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2016.02.04 UP

2016年の運命を読み解く!9つの「数秘」で一年の幸せを占う方法

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立春を境に、そこかしこで小さな「春」が生まれます。私たちの身体も冬眠状態から目覚め、エネルギーが少しずつ高まっていくと言われるこの時期。運命の流れを読み解き、幸せへ向かって一歩踏み出しませんか。

人生は「種まき」「芽が出る」「雑草をぬく」「花が咲く」「収穫」と一年ごとにテーマを持って9年周期でめぐると言われています。「種まき」の時期に「収穫」を望んでも、何も刈り取ることはできません。自分が今どの周期を生きているのか、どの周期に向かっているのかを知り、幸せを上手に育てていくことが大切です。

今日は「数秘」と日本のオラクルカード「福を呼ぶ 四季みくじ」の四季の言の葉になぞらえてあなたの一年を読み解きます。テーマごとにアップされているカードは、あなたに「美運」と「福運」を授けるお守りカード!

また、周期ごとにピンポイントでご利益をいただける神社仏閣もご紹介。梅に桃、桜の花々が野山を春色に染めていくように、2016年あなたの人生を幸せ色に輝かせましょう。

 

現在の「周期」を割り出す計算法

Prague Astronomical Clock, Orloj,  in the Old Town of Prague

「周期」は基本的に誕生日が起点、それを境に周期が切りかわります。

例)7月17日生まれの方の2016年のイヤーナンバー

2+0+1+6+7+1+7=24

出た数字を一の位になるまで足します。

2+4=6

1995年7月17日生まれの方は、イヤーナンバー6の周期になります(誕生日前の周期は5になります)。

ただし「11」「22」「33」というゾロ目の年は、特別な意味を持ちます。11の方は2、22の方は4、33の方は6の項目に書かれてあるメッセージも、プラスして参考になさってください。

 

イヤーナンバー<1>人生の幕開けに種を蒔く ~初御空~

冬_05初御空

Photo by 株式会社ユーメディア

元旦の清々しい大空のことを「初御空(はつみそら)」と言います。金色の朝日が大空を美しく照らし、新たな一年が始まります。元旦の青く晴れ渡った空は「瑞兆」として、いにしえの人に喜ばれていました。

まさにあなたにとって2016年の誕生日は、新たな9年周期の幕開け。この一年どう動くかによって神々しい青空を拝めるか、はたまた曇り空で終わるか、その方向性が決まります。9年後の自分を視野に入れて、選択をしてゆきましょう。

愛、人脈、成功、豊かな報酬、あなたが望むものを手に入れるため「可能性」という種を蒔く時期です。種を蒔かなければいつまでたっても収穫の時期は訪れません。もたもたしていると、この9年パッとしない人生になってしまう可能性大です。「初めの一歩を踏み出す」「新たなことにチャレンジをする」「温めてきたことを行動に移す」そう心がけて行動する人に、強力な追い風が吹くでしょう。

豊かな報酬を望むならスキルアップや資格の取得を。現在の仕事に夢を持てないという人は思い切って転職をするのもひとつ。幸せな結婚を望むなら婚活と並行して自分磨きを。料理の腕を上げる、大人の習い事を始める、たるんだ身体を引き締める……努力する人に運命の女神は優しく微笑むでしょう。

この一年は性別問わず、新しい出会いに恵まれます。過去の恋を引きずっていたり不毛な恋愛に翻弄されている人は「幸せになる」と決意して過去に「さようなら」を。辛くてもそこはグッと我慢。その心意気があなたを強く美しく輝かせます。ばっさり髪を切る、ファッションのテイストをガラッと変えてみるなど、思い切ったイメージチェンジもエネルギーを高めてくれるでしょう。

新たなことを始めようとするとき「面倒くさいな」「次回でいいや」と無意識にブレーキをかけたり尻込みしてしまう人もいますが、それでは見た目も心も確実に老化します。必要なのは自分の可能性を信じる強い心ひとつ! 結婚、独立、転職、引っ越しなど、新たな世界にチャレンジしていきましょう。

