2020.01.15 UP
30代女性におすすめの美容液人気10選ドラッグストアのプチプラ&デパコス
スキンケアの定番化粧品となってきた美容液は、素肌に栄養を与えてくれる心強いアイテムです。特に年齢を重ねた肌は、弾力やハリが失われたり、シミやしわなどのトラブルを抱えやすくなるので、日ごろから美容液でしっかりサポートしてあげましょう。
美容液というと高級化粧品のイメージがあるかもしれませんが、今はドラッグストアなどで比較的お安く手軽に購入できるタイプも登場しています。
今回は、プチプラとデパコスのおすすめ美容液を厳選してご紹介します。
30代女性が美容液を選ぶポイント
30代からは、それまでの肌ケアや生活習慣が肌にあらわれてくる年代です。若さでカバーできてきた肌トラブルも、30代からは意識的にケアをしないと、どんどん悪化してしまいます。
”なんとなく今まで通り”のケアを惰性で続けているなら、今が化粧品やケア方法を見直すチャンスです。
特に肌の保湿力が低下する30代からの肌には、美容液は救世主となるアイテム。目的や配合成分を見極めて、しっかり選びたいところです。
また、オールインワンタイプの美容液を使っている場合は、専用の美容液に切り替えることも検討しましょう。オールインワン化粧品は、配合している成分の種類は多いものの、一つひとつの配合量が少ない可能性があるからです。
30代からは万能タイプの化粧品よりも、個々のトラブルを集中的にケアできる美容液がおすすめです。
悩みに合った成分が入っているかで選ぶ
美容液に配合されている成分が希少であればあるほど、価格が高くなる傾向がありますが、大切なのは目的に合っているかです。高いからと言って必ずしも、自分の肌に合っているとは限りません。まずは、美容液に含まれる代表的な成分の働きについて知ることからはじめましょう。
セラミド
セラミドは角質細胞間脂質のメインとなる成分で、肌の水分保持には欠かせない重要な成分です。30代からは肌のセラミドが減って乾燥しやすくなるので、セラミド入りの美容液は乾燥肌対策に有効です。
ビタミンC誘導体
メラニンの生成を抑制する働きがあるビタミンCを、肌の真皮層にまで浸透しやすくしたのがビタミンC誘導体です。コラーゲンの生成を促進させる作用もあるので、美白効果だけでなく肌のハリをよみがえらせる効果が期待できます。
アルブチン
メラニンの色素沈着を抑制する働きがあり、多くの美白化粧品に用いられている成分です。30代からできやすくなる肝斑は、改善が難しいと言われていますが、アルブチンは肝斑による色素沈着を抑制する働きもあります。
保湿力で選ぶ
30代からの肌トラブルの多くは、肌の保湿力の低下が原因です。
年齢を重ねると肌のターンオーバーが遅くなり、角質層が乱れて保湿力が低下しやすくなります。角質層は肌のバリアとなって肌の内側から水分が逃げないようにする役割があるので、角質層が乱れてしまうと肌の水分が蒸発して失われやすくなるのです。
角質層では細胞同士をつなぐためにセラミドなどの角質細胞間脂質を蓄えて水分を保持しているので、まずは美容液でセラミドを補うことがおすすめ。美容液に配合されているセラミドにはいくつか種類がありますが、保湿力の高さと刺激の少なさではヒト型セラミド配合のタイプがベストです。
化粧水を馴染ませた後に適量の美容液をとり、手のひらで肌に押し当てるように温めながら馴染ませると肌への浸透力が高まります。
使用感や使いやすさで選ぶ
美容液選びでは使用感もポイントになります。使用感が悪いと使い続けることが難しくなるので、ここは妥協しないようにしましょう。
季節やつける時間帯によってもつけ心地の良さは変わるので、いくつかの美容液を使い分けるのもおすすめです。
例えば、乾燥が気になる冬や肌をしっかりケアしたい夜のお手入れなどには、セラミドの配合量が多く比較的とろみのあるテクスチャーのタイプを。一方、肌のべたつきが気になる夏やメイク前に肌を整えたい朝のお手入れには、サラリとしたテクスチャーのタイプを使うなど、TPOに合わせてチョイスをしましょう。
また、敏感肌が気になる場合は、水っぽいタイプよりも、比較的油分の多くこってりとしたテクスチャーのものがおすすめです。水分量が多いサラリとしたテクスチャーのタイプは肌がしみる可能性があります。
ドラッグストアで買える!30代女性におすすめのプチプラ美容液5選
美容液というと高価なイメージがあると思いますが、今ではプチプラな美容液も登場しています。インターネットやドラッグストアなどで手軽に購入できるので、気軽に試してみてくださいね。
1位:ハトムギ保湿ジェル|ナチュリエ
