年齢と共にぷよぷよ、ブニブニしてきた二の腕が気になる!という女性は少なくないはず。女性の悩みの中で「二の腕が痩せない!」という悩みはとても多く、シェイプアップしたいとさまざまなダイエットに取り組む人も多いことでしょう。そこで二の腕はどうして痩せにくいのか、また痩せるためにはどうすればよいのかというポイントをご紹介します。

二の腕痩せを意識する…夏になると現れる、立派な振袖

特に夏の季節は露出が多くなり、袖から伸びる自分の腕を何度も鏡で確認したくなりますよね。 二の腕がほっそりしているだけで華奢な女性らしい印象があり、反対にたるんだ二の腕ではオバサンっぽく映ってしまいます。冬の間はセーターやジャケットで隠れていた部分が夏になると隠し切れない存在感を放ち出してしまいますので、本格的に暑さが到来する前に対策を考えたいものです。

どうして二の腕は細くなりづらいのか

二の腕がたるんでしまう主な原因は「上腕三頭筋の衰え」と「皮下脂肪の増大」の二つと考えられます。上腕三頭筋とは物を持ち上げるときに使う「上腕二頭筋(いわゆる力こぶの部分)」の裏側にある筋肉で、腕を押し出すときに使う筋肉です。一般的な家事やデスクワークを中心とした仕事の中ではあまり使われることがなく、どうしても筋肉が弱りやすい場所なのです。その状態で肥満などにより皮下脂肪がついてしまうと、弱った筋肉ではその重みに耐え切れず二の腕がたるんでしまいます。 弱った筋肉を強くするには運動しかありませんが、安易に筋力トレーニングを行うと一度ついてしまった脂肪が筋肉に変わり、太くたくましい二の腕になってしまうということもあります。たるみはなくてもがっちりと立派な二の腕では女性らしさからは程遠く、「ガタイの良い女」と思われてしまう可能性もあります。細くしたいと思うのなら、まずは脂肪を落とすところから始めましょう。

目指せほっそり二の腕!効果的なダイエット法とは

きゅっと引き締まった二の腕を手に入れるためには「ねじる」、そして「揺らす」運動が効果的です。 ねじり運動はまず脚を肩幅に広げて立ち、手の平を外に向けてしっかりと広げます。ゆっくり息を吸い込みながら手の平を外側へねじり、息を吐きながら元の位置に戻します。決して急がず、1つの動作に3～4秒かけて行います。そうすることで腕の内部のインナーマッスルが刺激され、脂肪燃焼が促進されます。 揺らす運動には「バイバイ運動」がおすすめです。両腕をピンと後ろに伸ばし、手の平を上に向けます。できるだけ腕を高く上げ、その状態でバイバイをするように手の平を振るだけの簡単な運動です。簡単にテレビを見ながらでもできるので隙間時間に取り組みやすい運動ではないでしょうか。このように手、そして腕を動かすことは二の腕の筋肉の刺激になるだけでなく肩甲骨周りも自然と動かされ、肩こり解消や背筋への刺激にも繋がります。上半身のあちこちを同時にケアできる優れた運動法でもありますので、時間を見つけて取り組んでみてはいかがでしょうか。