イヤーナンバー1の人は日本国民の総氏神、三重県の「伊勢神宮」へ。「神宮」とのみ刺繍が施されたお守りは、唯一無二のパワーを授けてくれるでしょう。伊勢で朝日を拝んで高らかに柏手を打ち、新たなる幸せを呼びこみましょう。

 

イヤーナンバー<2>土の中で静かに成長を続ける種 ~蓮華~

夏_10蓮華

Photo by 株式会社ユーメディア

「泥より出でて泥に染まらず」……蓮は清らかな水でなく泥から養分を吸収し、光に向かって気高く美しい花を咲かせます。一枚また一枚と花びらが散っていく様は、菩薩が慈悲の心に目覚めていく姿にたとえられます。

数字の2は蓮の花のように「光と闇」、そんな相反する二つのバランスで成り立っています。イヤーナンバー2の人にとってこの一年は、美しい蓮の花が「泥」の中で成長するように「自分とは違うと感じるものを受け入れる」ことがテーマの一年です。

自分とはちょっと違うタイプだなと感じる人こそ、あなたを成長させてくれる「養分」となるキーパーソン。人は自分と違うと感じるものに対して不安になったりイライラしたりするものですが、「この人は私にどんな学びを与えてくれているのだろう」と考えてみると新たな気づきが得られるでしょう。

どうしても受け入れられなければ「うんうん」と聞いたフリをしてさらりと流して。感情まかせにくってかかると、あなたの運気、人気ともに確実にダウンします。チャンスはいつも「人」からもたらされるもの。好き嫌いにとらわれず人間関係を広げてつながりを深めていく中で、さまざまなチャンスをつかむことが出来るでしょう。

この一年は出会ったすべての人が「福の神」となる可能性アリ。チャンスを逃さないためにもすべての人に思いやりの心を持って接しましょう。またパートーナーがいるにも関わらず、まったく違ったタイプの人に惹かれることもありそうです。これまでの自分にない新たなタイプの人が気になりだしたら、あなたの人生が大きく変わっていく予感。思い切って真逆に飛んでみるのもアリです。

新たな出会いによってあなたの人生が一変する、そんな大いなる可能性を秘めた年。イヤーナンバー2の人は、島根県「出雲大社」へ。出雲大社は夜の8時まで参拝可能です。ぜひ日中と夜、光と闇に包まれた二つの出雲で願いをかけて。アマテラスオオミカミに国を譲り、目に見えない世界をおさめている出雲大社のオオクニヌシノオオカミが真実のご縁を結んで下さるでしょう。

 

イヤーナンバー11から2になるあなたへ

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精神的にゆらゆらと揺れ動く不安定な時期です。特に人間関係においてナーバスになりやすいでしょう。苦しい経験にも必ず「学び」という宝物が隠されていることを忘れないで。あなたのとらえ方によって、人生の見え方が大きく変化します。一見不幸せとも思える出来事の中に、幸せの種を探しましょう。

1と1を合わせると2という数字が生まれます。2は助け合いの数字。悩んだときは信頼できる人に心の内を話してみて。人に傷ついた心は、人に癒されて元気を取り戻していくもの。この一年はあなたにとって、本当に大切な人に気づく一年でもあります。

すべては人間関係を円滑に築いていくためのトレーニングです。そう思って過ごせば、あなたをより魅力的な女性に成長させてくれるギフトの年となるでしょう。

 

イヤーナンバー<3>「あなた」というオリジナルの芽が出る ~鹿鳴く~

秋_08鹿鳴く

Photo by 株式会社ユーメディア

いにしえの万葉人は、萩の花に鹿が求婚するというユニークな和歌を詠みました。萩の花が咲く時期と牡鹿がよく鳴く季節が重なることから萩は「鹿の妻」、鹿は「萩の夫」にたとえられたのです。万葉人の子どものような感性は千年以上の時を越えて語り継がれ、今なお私たちの心を刺激します。

万葉人を見習って、イヤーナンバー3のあなたは「感じる力」を高めるとエネルギーもグンと上昇するでしょう。型にはまらない自由な感覚を大切に、これまでのスタイルを打ち破り新しいあなたを創る冒険の年です。これまでにない仕事のオファー、新たな趣味のお誘い、異業種の仲間との出会いは大きなチャンスとなります。あなたならではの独創的な感性やアイディアを仕事やプライベートに活かしてゆきましょう。