ロングセラーとなっているハトムギ化粧水のナチュリエがプロデュースする「ハトムギ保湿ジェル」はオールインワンタイプの美容液です。
油分を含まないサラリとしたジェルで、すっと肌に浸透してべたつかず、しっかり保湿してくれます。
180g入りとたっぷり使えるコスパの良さも魅力。顔のケアはもちろん、ボディケアやお風呂上がりのとりあえず保湿にも惜しみなく使えるます。
乾燥が気になる季節には、たっぷりのジェルを肌にのせてジェルパックするのもおすすめ。ジェルなのにしっとりすると口コミでも評判です。
ブランド:ナチュリエ
会社名:イミュ
価格:900円(税抜)
容量:180g
2位:薬用 しみ 集中対策 美容液|メラノCC
「しみ 集中対策 美容液」はロート製薬のスキンケアラインブランド、メラノCCシリーズの美容液です。商品名の通り、しみを集中的にケアしたい時におすすめの美容液です。
メラノCCはニキビやシミ、そばかすを防ぐ効果が期待できる成分を配合したスキンケアシリーズで、こちらの美容液もニキビやニキビ跡が気になっている方にからの評判がよく、ニキビ跡が目立たなくなったという口コミも。
活性型ビタミンCとビタミンE誘導体が素早く肌に浸透して、透明感のある肌に導いてくれます。使い方は化粧水で肌を整えた後に、顔全体、もしくは気になる部分に馴染ませるだけでOK。
ブランド:メラノCC
会社名:ロート製薬
価格:1,180円(税抜)
容量:20ml
3位:プロP セラム|CNP Laboratory(シーエヌピーラボラトリー)
CNP Laboratoryは韓国の有名な美容皮膚科がプロデュースしていることで人気のコスメ。「プロP セラム」はプロポリス配合の保湿セラムで、テクスチャーはそれほど重くありませんが、肌に浸透してもっちりとした肌に導いてくれます。
ミツバチが作り出すプロポリスには抗菌効果に加えて、美容にうれしい効果があり、肌の保湿やつやも期待できます。ボトルはスポイトタイプなので適量をとりだしやすく、衛生的に使えるのも◎。
店舗での取り扱いはほとんどないのにも関わらず、雑誌やネットの口コミから人気に火が付き、韓国旅行でまとめ買いしてくるというユーザーも。
ブランド:CNP Laboratory(シーエヌピーラボラトリー)
価格:2,800円(税抜)
容量:15ml
4位:純白専科 すっぴん白雪美容液|専科
専科は、資生堂プロデュースのリーズナブルで高機能なスキンケアブランド。
「すっぴん白雪美容液」はリーズナブルな価格ながらも、美白や肌荒れ防止に有効なm-トラネキサム酸や、多数の天然由来の美容成分、さらにはWヒアルロン酸などを贅沢に配合した美容液です。
テクスチャーはクリームのようなコクがありますが、重さはなく肌にすっと浸透しみずみずしい使い心地が特徴で、乾燥や毛穴目立ち、肌荒れやシミに効果的にアプローチしてワンランク上のすっぴんに導いてくれます。
同シリーズの「すっぴん朝雪美容液」はSPF50+のUV効果を加えた日中用の美容液で、朝と晩で使い分けるのもおすすめです。
ブランド:専科
会社名:資生堂
価格:1,500円(税抜)
容量:35g
5位:リンクルケア 濃密潤い美容液|肌美精
「リンクルケア 濃密潤い美容液」は、商品名の通り目もとや口もとの気になる乾燥小じわを集中的にケアする美容液です。
コラーゲン、ヒアルロン酸、植物性プラセンタ、植物性セラミドの4種の保湿成分と11種類のオーガニックモイスチャ―成分が角質層の深い部分までしっかり浸透して潤い肌に導きます。
肌のハリを与えるのに有効な浸透型ゴールドレチノールEx配合で、乾燥による小じわを改善する評価試験もクリアしている実力派美容液です。
オープン価格ですが1,000円程度で販売しているところが多く、配合成分や効果の高さからも、コスパ最強の美容液と言えるでしょう。
ブランド:肌美精
会社名:クラシエホームプロダクツ
価格:オープン価格
容量:30ml
30代女性におすすめのデパコス美容液5選
高額ながらも贅沢な成分配合と効果の高さで人気のデパコス美容液。最先端の成分を使った美容液から超ロングセラー美容液まで、人気のデパコス美容液をご紹介します。
1位:ジェニフィック アドバンスト N|ランコム
人気の美容液ジェニフィック アドバンストがさらに進化して登場したのが、「ジェニフィック アドバンスト N」です。
誰もが生まれつき持つ”美肌菌”に着目してランコムが独自に開発した新発想の美容液で、バリア機能をサポートして肌の回復を促してくれます。
30ml~115mlまでの3種類の容量タイプがあり、115mlはなんと30ml分がお得なジャンボサイズでたっぷり使えます。
