2015.08.20 UP
顔のたるみを撃退できる「綿棒ツボ押し 筋膜リリース」って?
20代から始まっていると言われる「顔のたるみ」。ほうれい線が顕著になり、顔のフェイスラインがぼやけ、肌のたるみを感じるようになったら要注意です!
見た目年齢が上がるだけではなく、肩こりや偏頭痛を引き起こす可能性もあるんだとか。
今回は、美容と健康に悪影響を及ぼす顔のたるみを改善するテクをご紹介します。
「顔のたるみ」の原因は?
一般に、加齢により肌の弾力・ハリが失われることで生じるとされる顔のたるみ。
ですが、それ以外にも様々な要因が指摘されています。それぞれ詳しく見ていきましょう。
・加齢
皮膚の真皮層にあるコラーゲンやヒアロルン酸が年齢とともに減少すると、皮膚の伸縮性がにぶくなります。たるみの最大の原因でもあります。
・紫外線
UVA(紫外線A波)が皮膚の真皮層にまで届き、コラーゲンやヒアロルン酸を作り出す酵素を破壊してしまいます。
・乾燥
真皮層の水分が足りなくなると、新陳代謝が乱れ肌のハリを失うことに。
・栄養不足
コラーゲンやヒアロルン酸の元になるたんぱく質やビタミンC。
食生活が偏りこれらが不足すると、栄養が行き渡らず肌のハリもなくなっていきます。
・顔の筋肉の衰え
顔についている2つの筋肉「表情筋」と「深層筋」が衰えることで、顔の皮膚や脂肪を支えられなくなり、肌に栄養が行き渡らなくなります。
顔の筋肉が硬くなると、筋膜にあるリンパの流れが悪くなります。その結果、老廃物が溜まりたるみの原因に。
笑うことが少ない場合は、一気に表情筋が衰えてしまうんだとか!
・姿勢
顔の筋肉は首とつながっています。長時間パソコンの前に座ることで首の位置がずれ、あごが下方向に引っ張られてしまう原因に。
猫背気味の場合や、頬杖をつく癖がある場合も要注意!
「顔のたるみ」を解消する3つのテク
様々な要因が重なり合って生じる顔のたるみ。改善するために効果的なポイントは以下の3つです。
・筋膜を整える
・姿勢を正す
・コラーゲンを摂取する
さらに普段の美肌ケアでもお馴染みの、栄養豊富な食事、十分な睡眠、紫外線&保湿対策を並行して実践するとより効果的です!
話題の「筋膜リリース」って?
今話題となっている「筋膜リリース」。
硬くなった筋膜をほぐすことで、血液とリンパの流れを良くし、新陳代謝を活発にする効果がある療法なんだとか。
この筋膜リリースに効果的なのが「べろ回し体操」。舌を回すだけの簡単なエクササイズで、ほうれい線や顔のたるみが改善されるんだそう!
やり方はとても簡単。口を閉じたまま、舌を上下の歯茎に沿って回すだけ!
左右20回ずつからスタートし、慣れてきたら50回を目安にしてみましょう。あごや耳のつけねが痛くなったら、きちんと体操ができている証拠です。
『ほうれい線やたるみがスッキリ! 驚きの美顔メソッド ベロ回し体操』小出馨・小出晴子著 (東京書籍)で詳しく紹介されていますよ。
東洋医学にもとづいた「綿棒ツボ押し」もおすすめ!
東洋医学では、加齢やストレスによって身体のバランスが崩れ、老廃物が溜まることで顔のたるみが生じると考えられています。
この東洋医学に基づいた顔のたるみ防止ケアとして、海外のメディアも注目しているのが「美容鍼」。
マッサージや美顔器では届かない肌の内側の組織に刺激を与え、リフトアップ効果が期待できるんだとか。
今回は、美容鍼と同等の効果が得られ、自宅で簡単にできる「綿棒ツボ押し」をご紹介します! 表を見ながら、各ツボを綿棒で5〜10秒ほど押していきましょう。
Image by 丸しん鍼灸整骨院
・廉泉(れんせん)・・・あごのたるみ解消
・地倉(ちそう)・・・ほうれい線の解消
・頬車(きょうしゃ)・・・顔のむくみ解消。小顔効果もアリ。
ツボ押しの前に蒸しタオルで顔を温めておくと、リンパや血液の循環が良くなり効果もアップするんだとか。
寝る前のスキンケアタイムに取り入れてみましょう!
アラサー・アラフォー女子の大敵である顔のたるみは、毎日のケアが肝心です。
顔のたるみを改善して、内面も外面も若返りましょう!
※参考 『ほうれい線やたるみがスッキリ! 驚きの美顔メソッド ベロ回し体操』小出馨・小出晴子著(東京書店)
Timmy
ライター