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2023.03.14 UP

元アイリストが解説!目的別おすすめまつげエクステの種類と長持ちさせる方法


まつげエクステを付けようとサロンのサイトをチェックしても、最近はエクステの種類が多すぎて迷ったり、違いが分からなかったりしませんか?

筆者は十数年間、アイラッシュサロンでアイリストとして勤務していました。

「エクステを長持ちさせる方法は?」「エクステの種類を教えて!」など、まつげエクステに関する知識や疑問を皆さんに分かりやすくお届けします。

 

まつげエクステとは

まつげエクステとは、自分のまつげ(以下、自まつげ)にグルーと呼ばれるエクステ専用の接着剤を使用し、人工のまつげを付けるものです。

長さやデザイン、ボリュームの違いで目元の印象を変えたり、マスカラが不要なのでお化粧の時間を短縮することができます。

 

まつげエクステのカールの種類と特徴

まつげエクステにも様々な種類があり、太さや長さ、カールに違いがあります。

ポイントをおさえて紹介します。

Jカールはナチュラルな仕上がりになる

ビューラーで1度軽く上げたような自然なカール感があり、オフィススタイルや自まつげが長く見えるように見せたい人に最適なカールです。

カールが少ないので自まつげとグルーの接着面が多く取れるため、他のカールに比べるとエクステの持続力は長くなっています。

Cカールはパッチリした印象に

サロンで1番選ばれることが多いカールで、ビューラーで2度程上げたような強いカール感を出すことができ、目元を華やかな印象にしてくれます。

毎朝ビューラーとマスカラをしている人にはメイク時間の短縮ができ、「忙しい朝にはありがたい!」とお客様からの声も多かったです。

DカールとSDカールは同じ、強いカール感

サロンによって表記が違ったりしますが、根元から立ち上がったようなしっかりしたカール感があるのがD、SDカールとなります。

カールがCカールに比べてもしっかりある分、グルーの接着面が少なく他のカールに比べるとエクステは取れやすい傾向があります。エクステの持ちも気になる人は、選ぶ際は注意しましょう。

 

まつげエクステの素材や施術方法の違い

ここからは、一般的なまつげエクステの素材や、付け方による違いを解説していきます!

シルクエクステ

昔からあるエクステの素材で、艶とコシがしっかりあり、存在感がでるエクステです。

カールのキープ力は強いのですが硬さがあるので、違和感を強く感じたり、目をこする癖のある人はグルーが剝れ落ちやすくなります。

ミンクエクステ

近年出てきたまつげエクステで、マットな質感と程よい柔らかさがあり、ナチュラルな仕上がりになります。

柔らかいエクステを付けたいけれど少し費用は抑えたいという人や、マツエク初心者におすすめです。

セーブルエクステ

エクステに艶がありボリューム感が出るのに、ミンクエクステよりも柔らかく、1本が軽い装着感で良い所取りのエクステですが、シルク、ミンクに比べるとお値段が高くなっています。

カラーエクステ

黒以外の、カラフルなエクステです。

目尻にワンポイントで入れたり、ブラウンで柔らかい印象の目元にしたりと、お洒落で可愛いエクステです。

サロンによって取り扱いがなかったり、やりたい色の在庫がなかったりするので、事前にホームページ、又は電話をして確認しておきましょう。

フラットラッシュ

エクステの根元が平らになっており、従来よりも軽い装着感を実現したエクステです。

フラットエクステの中には、エクステの表面に凹凸があり、自まつげとエクステがしっかり接着する作りになっているものもあります。

根元が平らな分アイライン効果を薄く感じたり、ボリューム感がなく感じてしまう人も多いです。

初めて挑戦する人は、今まで付けていたエクステの種類と太さをメモし、アイリストに相談してボリュームの調節を確認しておきましょう。

ボリュームラッシュ

1本の自まつげに対し、0.1mm程になるエクステを2から5本装着する施術です。

片目150本から300本以上と装着幅も豊富にあり、目元にボリュームが欲しい人には最適です。

ボリュームラッシュは可愛いと思う反面、自まつげが伸びると束が回転してしまい、サイドのエクステを巻き込んで自まつげが穴のように抜けてしまう人を数多くみてきました。

自然な脱毛でない場合、抜けてしまうと3ヵ月程は自まつげが生えてこない人もいるので、2週間を目安にメンテナンスを細かく行う方が良いと思います。

ドールエクステ

1本のエクステがあらかじめ束になっていて、先端が広がっておらず、束感が出るエクステです。

最近流行っている中華メイク、白湯メイクやくらげメイクの目元も、ドールエクステとシングルエクステをミックスで装着すると理想に近づくと思います。

ボリュームラッシュ同様、沢山装着する場合は束になっているエクステ同士が絡みやすいので、細かいメンテナンスが必須になるので注意しましょう。

 

まつげエクステQ&A

サロンで働いていた時にお客様からよく聞かれたことや、お手入れについて、元アイリストならではの視点でお答えしていきます。

パリジェンヌラッシュって何?

パリジェンヌラッシュはまつげエクステでなく、新しいまつげパーマの名称です。

従来のまつげパーマに比べて根元からしっかり自まつげを立ち上げることができ、トリートメント効果が高いので、自まつげへのダメージが少なくなっています

目元をよりパッチリした印象にさせることができ、逆さまつげやビューラーで上げても自まつげが下がりやすいといった人におすすめ。エクステとの併用も可能です。

一番ボリュームが出るのはどれ?

自まつげ以上の本数を付けるボリュームラッシュ、又はドールエクステです。

見え方がボリュームラッシュは細かくまつげの本数が多いボリューム感になり、ドールラッシュは束感で濃さが出るボリューム感になります。

理想のデザインに近い方のボリューム感はどちらなのか確認しておくと、イメージとズレることが少なくなります。

一般的にどれくらい持つの?

早い人で2週間、長い人だと1ヵ月半程度で、ライフスタイルやお手入れの仕方によって異なります。

気になったらこまめにサロンに通ってメンテナンスをしていく方が、エクステの種類によっては自まつげを傷めず、綺麗な状態を保てますよ。

できるだけ長持ちさせる方法は?

できる限り触らないことです。

無意識の内にエクステに触ってることは意外と多いので、触っていたら家族や友達に教えてもらうようにしてみましょう。

また、自まつげが太ければ接着面が多くて長持ちしやすくなるので、まつげの育毛剤と美容液を併用して使用するのがおすすめです。

オイルクレンジングは使える?

グルーによっては使えるのですが、筆者は使わない方が長持ちしやすいと思います。

最近はまつエクOKと書いてあるクレンジングもよく目にするようになりました。

取り扱っているグルーもお店によって異なるので写真を撮って、使用前に聞いてみましょう。

 

まとめ:なりたい目元に合っているエクステを選ぼう

エクステの種類によって、エクステの持ちや仕上がりの違いがあります。行きたいと思っているサロンに事前に問合せしてみても大丈夫です。

仕上がりが理想と違っていたり、すぐ取れてしまったりすると悲しい気持ちになりますよね…。

たれ目風にしたかったり、目を触る癖があれば目頭を少し開けて装着したりなど、悩みや希望に対応してくれるお店もあります。

自分がなりたい目元をアイリストと相談しながら決めていきましょう。

アイリストとイメージのズレがないように当日もしっかり相談するのが大切! 理想の目元に合うマツエクを探してみましょう。

シマフクロウ

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