この一年は誰がなんと言おうと「やりたいことをやる」「行きたいところに行く」「食べたいものを食べる」「会いたい人に会う」を心がけて! 大人になるほど自分の好きなことを後回しにしたり、我慢しがちです。自分が望むことを行動に移すとき、身体の内側からエネルギーが高まっていくのを感じられるでしょう。

また、過去2年の中であなたが手掛けてきたことが芽を出す時期でもあります。ただし収穫の時期はもう少し先。あせらずその芽に水を注ぎ、大事に育ててゆきましょう。イヤーナンバー3の年は、芽吹き。新芽が出る時期は気候も安定しません。変化やハプニングはつきもので、失敗しても笑い飛ばすくらいの心のゆとりが大切です。

安定感はあまりない時期ですが、その分さまざまなチャンスがやってくるなど動きのある楽しい一年になるでしょう。美味しいものを味わう、香りを楽しむ、上質なものに触れる、音楽を楽しむ、美しい景色を眺める、芸術に触れる、旅をする、愛する人と過ごす。あなたの五感すべてで幸せを感じましょう。幸せは見つけるものではなく、感じるもの。今よりもっと幸せになるために感じる力を磨きましょう。

イヤーナンバー3の人におすすめの神社は埼玉県の「氷川神社」。ご祭神であるスサノオノミコトは少々やんちゃで甘えん坊な神さまですが、日本最初の和歌はスサノオノミコトが詠んだと言われています。破天荒で知的。ワイルドとジェントルな魅力をあわせもつ神さまが、あなたに独創性という力を与えてくれるでしょう。

 

イヤーナンバー<4>美しい花を咲かせるために環境を整える ~袖振り草~

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Photo by 株式会社ユーメディア

秋の七草のひとつに数えられるススキは、別名「袖振り草」と呼ばれています。「バイバイ」と手を振りながら別れを惜しむ恋人たちの仕草を、風に揺れるススキに見立てて「袖振り草」と呼ばれたそうです。ススキは地味でいささかか弱い印象がありますが、風や雨、雪にも耐え抜く素晴らしい力を発揮することから家々の屋根に使われ、人々の暮らしを守り継いできました。

2016年の誕生日から始まる一年は、人生の基盤固めのとき。ススキの強さを見習いましょう。コツコツと小さな努力を積み重ねる時期です。外に意識を向けるのではなく自分の内側に意識を向けて、これまで取り組んできたことをここできちんと根づかせることが大切です。

成功の度合いは、この一年の努力に比例します。逆にこの一年をおざなりにすると、のちに人生の土台が揺らぐことになりかねません。「将来を考えて節約をする」「貯蓄を始める」のも吉。また結婚に向けて具体的な準備を進めたり、家族やパートナーとの関係を見直し、絆を深めるのにも最適な時期です。自分の思いばかり主張せず相手の立場に立って考えると、感じる思いや聴こえてくる声があるでしょう。

さらにこの時期、生活の基盤である住空間を整えるのもおすすめです。不要なものを捨てることで執着から解放されて心も軽くなりますよ。イヤーナンバー4の年はなんとなく運気の停滞感を感じるかもしれませんが、めぐりくる次の一年は、いやがおうにもあなたを変化へと誘います。その変化に向けて、しっかりと力を蓄えましょう。身体を鍛える、マッサージで心と身体をほぐすなど、身体によい生活を心がけることも大切です。

イヤーナンバー4の人には京都の「貴船神社・結社(ゆいのやしろ)」がおすすめ。桜の女神であるコノハナサクヤヒメの姉であるイワナガヒメは「岩の女神」とも言われ、人生の雨や風にも負けない不動の強さをもたらします。また縁結びとしても有名なこちらの社では、いにしえの時代にススキを神前に結んで縁結びを願ったと伝えられています。結社へ行ったら、結び文を書くことをお忘れなく。

 

イヤーナンバー22から4になるあなたへ

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運気のアップダウンがある波乱含みな一年。いい意味でも悪い意味でも運命の変化が起こりやすい時期です。仕事も恋も吉凶混合の運気で、こういったときは精神的な負担が大きくなりますから、自分が心からリラックスできる人間関係や居場所を大切に。

