつも日記をつけているのですが、誰かに優しくしてもらったこと、うれしかったことなど、できるだけ明るい内容で終えるようにしています。このことを意識するようになってから、どんなに辛い日でも明日はまた頑張れそう! とポジティブになれた気がします。わたしの日記は『ありがとう』といったポジティブワードのオンパレードです(笑)」
普段「ありがとう」と言えない相手には?
普段はなかなか感謝の気持ちを伝えられない。そんな人も多いのではないでしょうか?
そこで友人にはメールやLINEなどのSNS、あるいは遠方に住んでいる両親や友人にはグリーティングカードで、改めて「ありがとう」と伝えてみてはいかがでしょう。カードを選んで気の利いたメッセージを書いて……というのはなかなか骨の折れる作業ではありますが、その心遣いが相手の心に響くようですよ。これから先もずっと大切にしたい相手なら、年に一度ぐらいカードを送ってみませんか。
日々を忙しく過ごしていると、感謝の気持ちを忘れがちなこともあります。周囲のおかげで、仕事もプライベートも頑張れる。そう考えると、お世話になっている同僚や上司、家族や友人に改めて感謝したくなりませんか?
そして毎日頑張る自分にも、改めて感謝の気持ちを大切に!
※参考: MiNDFOOD
鈴木 香穂里
ライター/編集者/パティシエ/レシピクリエイター