2017.02.04 UP
もうコテで失敗しない!お悩み別【きれいな巻き髪】を作るための5つのルール
普段のヘアスタイリングに欠かせないものとなったコテ。外出時に必ずコテを使ってスタイリングするという人も多いのではないでしょうか。
しかしイマイチうまく巻けない、いつも同じような巻き方になってしまう、自分のなりたい巻き髪イメージとかけ離れてしまうなど、コテのお悩みもつきもの。
そんなコテで上手な巻き髪を作るべく、皆さんのお悩みを解決していきましょう! 巻き髪のプロ、LOVEST 銀座 by airの長門政和さんに伺ってきました。
コテのお悩み1:左右対称に巻けないんです
巻けた! 完成! と思ったら左右が微妙に違う仕上がりに……という巻き髪の経験ありませんか?コテで左右対称に巻き髪を仕上げるにはどうすれば良いのでしょうか。
「これはズバリ、利き手ではない手をうまく使うことですね。左右で巻く手をきちんと変えて巻くということです。
右利きの人を例に出すと、(自分から見て)左サイドのヘアはうまく巻けるけど、右サイドのヘアが巻けないという人が多いと思います。左右どちらの手でもコテで巻けるように練習してみると左右対称に近づきます」
「また巻き髪を左右同じ仕上がりにするには、ハネや寝癖ができる限りない状態が好ましいです。寝る前に乾かすとき、前に引っ張るように意識してブローし、顔まわりだけでも整えておくとコテで巻くときも楽に巻けますし、仕上がりもきれいになります!」
コテのお悩み2:毛先が折れてしまいます
巻き髪をしたくてもどこに力を入れて良いのか、どこから巻いて良いのかわからず、毛先が折れてしまう……というお悩み。
「これは髪の毛の根元と毛先の中間からコテを入れて毛先まで滑らすように巻くことで解決します! もしくは毛先を先に全てワンカールさせてから中間を巻いてもOK」
「ぐっと一箇所に力を集中させるのではなく、コテで均一な力で毛先まで巻いてあげることが大切です」
コテのお悩み3:後ろがうまく巻けません
前髪、サイドなど前から見て見えるところはうまく巻けるのに、どうしても後ろが巻けない……というのは巻き髪のお悩みナンバーワンでもありますよね。
「そうですね。これはもうブロッキングするしかないですね。ざっくりで良いのでハーフアップにしてゴムで結ぶという一手間を加えるだけで全然違います」
「ハーフアップにブロッキングしたら、まず下の部分をコテで巻いてください。この後れ毛の部分を巻かないとダサい巻き髪になってしまうんです!
さらにボブの場合は毛先の巻きが重要になってくるので、同じようにブロッキングして毛先から巻いてみてください」
コテのお悩み4:ゆるふわ巻きに仕上がりません
トレンドの抜け感のあるゆるふわ巻き。どうすれば頑張った感のない、適度にボリューム感のある巻き髪になるのでしょうか。
「巻く方向を同じにしてしまうとボリュームが出ず、平たい印象になってしまいます。
カールとカールがぶつかることでボリュームが生まれるので、前巻き後巻きと交互に巻くようにしてみてください」
「コテを前に持ち(挟む面が上)内側に向かって巻く巻き方が、『フォワード巻き』」
「コテを後ろに持ち(挟む面が下)、外側に向かって巻く巻き方を『リバース巻き』と言います。
もし毛量が多く、ボリュームが出すぎてしまうという場合には中間を巻かずに毛先だけ巻くか、コテを太めのものに変えると良いと思います」
コテのお悩み5:しっかり巻いたはずなのにカールが取れてしまう
髪質が悪いのか、巻き方が悪いのか……朝バッチリだったはずの巻き髪が時間を追うごとに取れてきてしまう。せっかく巻いたのに悲しくなりますよね。
「これはヘアスタイリング剤で解決できます! カールが持続する巻き髪専用スプレーなどのスタイリング剤を巻く前につけておきましょう。
熱から保護する効果もあり、何もつけないときよりも髪の毛がまとまり、巻きやすくなりますよ」
「オススメはトリエ スプレーMM。巻く前専用でサロンの他、ロフトなどでも取り扱いがあります。
もしそれでもカールが取れてしまうという人はデジタルパーマをかけるなど、軽いパーマをかけておいてあげると良いと思います」
よく陥りがちな巻き髪に対するお悩みをぶつけてきましたが、心当たりのあるお悩みはありましたでしょうか?
やりすぎない、でも手をかけたかのようなきれいな巻き髪に男性はグッとくるのだとか!
少しのコツを覚えておくだけで忙しい朝にも瞬時に女子力の高い巻き髪が完成しますよ。
モテにもつながる必須のコテ使い、ぜひマスターしてみてくださいね!
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※取材協力: LOVEST銀座 by air
Photo by GOTA