「笑い」が人生の流れを変えるスイッチになります。耐えられないほどの嵐に遭遇したら下を向いて、嵐が過ぎたら顔を上げましょう。何より折れない心が大切です。中には「棚から牡丹餅?」と言える思いがけない幸せをつかむ人もいるでしょう。ここでつちかった根性はあなたにとってかけがえのない財産に。あとから振り返ったときに、転機だったと思える一年になるでしょう。

 

イヤーナンバー<5>枝葉が青々と茂る成長期 ~白雨~

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Photo by 株式会社ユーメディア

うだるような暑い夏の午後。冷たい風と共に突然降り出す激しい夕立は、一瞬にして世界を白く染めるので「白雨」と呼ばれます。突然激しい雨が降り出したかと思うとみるみる空が晴れ渡り、七色の虹がかかる。この一年はこれまでの停滞感が嘘のように消え去り、変化によって大きく飛躍する年です。

思いがけない人や場所とのご縁が生まれたり、不意の出来事や周りの変化に刺激を受けて新しい自分に生まれ変わろうと決意する人もいるでしょう。まるで白雨のように、あなたの日常を一変させるような運命的な出会いの暗示もあります。シングルの人は電撃結婚もありうるドラマチックな年! また仕事や趣味の世界においては、突然道が開けて大きなチャンスを手にする人も。ずっとやりたいと思っていたことに、思い切って挑戦するのもいいでしょう。

イヤーナンバー5の年は、無限の可能性を秘めたパワフルな一年です。変化を受け入れ、変化を楽しむという柔軟な姿勢が大切。過去の人や過去に起こった出来事に心をとらわれている人は、せっかくのチャンスを逃さぬようここできちんと手放して。あなたの手からこぼれ落ちたものは、学びを終えたもの。もう手放してもいいものだから、失ったのです。恐れず変化を受け入れ挑戦を続けたその先に、あなたの想像をはるかに超えた輝く未来が待っています。

そんなあなたにおすすめしたいのは、奈良の「大神(おおみわ)神社」。本殿を持たず、神体山を拝するいにしえの祈りの形が伝えられる日本最古の神社です。濃い緑に抱かれたいにしえの聖地が、人生に訪れる数々の変化を力強くサポートしてくれるでしょう。

 

イヤーナンバー<6>愛という花が咲く ~星まつり~

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Photo by 株式会社ユーメディア

織姫と彦星が年に一度、天の川で出会う七夕は「星まつり」とも呼ばれます。日本では亡くなった魂は星になると信じられてきました。夜空にまたたく星々は、あなたをこの世に導いてくれたご先祖さまの命の輝き。どんなときもあなたを優しく見守っています。

2016年の誕生日からイヤーナンバーが6になる人は、ずばり「愛」がテーマ。何かに導かれるように出会いの扉が開いたり長年の友人が恋人に変わることも。結婚や妊娠、出産を経験をする人もいるでしょう。また愛が試されるような出来事が起こりうる年でもあります。

家族、恋人、友人、何よりあなたが大切に思う人たちに愛を注ぎ、大切に思う人たちから愛を受け取りましょう。プレゼントを贈ったりどこかに連れて行ってあげることだけでなく「ありがとう」という感謝の気持ちを言葉にして伝えることも大切です。あなたから「ありがとう」を受け取った人の笑顔を見て、あなたも笑顔に。

よく「尽くす女性」という言葉を耳にしますが、自分のことより恋人のことを一番に考え、かいがいしく世話をする女性ほど「受け取ること」を忘れているもの。与えてばかりいると、相手は受け取ることに何の疑問も持たなくなります。その時点で愛はアンバランスなものに。愛を与え、愛を受け取る。呼吸をするように、愛のリズムを意識しましょう。

またイヤーナンバー6の年は、自分自身を心いっぱい愛してあげることも大切です。仕事に追われ、ストレスフルな毎日を送っている人はご注意を。心身が疲れていると愛を与えることも受け取ることもできませんし、いい出会いがあってもそれを一生のご縁に育てることはできませんよ。また天国へと旅立った人をふと思い出すことがあったら、それは「そばで見守っているよ」というサイン。たとえ命の火が消えても愛が消えてなくなることはありません。

