2020.05.28 UP
4人に1人が肩こり・腰痛デビュー?在宅ワークの不調と美意識を調査!
春から在宅ワークが続いている人も多いようですが、皆さんは家で働いてみて、どう感じましたか。
「在宅で働けるの、いい!」という声が多いように感じますが、一方で「出社したほうが集中できる」「オフィスの方が仕事が進む」という人も。
そんななか株式会社グラフィコは、2020年4月末に2週間以上在宅ワークをしている全国の女性400人を対象として、在宅ワークの実態に関する調査を行いました。
その調査結果から見えてきた、在宅ワークの思わぬ側面をご紹介します!
在宅ワークは身体に負担? 約6割が肩こりを実感
調査ではまず、在宅ワークをするようになって感じた「からだの不調」について質問しています。
それに対して最も多かった答えは、肩こり(57.8%)。続いて腰痛(35.8%)、眼精疲労(33.8%)でした。
次に、在宅ワークを始める前後での変化を見てみましょう。
あなたの「肩こり」は在宅ワークをするようになる前と比べてどうなりましたか。(単数回答)
あなたの「腰痛」は在宅ワークをするようになる前と比べてどうなりましたか。(単数回答)
肩こりや腰痛について、在宅ワークを始める前と比べるとどうかという質問では、「以前よりひどくなった」と答えた人が約半数という結果に。
肩こりについては24.2%、腰痛についてはは26.6%が「以前は感じなかったが、在宅ワークをするようになって感じるようになった」と回答し、約4人に1人が在宅ワークによって「肩こり・腰痛」デビューしていることが明らかになりました。
デスクワーク用の机と椅子があり、「座ってパソコン作業をする」ことに適した環境が整うオフィスに対し、自宅にはちょうどいい高さのテーブルと椅子がない人も少なくないはず。
ローテーブルにパソコンを置いて仕事をしたり、ソファに座りながらひざの上でパソコンを広げたりと、首や肩に負担がかかるうつむき姿勢になっていませんでしたか?
また、在宅ワークでは人目がなく自由な分、楽な姿勢に崩れがち。つい長時間、肩や腰に負担がかかる座り方をしているかもしれません。
半数以上が「在宅ワークを始めて太った」
在宅ワークをするようになり、体重や体型に変化がありましたかという質問には、10.0%が「とても太った」、45.8%が「少し太った」と回答。半数以上が太ったことを自覚していました。
その原因については、運動不足と間食が増えたことをを挙げる声が多数でした。
仕事中についお菓子に手が伸びてしまう人は、皆がいる場所で仕事をするほうがボディラインを保ちやすそうですね。
「外出できない分、いろいろなお菓子をお取り寄せしてしまった」「お菓子を作りにチャレンジしたら、ハマって食べ過ぎた」など、思い当たる原因がある人は見直してみましょう。
「在宅ワーク中もカワイイ・キレイを意識する」が約4割
在宅ワークによる体重増加を自覚する人が多数派ですが、全ての女性の美意識が低下しているわけではありません。
「在宅ワーク中でもご自身のカワイイ・キレイを意識することがありますか」という質問では、38.5%が「ある」と回答しています。
具体的にカワイイ・キレイを意識してどんなことをしているのかを聞いた質問には、こんな回答が集まりました。
・家の中から出なくても紫外線のケアをする。
・鏡をじっくり見る。表情が乏しくならないように訓練する。
・髪をまとめるバレッタやゴムなど、お気に入りのものを使ったりしている。
・手元が気になるので、セルフネイルをする・指輪をその日の気分で付け替える
他にも「化粧をしないのでスキンケアが気になる」「フェイスパックをする」など、じっくりスキンケアに取り組む人も増えた模様。
オンラインミーティングに備えて「オンライン映えするメイク」を研究する人という人も多いようです!
適度に体を動かして、キレイも磨いていこう!
肩こりや腰痛に悩む人も多い在宅ワークですが、「今後も在宅ワークをしたいですか」という質問には、約7割が「したい」と回答。
体の不調やといった影響を受けつつも、快適に過ごすコツを掴んできた人が増えているのかもしれません。
身体の辛さを少しでも和らげるには、良い姿勢をキープして仕事をしたり、ときには立ち上がって体を動かすことも大切です。
在宅でもダイエットやスキンケアで魅力を高めて、在宅ワーク明けの出社日を迎えたいですね。
参考:株式会社グラフィコ