2016.05.31 UP

女性の性感帯って?気持よく彼と夜を過ごすために

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愛する男性と一緒に夜を過ごすのは至福の喜びですが、だからといって必ずしも、肉体的な快感を得られるとは限りません。それは、女性の多くが自分の性感帯に無自覚であり、同時に男性の多くもそれに対して無知だからです。したがって、より気持ち良く彼との時間を過ごすためには、性感帯について学んでいく必要があります。

体のいたる所に存在する性感帯

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性感帯といえば、性器の周辺をイメージしがちです。しかし実際は、性器に限らず神経の集中している場所はすべて性感帯であり、例えば手足の指なども立派な性感帯なのです。
逆に乳房やお尻は性的なものとして扱われていますが、脂肪や肉の塊なので乳首を除いて感度は極めて低くなっています。それらの場所を触られて気持ちいいと感じるとすれば、それは性的な行為をされているという意識からくる気持ちの高まりです。そういう意味では、乳房は心理的性感帯だと言えます。

一方肉体的性感帯として、特に有名なのが太ももの内側です。感度の高さは抜群で、指でなぞられるだけで体をのけ反ってしまうほどの快感が走る場合があります。他にも耳、首筋、ワキの下、へその周辺などが性感帯としてよく知られています。

 

個人差が大きい女性の性感帯

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理屈の上では、神経の集まっている場所はすべて性感帯です。ただ個人差が大きいため、女性全員に当てはまるわけではありません。
気になる人は、自分の体の中で彼に触られて気持ちがいいのはどの部分かを思い出してみましょう。どこも気持ちよくないし、くすぐったいだけという場合は、性感帯が未発達である可能性があります。そういう時は、彼とのスキンシップを根気よく重ねていけば、感度が高くなっていきます。
ただし最初は強い刺激は避けて、なるべく優しく愛撫してもらってください。慣れていくにつれて、くすぐったさが消え、気持ちよさを感じるようになってくるはずです。

 

愛情を深めるためには時に性感帯の場所を伝えることも必要

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男性は女性を喜ばせたくて、性感帯について勉強をしたりもしますが、個人差の大きな事柄なのでうまくいかない場合が多いようです。一方、女性の方も相手を傷つけるのが怖くて、感じているふりをしてしまうケースがあります。しかし、これはお互いにとってよくありません。上辺だけを取り繕っていると、将来破綻を招くものです。喜びを分かち合ってこそ愛情は深まっていきます。

もちろん、気持ち良くないとはなかなか言えないので、演技をするくらいなら自分の性感帯を伝えておいた方がよいでしょう。女性の方からそのような話はしにくいかもしれませんが、日頃からコミュニケーションを密にして気軽になんでも話し合える空気を作るのが大切です。その結果、性感帯を探す作業を彼と一緒にできるようになれば、それが愛を深めることにもつながっていきます。

ANGIE編集部