イヤーナンバー6の人は、奈良に鎮座する「春日大社」へ。女性をキラキラと輝かせ、良縁や家庭を守る力を授けてくれると言われる春日大社。境内にある「夫婦大國社」では、願い事をしゃもじに書いて奉納します。神さまに大切な人との絆を深めていただき、人生に春を呼びましょう。

 

イヤーナンバー33から6になるあなたへ

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人生が大きく変化する年です。突然の別れや想定外の出来事に心が揺さぶられる人もいるでしょう

神さまは乗り越えられない試練は与えません。すべてを受け入れ未来へと進んだ先で、あなたを待っている幸せがあります。そのタイミングは神のみぞ知る。もがいた分だけ、大きな幸せや深い愛を手にすることができるでしょう。

 

イヤーナンバー<7>実が育つよう余分な枝を切落とす ~余花~

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Photo by 株式会社ユーメディア

夏になっても若葉の中に咲き残る桜の花を「余花(よか)」と言います。春が終わって今年はもう会えないと思っていた桜の花に再会するというのは、思いがけず懐かしい人に出会えたときのようなトキメキを感じるもの。春爛漫の花を眺めていたときとは、また違った思いを感じることでしょう。

イヤーナンバー7の人にとってこの一年は「過去」とつながる年。昔旅した場所を再び訪れたり昔の恋人や懐かしい人と再会したり、過去に置き忘れた夢を思い出してもう一度挑戦したりするなど、過去と再び向き合う時間が未来の扉を開く不思議な一年です。

過去のあなたと今のあなたは同じ人間ですが、まったく同じではありません。今だからこそ過去と違った答え、結果を出せることもあるのです。こういうときは前へ前へとがむしゃらに進むよりも一度立ち止まって過去を振り返ることで、大切な気づきが得られます。

仕事も恋も、最初の気持ちを思い出してみませんか? どんな夢を持って、今の仕事に飛び込んだのか。パートナーのどんなところに惹かれ好きになったのか。初心にかえることであなたの意識が変わり、未来も変化してゆきます。もしかしたらその過程で「手放そう」と思うものが出てくるかもしれません。イヤーナンバー7の年は自分にとって必要なもの、必要な人をしっかりと見極める見直しのとき。次にめぐりくる最強の一年、あらゆる豊かさを手にするためにも内面の充実を心がけましょう。

このカードに描かれた塔は、京都のランドマークにもなっている東寺の五重塔です。人を悟りへと導きすべての人を救うという21体の像が安置された平安京最古の寺院。講堂の大日如来座像は、東寺の中心に鎮座しています。宇宙そのものとも言われる大日如来の前で自分と向き合う「静」の時間は、不要な流れを断ち切り、あなたにリスタート、再出発のエネルギーを与えてくれるでしょう。

 

イヤーナンバー<8>豊かさが満ちる収穫期 ~龍天に登る~

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Photo by 株式会社ユーメディア

春分の頃になると、草木や人、空や大地、すべてのエネルギーが上昇することから、春の気に乗って財や富貴をまねく龍が天に登ると信じられていました。イヤーナンバー8を迎えたあなたのエネルギーは、龍が天に登るがごとく、ぐんぐん高まります。今まで一生懸命努力をしてきた人はその努力が実を結び、これまでのがんばりが目に見える形で評価される収穫の年です。

ただし、努力なくして成果なし。なんの努力もせず毎日をただぼんやり過ごしてきたという人は、受け取るものもそれなりのものに。これまでの7年何をどうがんばってきたのか、その成果が見える年とも言えます。「今の自分にできるだろうか」「私にはもったいない」と少しひるんでしまうようなオファーや出会いこそ、まさにあなたに与えられたギフト。 躊躇することなく素直に受け取り挑戦することで、ひとまわり大きな自分に成長できるでしょう。

また人間関係も広がる年ですので、人からの誘いはなるべく断らずどんどん外へ飛び出してゆきましょう。たったひとつの出会いが人生を大きく変えることもあるのです。この年、生涯を共にするパートナーや仕事であなたを引き上げてくれる人物が目の前にあらわれるかもしれません。結婚や出産など、おめでたいニュースが続くときでもあります。