ブースターとして評価も高く、化粧水の前に使うと化粧水の浸透が良くなるといったユーザーの声も。
ブランド:ランコム
会社名:ランコム
価格:10,000円、14,000円、25,000円(税抜)
容量:30ml、50ml、115ml
2位:モイスチャライジングセラム|エトヴォス
ナチュラルサイエンスなスキンケアとクレンジングいらずのミネラルメイク商品を手掛ける、日本生まれのコスメブランド、エトヴォス。ミネラルファンデーションをはじめ、ポイントメイクアイテムまでが全てミネラルコスメなのは、日本ではエトヴォスが初めてです。
「モイスチャライジングセラム」は肌との親和性の高いヒト型セラミド配合で、キメのととのったみずみずしい肌に導いてくれる美容液です。
1本で美容液と乳液の保湿効果が得られるので、忙しい朝のお手入れにもおすすめです。デパコスブランドの美容液としては、コスパの良さも魅力です。
ブランド:エトヴォス
会社名:エトヴォス
価格:4,000円(税抜)
容量:50ml
3位:アドバンス ナイト リペア SR コンプレックス II|エスティローダ
スキンケア製品として高い評価を得ているエスティーローダの商品の中でも、発売以来ベストセラーとなっているナイトリペア美容液。
最新の「アドバンス ナイト リペア SR コンプレックス II」は、肌の24時間リズムに着目して、独自のクロノラックスCB(TM)テクノロジーを新たに搭載した美容液です。
日中は外敵な刺激から肌を守り、夜はうるおいを補給し若々しい輝きに満ちた肌に導いてくれます。
幅広い年代に支持されていて、母娘2世代にわたって愛用しているユーザーも少なくないロングセラー美容液です。
ブランド:エスティ ローダー
会社名:エスティ ローダー
価格:9,500円 、13,500円(税抜)
容量:30ml、50ml
4位:ダブル セーラム EX|クラランス
「ダブル セーラム EX」はフランス生まれのコスメブランドとして不動の地位を誇るクラランスが誇るNo.1 美容液です。
20種類以上の植物由来成分をフレッシュな状態で肌に届けるため、ダブルフォーミュラーを採用。使うたびにオイルと水分がフレッシュな状態で出てくるダブルセーラム処方となっています。
肌の保護膜に近い、水分70%+オイル30%の黄金バランスで、肌への親和性は抜群です。肌に素早く浸透して馴染むので、べたつき感が少ないのも◎。
ブランド:クラランス
会社名:クラランス
価格:11,000円、15,000円(税抜)
容量:30ml、50ml
5位:ザ・タイムR デイエッセンススティック|イプサ
「ザ・タイムR デイエッセンススティック」は珍しいスティックタイプの美容液です。日中の肌の乾燥にピンポイントで保湿ケアができるのが特徴です。
独自技術でうるおい保湿成分を約65%も配合していて、メイクの上からも集中的に水分補給ができるのが◎。化粧前やお直しの時に使うと、その後のファンデーションののりが良くなります。
テクスチャーが比較的柔らかいので、直塗りの他、パーツによっては指でトントンと馴染ませる使い方がおすすめです。
ブランド:イプサ
会社名:イプサ
価格:2,900円(税抜)
容量:9.5g
30代に美容液は必要?
美容液は肌の内側に浸透して、肌の保湿力を高めてくれる美肌の強い味方です。年齢とともに肌の水分量は低下するので、30代からは特に保湿ケアが重要になります。その意味で、30代からは美容液を使うことはマストと言っても良いでしょう。
さらに、30代からは肌の自助作用も低下し肌の回復が遅くなりがちなので、美容液の力を借りることをおすすめします。
美容液はその他のスキンケアコスメに比べると割高ですが、その分、肌に嬉しい効果が期待できる貴重な成分が配合されている商品が多いので使う価値はあります。
肌トラブルが深刻になる前に早めに使い始めることで美肌を保ちやすくなるので、30代前でも早めに日常のスキンケアアイテムとして美容液を取り入れると良いでしょう。
30代で使いたい美容液は?プチプラ&デパコスおすすめ10選まとめ
美容液は、補う系のタイプと、肌の本来の力を引き出す系のタイプに大きく分かれます。プチプラ美容液は前者、デパコス系は後者のタイプが比較的多いようです。
それぞれにメリットがあるので、目的や用途に応じて使い分けるのがおすすめです。
肌の保湿力にはスキンケアだけでなく、食事や生活習慣も深く関係するので、毎日の生活をととのえることも意識して美肌を目指しましょう。
平 理以子
美容ライター/恋愛コラムライター/海外(バリ島)ライター