2021.01.23 UP
美容ニーズはどう変化した?コロナ禍における新たな「美容との向き合い方」
まだまだ終息の見通しがつかないコロナ騒動。その影響により、人々の美容に対する意識も変化しているようです。
今回は、美容メディアmira(ミラ)が、365名の女性(15歳-49歳)を対象に実施した「美容に関するアンケート調査」の結果をもとに、美容ニーズの変化をご紹介します。
コロナ禍で、女性たちは美容とどのように向き合っているのでしょうか?
化粧品を購入する「場所」が変化。オンラインショップ需要が拡大!
まず大きく変化が見られたところに、化粧品の購入方法の変化が挙げられます。
実際にコロナ禍によって「化粧品の購入方法が変わった」と答えた方は、4割以上を占めました。
化粧品の購入方法については、コロナ以前だと「ドラッグストアで購入している」と回答した人が全体の9割近くを占めていました。
一方で、「購入方法が変わった」と答えた4割のうち、8割以上はEC(オンラインショップ)で購入するようになったと答えています。
ちなみにコスメ好きな筆者も、コロナウイルスの流行を機にオンラインショップで購入することが増えました。
デパートやショップに行ってもテスターを使用しにくい状況ですし、都心のコスメショップに足を運ぶこと自体、ハードルが高く感じられます。
初めは、高価なデパコスだと現品を見ずに購入することに抵抗がありましたが、今となっては好きなだけ吟味できる通販の快適さにハマりました!
カラーやテクスチャーに関しては、SNSのリアルな口コミがとても参考になります。
「デパートやショップで購入しにくくなった」と感じる人が多数!
オンラインショップの利用者が増えたという結果からも分かるように、対面での化粧品販売にコロナの影響を感じている方は多いようです。
「2020年はデパートやショップの化粧品のカウンセリングなどでコロナの影響を感じましたか?」という質問に対しては、7割以上もの人が「はい」と回答。
具体的には「コスメのお試しがしにくく購入の機会が減った」「対面接客に制限ができて不便を感じた」といった回答が目立ち、衛生面によるコスメの試しにくさや接客の制限などによって、化粧品をショップで買いづらくなっている傾向が見られました。
コスメショップによっては、使い捨てのチップや洗い場を設置するなど、衛生的にコスメを試せる配慮が見られますが、アイライナーなど直塗りでこそ試したいアイテムも多いことから、テスターがしにくくなったことは否めません。
2021年は「国内」での美容医療ニーズが高まる…!?
続いて、今後のトレンドについて見ていきましょう。
2020年、『国内』の美容医療を利用した人は全体の27%。
これまで美容整形においては、韓国で施術を受ける方も多くいましたが、2021年はまた少し変わってきそうです。
実際に「2021年は国内の美容医療・美容クリニックを利用したい」と回答した方は、75%にものぼります。
コロナ禍によって海外渡航が難しくなった今、国内での美容医療や、美容整形ニーズが高まっていきそうですね。
美容医療で人気の施術といえば、体や顔の脱毛や、美肌ケア、歯の矯正、目元の整形などが挙げられます。
なかでも、やはり脱毛は根強い人気。脱毛と言えば両脇がメジャーなイメージですが、近年は「顔」を気にする方も増えているようですね。
美肌や二重まぶたなどの美容整形は、在宅ワークによって整形後のダウンタイムがをとりやすいことからも、ニーズが高まっているのかもしれません。
ショップに行けずとも楽しめる「美容との向き合い方」を模索してみて!
新作コスメが羅列したデパートでのお買い物はとても楽しいですよね。
だからこそ、店頭でコスメを購入しにくくなって気分が落ち込んだ、という方も少なくないはず。
しかし、ショップへのお出かけやテスターのハードルが上がった現状だからこそ、コスメ情報を自分で調べて通販で購入する楽しさも知ることができました。
まだまだ混沌とした状態が続いていますが、今こそ楽しく美容と向き合っていく方法を探していきましょう!
参考:PR TIMES