ただし有頂天になり過ぎると、痛い目に会うことも。どんなときも謙虚な気持ちを忘れず、やるべきときは自分を信じて強気で挑みましょう。収入アップという形で恩恵を享受した人は、いつも自分を支えてくれる人たちに美味しいものをご馳走したり、募金も吉。「受け取ったら与える」ということを意識すると、豊かさがさらなる豊かさを呼びます。

イヤーナンバー8の人は熊本県に鎮座する「八大龍王水神社」へ。プロ野球や格闘技界の信仰を集めるこちらの神社は、知る人ぞ知るパワースポット。「商売繁盛」「開運」「勝利」とご利益を求めて、日本全国から参拝者が訪れる強力な神社です。龍神さまを味方につけて!

 

イヤーナンバー<9>次にめぐりくる収穫に向けて地をならす ~桜~

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Photo by 株式会社ユーメディア

桜は、花が咲く直前の木の皮も美しい桜色に染まると言います。全身全霊で色づく桜。満開の華やかさは一年のほんのひとときですが、一刻も休むことなく命の営みを続け、春に美しい花を咲かせるのです。桜のもう一つの名前は「夢見草」。花を咲かせる日を夢見て今日も寒空の下でがんばる桜のように、心に新たな夢を描き、花を咲かせる日に向かって本格的な準備に入りましょう。

誕生日からの一年は新たな9年に向けて過去を振り返り、手放すものをはっきりさせていく区切りの年。これまでと同じことを同じように続けていくのではなく、新たな方向性を模索する一年です。次の誕生日から新たな世界へ飛び込む、地ならしの時期。あなたが9年かけて育ててゆきたいと思える夢を見つけましょう。

この年は、パートナーとの未来を真剣に考える時期でもあります。ずっと一緒にいられる相手かどうかきちんと見極めて。ふたりの関係に不平不満や不安といった「不」の要素を抱える人は、その理由をきちんと見つめましょう。心にため込んできた思いがあれば絆を深めるためにも、我慢しないで思い切ってパートナーに伝えて。「ありがとう」と「ごめんね」の言葉を忘れずに。

話し合った結果、結婚へ向かうか別れるかの大きな決断をするカップルも少なくないでしょう。別れも愛のひとつ、幸せへと続く道です。何より大切なのは「幸せになりたい」というあなたの思い。幸せをあきらめず、新たな9年に希望をつなぎましょう。

花開く未来に向かっておすすめしたいのは、静岡の「浅間(せんげん)神社」。天気がいい日は境内から美しい富士山をのぞむことができます。富士山を守る桜の女神コノハナサクヤヒメは、自らの潔白を証明するため激しく燃え盛る炎の中で無事に出産しました。強く美しい女神を祀る浅間神社は女性を内側から輝かせ、愛情運や豊かな出会いをもたらします。境内の水屋神社で富士山の清らかな御霊水をいただいて、コノハナサクヤヒメの美しさと強さのエネルギーをいただきましょう。

 

あなたの幸せ守り

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いかがでしたか? 春が生まれる立春に、あなたのもとへと届けられた幸せのメッセージ。この一年の中で「そういえばこんなことが書いてあったな 」と読み返していただくこともあるかもしれません。

自分が今9年周期のどの時間を生きているのか、どの時間に向かっているのか、意識して過ごすことによって人生の流れは驚くほどスムーズになります。イヤーナンバーごとにアップされている四季の言の葉カードは神仏を描き続ける仏画家の第一人者、観瀾斎先生が幸せの願いを込めてお描きになりました。あなたに「美運」と「福運」を授ける強力な「お守り」に!

このメッセージを受け取ったこともまた導きです。どうぞ幸せな一年をお過ごしくださいね。

【参考】お家で楽しむデイリーおみくじ 「福を呼ぶ 四季みくじ」」三浦 奈々依、 観瀾斎/プレスアート

三浦奈々依(みうらななえ)

三浦奈々依(みうらななえ)

神社仏閣ライター・フリーアナウンサー・カラーセラピスト

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